5人のジュンコ

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  • 徳間書店 (2014年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198638870

みんなの感想まとめ

複雑な人間関係と心理描写が織りなす緊張感が魅力の作品です。登場人物たちの嫉妬やプライドが交錯し、同じ出来事に対する視点の違いが印象的で、それぞれの告白が物語をより深く掘り下げています。特に主人公の佐竹...

感想・レビュー・書評

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  • 私には分からないことが多く、もやもやしたまま読了しました。でも、それはそれでありかなと思いました。本を読みながら、本当にいろんな嫌な感じの人がいるなぁと思いました。

  • 3つの大きな事件名前が「ジュンコ」どぅ 繋がるのかなぁ…っと思ってたが、いまいち繋がらず(泣) ちょっと消化不良。

    世間を騒がせる大きな事件の犯人の名前が「ジュンコ」そのバタフライ効果で他のジュンコさんも色々 巻き込まれるって話だろうけど………ひろげ過ぎた感じですかね?

    大きな事件に埋もれる小さな事件、社宅での人間関係の末に起きた事件は悲し過ぎた。


    結局最初の淳子も毒婦(影響の発端)だったのか………

    帯の文句の「あいつ、消えればいいのにー。」ってか ジュンコの回りの人達も「消えればいいのに」って思う程 クズしか出て来なくて その辺りは流石 真梨作品。

  • 5人のジュンコもその他の登場人物も、嫉妬深さとプライドの高さが尋常じゃありません。
    そのためか、同じ事件や出来事でも視点が変わると捉え方がまるで違ってくるのも見所です。
    同じ事件を題材にした小説として『BUTTER』(柚木麻子著)を読みました。
    事件によって周りの女性たちが狂っていく様子は似ていましたが、着目の仕方やテーマがまるで違って、両方楽しめました。

  • 初めて真梨幸子さんの作品を読みましたー。
    いやー、ゾワゾワさせられましたー。

    佐竹純子というお世辞にもキレイとは言えない女が、
    男を貢いで殺していた。
    そこから、ジュンコたちの告白が始まる。

    佐竹純子と中学のときに仲良し?だった篠田淳子
    久保田芽依のスタッフである田辺絢子
    いなくなった守川正志の母である守川諄子
    イライラがおさまらない社宅に住む福留順子
    ある意味スターの佐竹純子

    たくさんのジュンコたちが、いやーな感じに
    複雑に絡み合っていく。
    次が気になって、ドンドン読んでしまったよー。
    イヤミスってのが、なんか分かるなー。
    エピソード4の順子の終わりが怖かったー。
    マジかーって感じだった。

  • 図書館借り出し。

    木嶋佳苗の事件あったなー。
    確かに当時テレビ観ながらなんでこの容姿で。。って正直に思った。
    5人のジュンコが前後して出てくるので一気読みがおすすめかと。なかなか重めな内容で面白かったけど後半にスピードがつき過ぎたかな。

  • 湊かなえを基準にしすぎて、つい全ての事件が最後に一つになることを期待して読んでしまった。
    読み終わったあと考察をあさってもそういう内容ではなかったのでこれは私の落ち度、、。

  • 嫌な女は大嫌いなのに、ついつい読んでしまう不思議。
    ああ!もう!本当に嫌な女!!!
    と言いつつ癖になる。

  • 佐竹純子 篠田淳子 田辺絢子 守川諄子 福留順子 今回の物語には5人のジュンコが登場します。

    真梨さんの作品らしくどの登場人物も一癖も二癖もあり読んでいて陰鬱な気分になるけれどやはり止められない面白さがあります。

    「エピソード1」から「エピソード5」まで5人のジュンコに纏わるストーリー展開でそしてラスト「エピソード0」でのどんでん返し。

    女の嫉妬、虚栄心、ドス黒い気持ちが盛りだくさんで心地よい作品ではないけれどラストまで読まずにはいられなくなるそんな物語です。

  • 真梨幸子さんの本、クセになる〜!笑
    最近あまり事件もの読む機会なかったけど
    この方が書いた本はすぐ読める!!

    色んなジュンコが出てきて、
    最後の結末に驚かされる、、。

    みんなそれぞれに嫉妬したり
    羨んだり、、、それが殺意になると
    本当に怖いなって思った!

    自分は自分って割り切るって大切!

  • 一気に読める。優越感とか嫉妬とかみんな持ってるんだと思える
    目を逸らしたくなるような事実だけど

  • もう一度始めから読みたくなった。
    5人のジュンコ、それぞれの目線から話が進んでいくが、全員繋がっている訳ではなく、小さな伏線が張られていて回収されていくのが面白かった。
    他の作品より、嫌な描写が少ないため読みやすいと思う。
    個人的にもっと純子目線が欲しかった。
    登場人物が多いため、一人一人に当たるスポットが短く、物足りなく感じた。

  • 一気に読めた。
    木嶋佳苗の事件をモチーフにしたと知り納得。
    様々な「ジュンコ」が出てきて混乱しかけたが
    予想もしてなかった結末にびっくり。

  • 真梨幸子さんの小説面白いです
    イヤミスで私好み

    予想した犯人と違ってました
    こわいよジュンコ
    嫌な女だらけ

  • 漢字違いのじゅんこ、という名前の女性がたくさん登場して
    誰がだれかわからなくなりつつ読む。

    しかし、木嶋佳苗事件をモチーフにした作品て
    どれも面白いな〜
    毒婦なんだろうけど、なんか魅力あるな。
    そうやってみんなだまされて搾取されて死んでんだろうけど。

    誰も彼もマウンティングするのに忙しくて
    そんな自分を恥じつつ
    正当化するのに必死。

    いーじゃん、もっと楽に生きようよ。

    …て思うのは
    私がこういう面倒な人たちの近くにいないからでしょうか。
    ラッキーなのかな、愚かで気づいてないだけなのかな。
    なんにしろ疲れた。

  • おもしろかった。
    おもしろかったんだけど、最近続けて真梨幸子の本を読んでいるからか感動が薄れているみたい。

    なかなかな登場人物の多さなので今回も登場人物をメモしながら読んだ。
    ジュンコが5人出るけどみんながみんな繋がってるわけじゃないんだよね。

    今回の話でかわいそうなのは小学生の健人くん。
    しかも頭をぶつけられてって…
    なんとも気の毒な被害者がいつも出るよね。
    さらっと書かれてたけどこの殺人がこの本の中で一番怖かったかな。

    詢子が赤ちゃんを殺したっていうのは違和感あったけどやっぱり違った。
    そういうことね。
    芽衣がルポをまた書けるために。
    それが自分のためにもなる。

    この話って実際の事件を元にしてるよねと思ったらやっぱりそうだった。
    参考文献に出てた。
    その事件を起こした純子目線の話はなくてちょと残念。
    淳子目線の純子しか騙られてないから実際のところどうだったんだろ?
    出会い系でお金を搾取してたのも淳子だし。
    純子でなく淳子の方が本当は悪女だったのか?

  • 聞きたくもない話を聞き
    話したくもないことを話す

    学生、子なしの主婦、子どものいる主婦
    専業主婦、キャリアウーマン
    どのカテゴリーの女性が読んでも
    しんどくなるほどに
    それぞれの生きづらさが理解できる

    わたしが女だから読んでいて面白かった
    男だったらもっと手放しにサスペンスを楽しめた

  • 感情移入させず読み易い、大人数でも混乱せず、構成勝ち

  • 面白い。気をつけなければ、誰が誰かわからなくなる。ジュンコ以外の人物で。残念なのが、詢子が別の人なら良かったかなぁ。

  • 非常に分かりにくい
    5人のジュンコってことで、漢字違いのジュンコさんが5人登場し、それぞれ少しづつ関わってたりする。
    なんか面白そう!と思ったがこのジュンコ5人がわりと歳も一緒くらいで、もちろん女性だし、区別が難しい。漢字がちがうんだが、語り口が単調なのでどのジュンコだったかな?というのが何回かあった。
    結末的には面白いし良かったが、同じ名前である必要はあったのか?

  • ん~、よう分からん!というのが読み終えての感想。
    タイトルを見た時からこうなる予感はしていた。
    いつも複雑なストーリー構成なのに、5人もジュンコが登場するとなったらどんだけ混乱するやらと。
    全く予想を裏切らない仕上がり。
    そして、相変わらずの生理的に嫌~な気持ちになる登場人物や状況。
    正直言うと、一読して私はさっぱり内容を理解できてません。
    この人が、この話が、どこでどうつながってるのかさっぱり・・・。
    だからこれから分かっている人のネタバレレビューでも見て納得しようと思ってます^^;

    最初に登場するジュンコは連続殺人犯の純子。
    どこかで実際にあった事件を彷彿とさせる、次々に男性を騙し、殺していくというたぐいの殺人。

    そして、次に登場するジュンコは純子の同級生の淳子。
    同じ名前という事もあり、学生時代はいつも一緒にいた2人だったが、実は淳子は純子に支配されていた。
    嘘つきで不細工で性格の悪い純子にいいように使われていた淳子は結局不登校になり、大人になってもその性質が抜けきれない。
    そして、自分の過去を知ったうざい同僚に殺意を抱く。

    次に登場するジュンコはあるルポライターに心酔し、彼女の事務所で働く絢子。
    彼女は殺人者、純子の周囲の人物に取材をしていく。
    その中には淳子もいた。
    そして、次の章に登場する守田美香も。

    4番目のジュンコは守田美香の母親、詢子。
    詢子は不倫をしていて、そのせいで自らも死ぬことになり家族は崩壊した。

    最後の順子は社宅に住み、夫の上司の妻からいいように使われている女性。
    同じ社宅には彼女と同じようにいつも顎で使われているおとなしい女性がいて-。

    そして、最後は純子のエピソードに話は戻る。
    純子という毒をもった女に触発されるように、他のジュンコたちも誰かに殺意やそれに近い毒のような感情を抱き崩壊していく。
    彼女たちが誰かに毒の感情を抱く-その様を描いているのが正に嫌らしい!
    ああ、こんな状況最悪、こんなヤツいたら嫌だよな~。
    というのをストレートな表現で描いていて、悲惨なのにどこかその状況が滑稽で笑える。
    それが個人的には魅力だと思う。

    だから、よく分からなかったけど、面白いは面白い。
    昔ならこれはああで・・・とちゃんと理解しようと努めていたけど、もうそれも途中放棄しました。
    分からなくても楽しめるならそれでいいかなって感じです。

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著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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