失踪都市: 所轄魂 (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 126
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198638238

作品紹介・あらすじ

空き家から男女の白骨死体が発見された。そこには3年前まで老夫婦が住んでいたが、転居したあとの行方がつかめない。銀行口座を調べたところ、ネット経由で2000万円が引き出されていた。ほかにも高齢者が3組、同じように行方不明に。城東署の葛木警部補は息子のキャリア警視・俊史とともに捜査に乗り出すが、上層部はなぜか消極的。事件つぶしの疑惑に、所轄魂に火がついた。やがて浮かび上がった容疑者に、葛木父子と捜査陣は震撼する――。

感想・レビュー・書評

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  • カルト宗教団体による失踪事件。
    薬物投与、マインドコントロール。行政による職権消除、住民票の削除。
    警察退官者が宗教団体設立。官舎における妻を介した勧誘。キャリアの保身。
    キャリアと所轄の駆け引きが長かった。グチグチしている場面が多い。息子が所轄に近いキャリアなので、親父としては誇らしいだろう。膿は出し切れないようでもどかしい。すっきりしない。

  • シリーズ第2作。

    基本設定は、面白い。
    物語も、面白い。

    ただし……、一昔前の小学校の道徳授業か?と思えてくるような、青臭い台詞のオンパレードに、少々食傷気味。

    橋田寿賀子ドラマの脚本のような…(笑)。


    ★3つ、7ポイント。
    2015.03.03.図。

  • 所轄魂がさらにグレードアップされた第二弾。
    今回の敵は、警察組織そのもの!?
    所轄魂がいかんなく発揮され、葛木の、あるいは俊史の言葉に、留飲を下げながらページを次々と捲った。
    「所轄の警察官が地べたにしっかり足をおいているからこそ、この国の警察は存在するに堪えるのだ」”踊る大捜査線”の青島刑事を彷彿させる・・・。
    「・・・公安の意識には、泥棒や人殺しを扱う刑事部門より、国家の治安を守る自分たちのほうが格が上だというくだらないプライドがあるようだ」
    「・・・隠蔽しようと・・・大事件を闇に葬るのは矛盾している。・・・それを明らかにしなきゃ・・・俺たちは犯罪者以下になってしまう。・・・逮捕されて罪を償う犯罪者のほうがずっとましで、権力という楯の背後で自らは安泰のまま悪に手を貸す警察官は、本当に犯罪者以下かもしれないよ」「犯罪者以下にはなり下がりたくない。警察をそんな屑ばかりの組織にしたくない。俺は警察が好きだから」
    なんとも胸のすくセリフばかり。
    葛木、俊史親子のさらなる活躍を楽しみに、
    「所轄魂」第3弾も、期待して待っていよう。

  • ふむ

  • 所轄魂第二弾。会話が説明的なのが読後に気になるが読んでる最中は感じさせない。

  • 103上層部に立ち向かう所轄魂。最後がも少し分量があればよかったけどね。

  • 相変わらずの父子相思相愛だ~
    ラストはしりすぼみ。話はおおむね好き、だけど説明多すぎてくどく感じる。連載ものだからそうなるのかな

  • 前半は、似た状況で計3組もの高齢者世帯が行方不明になっている事件性を追っていたが、後半では事件そのものよりも警察の組織話に偏ってしまった感がある。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14506949.html

  • 1月-5。3.0点。
    所轄魂、第二弾。
    定年間近の所轄刑事と、キャリアの息子。
    高齢者の白骨死体が相次ぐ。他殺の疑いがあるが、
    白骨のため難航。事件化すべきでないとの動きが。

    中だるみの割に、ラストが意外とあっけない。

  • 親子で捜査

    葛木邦彦 俊史
    邦彦は捜査1課にいるとき妻を亡くし、所轄に変わった。

    入れ替わりに俊史が、警視庁のキャリアで入社

    お偉いさんとイソギンチャク倉本
    元キャリア?が教祖
    危く俊史の先輩も殺されるとこ

    今野敏?か佐々木譲の本でも、
    偉い人が悪さして、下が暴く話が合った。

    似てる設定

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著者プロフィール

一九五一年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、二〇〇一年『時の渚』で第十八回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。〇四年『太平洋の薔薇』で第六回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。主な著書に『未踏峰』『南極風』『分水嶺』『K2復活のソロ』(祥伝社刊)など。

「2020年 『ソロ ローツェ南壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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