ランチに行きましょう

  • 徳間書店 (2014年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198638405

みんなの感想まとめ

女性の心理を巧みに描いた短編小説集は、さまざまな顔を持つ女性たちの複雑な感情を映し出しています。特に、友人とのランチを通じて見えてくる家庭の悩みや喜びは、共感を呼び起こし、読者に深い考察を促します。笑...

感想・レビュー・書評

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  • 短編小説集『あなたとなら食べてもいい』のなかにある
    「アドバンテージ フォー」に惹かれたので、読んでみました。
    女って、やっぱりいろんな顔をもってるし、女が3人に集まれば何かが起こる。
    妬んでみたり、羨んでみたり。 結託してみたり(笑)
    この作家さん、本当に女性心理を描くのが上手い

  • 幼稚園の送迎バスのバス停でいつも一緒になるママ友達の話。
    5人ともに笑顔の仮面の下には、それぞれ家庭での悩みが潜んでいる。
    たまにランチに行きながら、励ましあったり、反発しあったり。
    誰が幸せ、不幸せなんて関係ない。みんなそれぞれ悩んでいるのだ。

  • 暇かよ、と思わず言いそうになった。
    仕事から帰ったパパがつい言っちゃって
    何よ私がこんなに真剣に悩んでるのに!きーっ!
    てなる感じに。

    ここまですごくはないけど、
    子供会の役員やらPTAやらバレエの付き合いやら、
    いろいろ小学生の間はくぐって来たなあとしみじみ。
    自分で選んだ友達じゃない、
    みたいに作中に出てきた気がするけど、
    ほんとそれな。
    経歴も地域も事情も全く違う集団の中に放り込まれて、上手くやらなきゃ子供に悪い影響あるかも、という謎なプレッシャーに潰されそうになりながら、正解を探りつつ自分を守る服、立ち居振る舞い、言葉、言い方、連絡タイミングと内容。

    上手に出来た、とは思わないが、
    だから子供が困ってるなんて事もなく、
    気づけば当時の人々とは誰とも付き合いがない。
    いや、一人いるけど子供同士は同級生はいなくて仲良くもしてないから、これはママ友じゃなくて自分で選んだ友達だと思う。

    中学生になっても、昼食会のお知らせ、とか来て、
    万障お繰り合わせの上参加下さいとか書いてある。
    行ったことないけどね。
    これもご縁、で友人が出来る事もあるのかも、だから否定はしないけど、私は一抜けた。

    隆さんが本物のいい人だったので、
    読後感は悪くないです。

  • 自分が親になった時、子供を1番に考えて、寄り添える人間になりたいと思う。
    親になろうが人間の根本的な部分は中々変われないと思うが。

  • みんな仲良くて良いな…この事柄は許せない!っていうのがある。

  • 東京の高層マンションに住む様々な事情を抱えたママ友達が、お互いにいろいろなことを思いながらも一緒にランチに行く話。

    ホントによくある設定なんだけど同じく子育て世代だからかつい読んでしまう、そしてなかなか面白い。

    平凡で無難を絵に描いたような主婦の恵子、元モデルでテレビ局に勤める高収入な旦那を持ちながらも浮気をしているセレブで美しい由美、高学歴だけどスピリチュアルにはまっている千鶴、離婚していることを隠している医者でシングルマザーの秋穂、書いていた人気エログがママ友にばれて閉鎖しその後アクション俳優の追っかけにはまりこむ綾子。

    みんなそれぞれいろいろあって頑張って子育てしながら悩みながら生きてる、親近感。

  • 生協の若い配達員に恋心を抱く恵子、同僚の恋人からプロポーズをされたシンママの秋穂、スピチュアルにどハマりした千鶴、戦隊モノのスーツアクターを追っかけている綾子、娘の小学お受験を控えている由美。子供が同じ幼稚園で通園バスのバス停が同じというだけのママ友。子供がいなければ友達にはなっていなかった5人。それぞれのママ友ランチを通して、仲を深めていくお話。


    恵子については、この5人の中では1番平凡で幸せな家族な気がする。秋穂は最初はママ友の集まりには行かなかったが、娘のことで徐々に4人に心を開いていく。千鶴はマジでヤバかった。聞いてるだけで怪しいスピチュアルな先生にのめり込んで、明らかに事案なのに洗脳されてるから受け入れちゃう。怖すぎだった。綾子は家庭がある意味破綻してるから外に出ちゃうのは分かるんだけど、推しに迷惑をかけてはいけないです。


    最後に1番平凡で幸せな家族だった恵子夫婦に、少しハラハラさせられた。あんなにいいご主人なのに…!どうして!と思ってしまったが、そこはやはり恵子のご主人ってかんじで良かった。


    2021.11.9 読了

  • 普通のママ友の日常かと思ったが、最後にほっこりする。

  • 5人のママ友の中にも微妙に付き合いの濃淡が...ってのがリアリティあったかな。読後感は悪くなかったです。

  • 幼稚園バスの乗降場所が同じ母親5人の連作短編集。
    案の定、色々とゴタつくわけだけども、思ったほどドロドロはせず、さして後に引かないので読みやすかった。
    うん、多くの母親はずっと他人の足引っ張ってるほど暇じゃないと思うのよ…。
    タイトルの効かせ方も良かった。

  • キワドイ部分もあるけど、みんな根は真面目というか、一生懸命生きてるママたち。
    30代前半とか、一番人づきあいが難しかった気がする…。
    学生時代の友人とはやや距離ができ始め、ママ友はあくまでママ友、そのうち淘汰されて、ママ友の中にも長く付き合える人もいるし、少なくても本当に気の合う人だけと付き合えるようになるまではまだ時間がかかり、、

    都会のママ友づきあいは大変そう!
    田舎だと奮発ランチもたかが知れてるけど、回数や、場所とか気を使う。
    それでも女性の合言葉、
    ランチに行きましょう。

  • 結局平凡が一番ってことかい。
    幼稚園バスのお迎えママ達が、実は色々抱えてる、という設定が結構ハード。
    我が子が保育園なり幼稚園に行く日が楽しみやら怖いやら……

  • うーん、この手の話は苦手なのかもしれない。「ないわー」な感想でした。

  • ママ友それぞれの事情や言い訳。どのママも憎めず、最後はちゃんとスッキリ終わるのが良かった。
    ママ友同士、こうやって心を開ければ付き合いも少し楽になるのかな。最初から相手を僻んだり妬んだり、そればかりだとドロドロになるのかも・・。こわこわ。。

  • 初めましての作家さん。こんなママ友関係めんどくさそうと思いながらも読みやすくてあっという間に読了。浮気疑惑ではハラハラしたけど結末は心あたたまるものだった。

  • 幼稚園に通う子供を持つママ友5人の話。
    タイトル通り、ランチに行く、行かないの話なんだけど(ざっくり)つくづくママ友って大変だな…と思った(汗)
    共通項が「子供」しかない状態でスタートする友達だから、歳も違う、家庭環境も違う、細かく言うと夫の稼ぎも違う…という中で、何とかバランスを取ろうとする5人が痛々しくもあり、子供の為に色々な感情に蓋をして我慢する姿は尊敬にも値する。

    しかしママ友に限らず、女同士って本当に怖い!
    こっちでああ言ってたかと思うとあっちでは違うことを言っていたり、誰が自分の味方か、誰を自分の味方につけるかを見極める力が必要…でも大体失敗する…(汗)

    読んでいて嫌な気持ちになる箇所もあったけど、全体的には面白かったし、最後も良かったー。
    全国のママ友さん、お疲れさまです…って感じの小説です。

  • 予約
    幼稚園バスのお迎えが同じママ友5人。

    平凡で、みんなとうまく付き合っていく恵子。
    元モデルでテレビ局勤務の夫を持つ美人の由美。
    内科医でシングルマザーの秋穂。
    おっパブ?に勤めていた、今は追っかけの綾子。
    スピリチュアルな千鶴。

    ランチに何千円、パワーストーンに何万円、たいへんなおつきあいだなあ、と感じる。読んでるのはとても面白く、あるあるところも。

    後半、ドタバタ劇で、急にママ友がうまくいくようになり、それぞれの夫婦も元サヤに。
    最後までイヤ路線かと思っていたので少し期待はずれ。特に恵子のところ、なんだか無理な展開。

  • ママ友の話。
    わたしはママでもないしこんなセレブな暮らしもしていないけれど、
    あー、こうゆう人たちいるんだろうなぁ、と思った。
    逆に、自分が今のところ無縁だから気軽に読めたのかも。
    現実で起きたらゾッとするようなこともたくさん出てきたけど、テンポよく読めて面白かった。
    でもたぶん、現実にこーいう組み合わせのママ友グループがいたら、きっとこんなにうまくいかないと思う。笑
    それでも折り合いをつけて子供のために付き合っていかなきゃいけないんだろうなー、とぼんやり考えてみたり。

    平凡な恵子がいちばん幸せそう。

    ✩読んだきっかけ
    「伴侶の偏差値」を読んで、著者の他作品も読みたくなったから。

  • ママ友の世界って、こんなんなのかー
    まぁ女同志だと話せないことも多かったりする
    なんだかんだで贅沢なランチばかりでうらやましい
    ママになって読んだら、「わかる~」ってなるんだろうか

    男の浮気心にヤキモキするのはいやだなぁ

  • 成城といえばセレブのイメージだけど、そのイメージとは違う平凡さとありがちな日常がリアリティを感じる。
    幼稚園ママ…ママ友と無駄な労力を消耗しているようだけど、女の情報への執着は強力でそのための労力と考えれば頷ける。
    シングルママ…いかにも医師らしい思考。医師か母か女かといった選択に迫られた時にどうするのか。
    スピリチュアルママ…評価はこの章。硬くなった魂を挿入とか期待を裏切らずど真ん中にストライク。きっと男はセッションしてくれないんだろうな。
    ママブロガー…巨乳で変態なのでおつむが弱い(私的な偏見)のだが根は邪悪ではないところが救い。
    ビューティフルママ…愛のない結婚の先にあるのは幸か不幸か。親の変化に一番敏感なのは子供。
    チームママ…夫の浮気疑惑に一喜一憂する気持ちに共感した。夫と子供を愛していればこその気持ちなのだろう。

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著者プロフィール

東京都生まれ。2012年「金江のおばさん」で第十一回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。著書に受賞作を含む『ハンサラン 愛する人びと』(文庫版『縁を結うひと』)『ひとかどの父へ』『緑と赤』『伴侶の偏差値』『ランチに行きましょう』『あいまい生活』『海を抱いて月に眠る』などがある。

「2022年 『わたしのアグアをさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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