天空の救命室 航空自衛隊航空機動衛生隊 (文芸書)

  • 徳間書店 (2015年6月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784198639549

作品紹介・あらすじ

実在する航空自衛隊機動衛生隊の医療チームと輸送機の機長を描くヒューマン・サスペンス。空飛ぶICUと呼ばれる世界有数の装備を大型輸送機に積み込み、緊急を要する患者を遠隔地に運ぶのが任務。スタッフの医官、救命士は患者のために、機長は医官のために全力を上げる。高度1万メートルで起きた緊急事態。限られた時間。襲いかかるプレッシャー。医官と機長が連携プレーで、預かった命を守る。

みんなの感想まとめ

医療チームと航空機のパイロットが協力し、緊急事態に立ち向かう姿を描いたヒューマン・サスペンスが展開されます。主人公は航空自衛隊の医師で、ドクターヘリの航空機版として、長距離輸送を必要とする患者を救うた...

感想・レビュー・書評

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  • 自衛隊の衛生隊で働く医師のお話。前半はドクターヘリなどでは難しい長距離輸送が必要となる患者を輸送する時に起きた話などで展開されるが、後半になるにつれ、ちょっと内容が衛生隊の話からずれていってしまったのが、残念。とても読みやすいし、内村と鰐淵の関係性も興味深いので、続編に期待したい。

  • 航空自衛隊の航空機動衛生隊に所属する内村彰吾という医師が主人公。

    ドクターヘリの航空機版というところなのだが、自衛隊という特殊性のため、頼まれればなんでもオーケイという訳にもいかないようだ。

    その分、緊張感のある案件も多いし、医師も一般の病院で救急診療の腕も磨かなくてはならないし、おっかないパイロットとの確執もありと、なかなか盛りだくさんな内容だった。

    続編があれば、ぜひ読みたい。
    主人公が別の登場人物でもおもしろいかも。

  • 機動衛生ユニット、機動衛生隊の30才医師の成長物語。大変面白かった、続きが読みたいくらい。

  • 自衛隊が好きではないので、こんな感じの話は読んだことがなかったのですが、結構面白かったです。登場人物がみんな極端な性格なのは突っ込みたくなりましたが…。

  • 自衛隊の医官と、自衛隊機で高度医療を行う医療チームの話。様々な患者や仲間との遭遇を通して、主人公が成長していく物語でした。

  • 面白かった♪
    空自のプロたちを描く「命をつなぐ」物語
    「災害派遣」という形式で県知事からの要請を受け動き出す航空自衛隊航空機動衛生隊。
    阪神・淡路大震災がきっかけで設立されたそう。

    こちら自衛隊について、初めて知る救急医療について、興味深く楽しめたし勉強にもなりました。
    救命救急の医師・パイロットの技術や瞬時の判断には驚きと尊敬の気持ちでいっぱいです。
    仕事、家族、サスペンス、恋愛と色んな要素がつまっていてまさかの展開!
    面白かったです。
    他の作品も読んでみたくなりました。

    『頭は冷たく、心は熱く』

    『程度の差はあるが、患者がたいへんな思いをしていることには変わりがない。症状が軽いから重要じゃないわけじゃないんだ。患者の辛さを、医者が決めることはできないよ』

  • これもなかなか面白かった。おちは途中から容易に推測できたが……。でも面白かった。

  • 登場人物たちの年齢がよくわからなかった。
    主人公の妹と結婚するぐらいだから、機長は若いのか。
    家族の物語が多かった。
    臓器移植、事故、離婚、親、不倫、妊娠。
    唐突にテロに巻き込まれて、主人公も考えるところがあったのか。
    「もう迷っている暇はない」その通り。

  • いい話。

  • 航空機動衛生隊の存在を知りませんでした
    お仕事物としても成長物としても読み応えありました

  • 後半は少々唐突な展開なので微妙ですが、前半の流れはとても良い

  • 平易な文章で、一気に読み進んでしまった。
    自衛官の使命感がまぶしかった。

  • 救命室を支える人間模様。救命室の話なのか人間の話なのか中途半端な感じになってしまった。

  • 2016.7.9-42
    自衛隊の若い医官・内村が経験する任務、パイロット鰐淵、妹の優依などに関わる5編

  • 医療もの×自衛隊もの ってことで、絶対好みだろうなぁと思いながら一気に読みました。
    途中で気が付いたのですが、先日同じく自衛隊もの「碧空のカノン」と同じ著者の作品でした。自衛隊ものといえば有川浩さんというイメージがあるのですが、この作者も自衛隊ものを書いているようですね~~。

    防衛医大を卒業した医師の仕事ぶりが描かれていてとても興味深く読みました。
    自衛隊内の病院勤務以外に、手腕を磨くために他の病院の救命室でも勤務したりしているなんて初めてしりました。
    そして輸送機で運ぶ「空飛ぶICU」みたなユニットの存在がすごいなぁと感心しました。
    そういう「へぇ~」「ほぉ~~」という物語前半に比べて後半は、あれ?そういう展開?? なんだか物語に一貫性が感じられないというか、特に天空の救命室に関係ない話題が盛りだくさんでちょっとついていけない感じがしたのが残念でした。
    ラストの話なんて、この話題だけで一冊書いてよ! ってほど大事件じゃないですかっ!! かなりアッサリ…(笑)
    パイロットの鰐淵さんと内村氏の妹の今後が気になりますね。

  • 著者の自衛隊モノの割には、思ったよりも落ち着いた感じの作品。他の作品だと、もっと元気ハツラツというか、「自衛官も普通の人」感がそこはかとなく感じますが、この作品は、医師という成果を描いたからか、そう言う活き活きとしたなりは影を潜めている感じがします。そう言う意味では、もっと弾けた医官の姿を描いて欲しかった気もしますね。

  • 実在する航空自衛隊機動衛生隊が舞台のヒューマンドラマですが、衛生隊に関する記述は通り一遍で、あえて自衛隊を舞台とする必然性が全く感じられません。この人ってこういうパターンが多いような気がします。

  •  自衛隊の話ではありますが、医者として人として、普通に悩んだり迷ったりの話です。
     なんか表紙の雰囲気が空飛ぶ広報室に似てますよね。でも、あそこまで自衛隊に熱くないです。
     キャラクターがいいので、話にも引き込まれます。続編期待。

  • 面白い。「もう、後悔したくないんです」優衣さんも幸せになってほしい。良いチームだ。続編に期待。

  • 自衛隊の医官が主人公の5編の連作短編集。
    輸送機内の治療メインで話が進むと勝手に想像して読み始めたら、そうでもなく、突拍子ない展開もあったりと面食らった。読みながら右往左往してしまった。
    でも、医官の立場や仕事ぶりを垣間見れ、興味深く読みました。できれば空飛ぶICUメインでの続編を読んでみたい。

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著者プロフィール

福田和代一九六七年、兵庫県生まれ。金融機関のシステムエンジニアとしての勤務を経て、二〇〇七年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。主な著作に『TOKYO BLACKOUT』『ハイ・アラート』『怪物』『迎撃せよ』『潜航せよ』『生還せよ』『繭の季節が始まる』『梟の一族』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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