- 徳間書店 (2014年9月1日発売)
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感想 : 17件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198638610
みんなの感想まとめ
情報分析の重要性をテーマにしたこの書籍は、著者の経験に基づく実践的なアプローチが特徴です。特に、自分自身の「つなげる力」を高めることが強調されており、国際情勢や情報の多様性を理解するためのヒントが散り...
感想・レビュー・書評
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佐藤優さんのエッセイ集といった感じでしょうか、
内容的には、他の著作などとも結構被っています。
題名通りに、佐藤優さんの入門書といった感も。
“国際情勢を分析し、それを血肉とするには、
現在起こっていることを多元的に
「つなげる力」が必要となってくる。”
軸になるのはあくまで自分の“つなげる力”、
情報分析力(リテラシー)といったところでしょうか。
情報に踊らされず、かといって軽視もせず、
うまく使いこなしていくには何が必要なのか、
そんなヒントを見出すこともできるのかな、なんて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
連載されていたものを書籍化するのは、どうも苦手みたいだ。項目のつながりに欠けるし、連載の紙面の都合上、どうしても突っ込んだ内容が書きづらい。情報の導入としてはいいかもしれないけど、自分の感覚とは合わないなと思った。
「情報分析力が優れている人の意見を追う」という指摘には納得だった。情報が溢れているからこそ、ちゃんと自分の情報源を確保すること。 -
第1章 講義篇ー情報を読み解く力を身につけるために/第2章 実践篇1-「ロシア」を分析する/第3章 実践篇2-「日本」を分析する/第4章 実践篇3-「外務省」を分析する/第5章 実践篇4-「アジア・中東」を分析する/第6章 実践篇5-「アメリカ」を分析する
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2021/09/19
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"一般的な情報分析術については、第一章にまとめてある。
2章以降は、筆者の実践的な分析をアウトプットしたもの。
読み物としても面白いし、情報の読み解くヒントを得られるかは、読み手次第のところもあるかと思った。" -
タイトルに相応した内容になっているのは、第1章のみ(全体の3分の1程度)。
あとの2~6章は、『アサヒ芸能』に連載中の時評コラム「ニッポン有事!」の2013年2月~14年6月分をまとめたもの(加筆修正されており、書き下ろしのコラムもある)だ。
なので、佐藤優流情報分析術を開陳した「知的生産の技術」本を期待すると、やや肩透かし。
そういう本が読みたい向きは、当ブログでも紹介した『「知」の読書術』や『読書の技法』を読むとよい。
ただ、2~6章も時評コラムとして読み応えがあるので、一読の価値はある。
国際政治についてのコラムでは、現状への強い危機意識が全編に流れている。
「ロシアによるクリミア編入をきっかけに国際秩序の構造転換が進んで」おり、新帝国主義の時代が到来している、との見立てから、「局地戦が拡大して、第三次世界大戦に発展する可能性を過小評価してはならない」と、著者は警鐘を鳴らしているのだ。
この「ニッポン有事!」という連載は、論戦的性格を強くもっているのが特徴だ。
本書所収のコラムでも、外務省の腐敗高級官僚など、著者の論敵を攻撃する筆鋒は鋭く、痛快だ。何度か登場する「陰嚢のシワを伸ばしてよく聞け」という啖呵は、私も一度使ってみたい(笑)。 -
日露交渉前にだいぶ知識が入って来ましたd(^_^o)
著者はロシアの分析についてはすごいものがあると思います。
本当に尊敬します。
ただ沖縄については感情移入が強いのか僕には客観性が薄く感じられました。
この本で沖縄の血が半分入ってると書かれてましたがなるほどと思いました。
僕も大阪人のアイデンティティがあるので軽く見られると激怒してしまいますからσ^_^;
まだ読み終わってない著者の本がたくさんありますが少しずつ進めて行きます( ̄^ ̄)ゞ -
重要なのは、他人の情報分析の上に乗っかること。信頼できる専門家の分析から学べばよい。
先読みが上手い人、近未来予測ができる人に乗っていき、彼らがどういう物の見方をしているのかを見ていく。
情報分析ができる人とは、情報の文法をわかっている人。
情報さえあれば、あるいは公開情報だけでもだいたいのことを読み解くことができる。
ソ連時代に差別を避けるために、多くのユダヤ人が理数系に進んだ。理数系の専門知識を持っていれば、ユダヤ人であっても良い就職先が得られたから。この理数系が得意なユダヤ人が逸れんからイスラエルに移住した。 -
殆どは週刊誌連載の暴露話をまとめたもの。唯一の書き下ろし部分である1章の情報と教養の違いについてもっと詳細に説明して欲しかった。
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特定個人に対する口撃も含む、癖のある文章。世界情勢よりも罵詈雑言の方が記憶に残る。
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ところどころ出てくる外務省いじめ。というか、過去のウサ晴らしが何とも言えずおかしい。
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勉強の仕方、情報のとらえ方がとても参考になる
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「おい、外務省のなんとか課長の何某、陰嚢のシワを伸ばしてよく聞け!」ってな具合で分析術というより、名指しの個人攻撃を含んだ熱いメッセージ集、あるいは暴露話集という印象。失うものがなく怖いもの知らずとなった著者は、権力者から見ればとっても危険。これじゃあ得体の知れない奴らが自宅のゴミの中を調べるのも無理はない。この本も例によってロシア関係が半分。あとは沖縄が3〜4割と、その他はおまけ。勉強になったのは「迷ったら読まない」という姿勢。ダラダラと手当たり次第に読んでいたらキリがないし、時間の無駄だものね。
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参考になった
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1章を除き、雑誌のコラムをまとめたもの。
書下ろしの1章において情報分析のやり方や効用について説いているが、後の章は日本、ロシア、アメリカ等についての著者の分析が載っているだけであり、内容はともかく超入門というタイトルとは一致していないと感じた。
分析の内容もいつもどおりの外務省批判と沖縄の左翼寄りの言論の擁護であり、後者について著者は自信があるようだが、根拠が示されていないのであまり同意はできない。
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