中国・韓国が死んでも隠したい 本当は正しかった日本の戦争 (一般書)

著者 :
  • 徳間書店
4.13
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本棚登録 : 73
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198637675

作品紹介・あらすじ

内外において、明治以後の日本は「対外侵略を繰り返した」といういわれなき批判を浴び続けてきた。だが歴史の真実は、日本ほど他国から侵略・蹂躙されてきた国はなかったのだ。列強に不平等条約を結ばされ、清やロシアからは恫喝を受け、朝鮮からも親書拒否や公使殺害などの被害を受けてきた。近代の日本の戦争は、すべて自衛戦争であったのだ。また、日本には戦犯は存在せず、中韓の靖国批判に根拠がないことも論証。目からウロコの歴史の真実!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからして内容の方向性は容易に想像でき、また想像通りなのだが、それでも知らないことは想像よりも多かった。類書との比較で特徴的なのは近代中国の内戦について多く書かれていることで興味深かった。多くの事件に触れられている一方、本の分量からも各事件についてそれほど詳しく書かれているとは言えない。それにしても自分の勉強不足を痛感した。

  • タイトルは挑戦的過ぎて、あまり良いとは思わない。戦争が正しいというのはやっぱり引っかかる。どこがどう変わったって、たくさんの人たちが死ぬのだ。

    それでも言いたいことはわかる。
    常々考えるのだが、じゃあ、あの時期あの環境でどうすることが正解だというのだ。その検証をしないと、同じ状況が起きた時に、より良い選択ができるのか。

    つまるところ、日本だけが頭を下げ続ける必要は全くなく、むしろ、他国とはかなり違う目的で戦ったのであり、それが西欧列強には受け入れられなかった、有色が白いのに対等に向き合えると突きつけられた、そういう面を敢えて取り上げない。

    間違っていたのは、戦争に負けたことだけ。

    普段から頭をよぎる言葉と同じだった。(2018.1.28)

    再読。

    「正しい」というのはやっぱり気になるが、相対的にそうであったと思う。少なくとも、文句言っとる奴らは、そんな権利も実態もない国ばかり。

    日中戦争は事実上一年半程度で、後はほぼ、そっちの内戦つうか、足の引っ張り合いに巻き込まれてたっていう一文を見落としていた。

  • 清国末期から日中戦争、国共内乱までの国際情勢を紐解き、大東亜戦争の意義を語ってくれる。だが、本当のメッセージは、最終章に書かれている日本人に対する警告だ。
    『6.戦後日本の「反省と謝罪」は、中国や韓国から押し付けられた「正しい歴史認識」への同調からくるものだが、それは歴史への冒涜であり、犯罪行為にも等しい。』
    『自分たちの国のことは自分たちで決める。それが誇りある国と国民の姿である。他国の主張や恫喝を唯々諾々と受け入れてしまうことは、文化、文明の自殺・魂の死だけでなく、日本の死だと知るべきである。』

  • 20150117
    当時の歴史背景がよくわかった

  • 大学受験で勉強した清朝後期以降の中国史の記憶を辿りつつなんとか理解。当時の情勢、出来事を横断的に解説してくれて、とても分かり易かった。

  • 明治以降の日本の戦史を、時系列を行きつ戻りつしながら述べてゐる。「小国である日本が大国相手に戦つた戦争が侵略戦争である筈がない」「日本にA級戦犯は存在しない」など、最後の数ページを読む為にだけでも1000円拂ふ價値があります。

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著者プロフィール

1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』『世界から絶賛される日本人』『韓国人に教えたい日本と韓国の本当の歴史』『中国の正体知ってはいけない「歴史大国」最大のタブー』『新型肺炎感染爆発と中国の真実』(以上、徳間書店)、『もしもの近現代史』(扶桑社)など多数。

「2021年 『中国人も知らない歴史のタブー ジェノサイドの中国史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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