日本人として知っておきたい 世界を動かす現代イスラム (一般書)

著者 : 宮田律
  • 徳間書店 (2014年3月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198637392

作品紹介・あらすじ

およそ16億人もの人々が暮らすイスラム社会。日本人にとっては、「遠い存在」と思われがちなイスラムの、その本質を知る人は少ない。現代イスラム研究で知られる著者が、イスラム圏の文化や生活習慣、ムスリムの教え、イスラム教の特性などを細かく解説する。イスラム社会とは何か、市井の人々はどのように暮らしているのか? また、中東諸国と日本の関わりなどをレポート。中東社会のすべてがわかる、現代イスラムの入門書!

日本人として知っておきたい 世界を動かす現代イスラム (一般書)の感想・レビュー・書評

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  • 読み足りない…
    とても良かった

  • 文章が(話が)飛んだり、あまり論理的でなくて読みづらかった。
    内容は、たぶん事実をたんたんと述べているのだろうけど…

  • イスラムへの興味がより深くなり、
    よりイスラムのことがわからなくなり、
    そうなると、イスラム圏に行くしかない!と知的好奇心を掻き立てられました。

    昔社会・世界史の授業で聞いた言葉がたくさん出てきましたが、知識が追いつかず…
    事前知識がそれなりにあれば、
    本書の理解も深まったと思います。

    読んで知ったこと・学んだこともあったけど、
    読んで生じた疑問や、わからないことから膨らんだ興味の方が大きいです。

  • 池田清彦さんのおすすめの本ということで福岡市図書館を検索してみたら、かなりの順番待ちで、糸島市図書館にリクエストしたところ購入していただいた。ありがたい!

    学生時代に世界史やら地理などで聞いたことがあような人名や地名が出ては来るのだが、どうも実感がわかない。国名も変わるし、王朝名も変わるし、首都の名前も変わる。紀元後だけでも2,000年以上の歴史があるのだからあたりまである。そんな当たり前のことも忘れているほどイスラム圏のことに関して無知で無関心だったのだということに改めて気づいた。

    イスラム圏の人々が近現代に列強の国家から受けた仕打ちを、殆ど知らないままこれまで過ごしてきたことを恥ずかしく思った。まったく無知はしょうがないものだ。自爆テロも宗教心やイデオロギーを動機としているのではなく、家族を殺された復讐心によるものだそうだ。アメリカはこれまで多くのイスラム圏の人々を手にかけてきているのだから、テロの発生は自らまいた種であろう。憲法のでたらめな解釈による集団的自衛権(集団的参戦義務)なんかで、どうしてアメリカがまいた種に日本がつきあわされなければならないのか?まったく安部首相はとんでもないことをやっている。

    イスラム圏の人たちが、広島や長崎の原爆投下をよく知っていて、日本に同情してくれていると筆者の宮田さんは述べている。アメリカの原爆投下によって広島で14万人、長崎で7万人の日本人の生命が一瞬で失われた。原爆被害者の遺族の方にはアメリカに対する復讐心は無いのだろうか?いやおそらくあったに違いない。しかし、他の大多数の日本人の現状肯定の同化圧力に屈して、その復讐心を平和運動に昇華されたのではないだろうか。

    ともかく日本は戦争に負けたのだから、戦勝国であるアメリカに楯突くことなどできなかっただろう。それにしても、中国や朝鮮が日本にどんな害悪を及ばしたというのか?アメリカのような非人道的な振る舞いを日本人に対して行ったことがあるのであろうか?こう考えると昨今の反中感情、反韓感情は、アメリカに対する反米感情と日本が中国や朝鮮に対して行なった残虐行為に対する罪悪感とを巧妙に無意識にずらしてすり替えたものではないかと疑いたくなる。この本にも少しは書かれているがアメリカが世界の各地で行ってきた戦争について日本人はもう少し学ぶべきだと思った。

    ヨーロッパ列強の植民地主義についても同様である。日本がロシアのバルチック艦隊を破ってヨーロッパ人による日本の植民地化を防ぐことができたのは、ほとんど奇跡だったのだから、日本人がイスラムの人たちと同様の状況に置かれなかったのも奇跡なんじゃないかと思う。しかも、それを成し得たのは現代のわれわれではなく幕末から明治を生きた先人たちだったのだ。過去の偉業に縋るだけすがって生き延びているのが今のわれわれだということでは、やはり、ご先祖様に申し訳ないような気がする。いまの私たちにできる生存方法を真剣に模索しなければならないのではなかろうかと考えたのだけれども、思い浮かばない。反米だ!などといって解決する問題ではない、人類に共通する人の業とでも言わなければならないものがその奥底には渦巻いているのであろうから、そう簡単であるはずがない。

    まぁ、なんにせよ、資源のない日本はすべての国や地域の人々と仲良くやらなければ生き延びることが難しいのはわかりきっているだろう。そのためには、まず、それらの人々のことを理解しようとすることが大事だなと。この本を読んでいる時に、二男がドイツとトルコの合作映画「おじいちゃんの里帰り」という素晴らしい作品を借りてきてくれて家族で観ることができたのも何かの縁なのだろう。イスラムの人たちのことを知るたびに連帯すべきはこの人たちなのではないかと思える。そのくらい尊敬や共感できる要素が多い。もう少しイスラムを勉強しようと思った。

    できれば、本書に紹介されているこの映像は見ておいてほしい。
    https://www.youtube.com/watch?v=EmsRNQ57f1M
    もし、この歌を聞いてアメリカに対する怒りを抱くことができれば、おそらくイスラムの人たちと何か共有することができるのではないかとわたしは思うからだ。

    Mahalo

  • 現在、イスラム諸国の中で環境分野での改善に特に力を入れているのはカタール。生態系の保護も協調され、都市開発でも緑化の充実が関gなえられているが、カタール政府は経済発展によって申告な環境問題が発生しないように注意を払う。

    アラブ人は人前で怒ってはいけない。アメリカによるイラク戦争などはアラブ人の国際社会という人前で、恫喝するものだから、アラブ人がアメリカ人に反発を覚えるのも当然。

    トルコのエルトゥール号を記念して桜587本が椅子ランブールに植樹された。

    イスラムの根幹にあるのは、公平、正義、平等という概念。

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