空色バウムクーヘン (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店
3.71
  • (8)
  • (24)
  • (15)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 164
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639327

作品紹介・あらすじ

体重42キロのやせっぽち。鏡池若葉の夢はお笑い芸人。高校に入学して待望の相方と出会えた、その直後……ウエイトリフティング部に引きずり込まれるハプニング発生! 向いてないよ、こんなスポーツ!! すぐ退部届を出すはずだったのに、新しい出会いが――。 「自分のためじゃない!みんなのためにも、持ち上げる!」 女子ウエイトリフティング部部員たちの成長を描く、青春スポーツ小説!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読み始めから最後まで、その展開を楽しめた
    読後の印象も、とても良かった
    力が入るシーンが多く、登場人物達を応援したくなる
    いい作品だったなー。

    表示絵が、この作品の世界感を、ずばりと表現していて、何度も見返している。
    装画は、イシヤマアズサさんとありました。

  • 主人公の、あまりにもなお嬢様家庭や、
    芸人が出てきた時には、
    なんというめちゃくちゃな話やと
    読むのやめようかと思ったのに、
    最後まで読んだら、
    ストレートなメッセージが
    きちんとハマっていた。

  • 吉野万理子 著「空色バウムクーヘン」、2015.4発行。鎌倉長谷高ウェイトリフティング部に入った大月弥生となんとなく弥生に連れられて入部してしまった鏡池若葉の物語。青春ものですね。なんとなく読んでるうちに読了しました(^-^)

  • 鏡池若葉は、お嬢様だがひそかにお笑い芸人になることを夢見ていた。高校入学後、同じクラスで体格のよい大月弥生とコンビを組むことに成功した若葉だが、弥生と共にウエイトリフティング部に入部してしまう。体重42キロの若葉だが、取り敢えず部活を続けながらお笑い芸人への道を狙っていた。すぐに退部しようと思っていたのに、気が付いたらウエイトリフティングが好きになっていた。決してトップにはなれないけれど、記録が1キロ増えるたびに自分が変わっていくこの競技に胸が熱くなっていた。部活の仲間たち、幼なじみの健太、そして弥生、みんなと一緒にいたいから、仲間の声が力をくれる。重さをかさねるたび大人になっていく少女たちの青春ストーリー。

  • これはあんまりおもしろくなかった。主人公が前向きであんまり悩まないからか、競技の魅力があまり伝わらなかったからか。お笑いの方向に進んでくれたらもっと面白かったんだけど。

  • 思った以上に 青春小説
    個人的に好きな展開で
    なんか 気持ちよく 一気に読み終えました。
    吉野万里子さん また 別の本も 読んでみよう!

  • あらゆる意外なスポーツを取り上げてきた吉野先生ですが、次はまさかのウエイトリフティング。
    まじでか。
    しかもお笑いまでも。
    ほんとに色々なものに挑戦して書かれてる方だよな…。
    相変わらずスポーツものは爽やかです、シチュー食べたい。

  • 鎌倉!

  • さわやか!

  • お笑いを目指しコンビを組んだ筈が、何故かウエイトリフティングにはまってしまう女の子の話。
    登場人物がそれぞれいい味出してて、みんなそれぞれに自分の場所で頑張ってるんだよねーと元気をもらえた本。

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

神奈川県出身。2005年『秋の大三角』で新潮エンターテインメント新人賞を受賞。『劇団6年2組』で第29回うつのみやこども賞受賞。作品に、『チームふたり』からはじまる「チーム」シリーズなど多数。

「2014年 『新装版 チームシリーズ 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉野万理子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×