池上彰のそこが知りたい!ロシア

  • 徳間書店 (2015年8月27日発売)
3.72
  • (6)
  • (27)
  • (21)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 193
感想 : 26
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784198639594

作品紹介・あらすじ

プーチン大統領来日へ!日本とロシアの関係はどうなるのか?北方領土問題の行方は?池上彰が完全解説する最新ロシア事情!池上彰は言う。「ロシアは北方領土問題を解決したがっているんです」。さには「ウクライナ問題」「野党指導者の暗殺」「アメリカとの新・冷戦時代」「中国との急接近」「独裁者プーチンの野望」‥‥。日本人が知っておくべきロシアと日本の「密接な関係」とは!

みんなの感想まとめ

ロシアの現状や歴史、そして日本との関係を深く理解できる一冊で、特にウクライナ情勢や北方領土問題に焦点を当てています。著者は、ロシアが抱える複雑な事情やプーチン大統領の動向を解説し、読者に新たな視点を提...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • プーチンおそロシアの再来を彷彿とさせる。今後の日ロ関係について考えるにはまず相手国家のことを知らなさすぎた。なぜかおそロシアについては興味もなく、思い出すことも少ないのだが、地理上では札幌とウラジオストクがほぼ同じ緯度に位置していると知り改めてどうしてこの国の文化や価値観が近しいものがあったのかわかる気がした。余談だが私がそもそも読書にのめり込んだのはドストエフスキーだったが、アメリカの文学に比べてすごく人間心理や本質をついている価値観だった。プーチンの動向が気になるところだが親日派な部分も見られるし話しあいで仲よく出来たらいいんだが。彼は帝政ロシア時代の郷愁に酔っているのかな。人間的に仲よくする気なんてさらさらないんだろうな。一時期は日本企業は中国に多くの工場を作ってきたがこれからはロシアでも極東に外国企業が入りやすい経済特区が指定されていく流れになりそうだ。そうなれば日本企業には税金の軽減対策上のメリットがあり、海外に進出したくなる企業も溢れるだろう。ロシアも経済特区で海外の資産を呼びこんで極東を活性化させたい狙いがあるとのこと。日本においての大きなビジネスチャンスとなることになる。極東からどれだけ安く天然ガス資源を持ってくるかがカギとなるが、ロシアに対する経済制裁があるからなかなか交渉は高度になりそうだ。その前に北方領土問題の解決も問題になっている。産油国でもない日本が原油の値段が下がってきたからと言って喜んでばかりもいられない。解決には長い交渉がかかりそうだ。

  • ロシアとウクライナ
    北方領土

    今回のウクライナ侵攻があるまで知らなかったことが沢山あった。
    もっと知るべきだと実感

  • ロシアの周辺諸国に対する強行路線の要因がわかった

  • なるほどーって何回も思いました。池上彰さんの本って読みやすい。世界は不思議です。

  • 池上さんらしい、わかりやすい解説。床屋政談で北方領土を語るときには、これを読んでおけば大丈夫。

  • 2018/08/02

  • 期待通り分かりやすい本。
    ロシアのこと知っている人には退屈でしょうが。

    私のようなほとんど知識がない人間には、へぇーそうなんだの連続。

    現状のプーチンの状況を整理しつつ、レーニン以降の歴史も理解できるし。東欧との関係、ヨーロッパとの関係、中国との関係、日本の位置など。広く理解ができる。

    読後感は、「やっと基礎知識がついた」という感じ。

    政府の意向、プーチンの意向により、有力者、反政府の人間が、逮捕されたり、暗殺されたり。歴史上は繰り返されてきたことだけれども、今現在そのような政治統治方法が機能していることに、改めて恐ろしさを感じる。全世界で考えれば特異なことではないのではないかと、残念ながら感じる。
    国際政治というのは生半可な駆け引きではなく、パワーゲーム、弱肉強食の世界だし、大きな国の統一多様な価値観、利害関係の国民を一つにまとめるためには、恐怖政治、プロパガンダによる国主の崇拝も有効なのだろうが。

    一般市民の当たり前の権利が守られるということがどれだけ貴重なことなのか。しみじみ感じた。

  • 報道での様々な記事が、今後はもっと理解できるよになると思います。レーニン、プーチン、スパイ。ウクライナは個別の問題ではなく、典型的なパターンだったんですね。周辺小国の不安。リトアニアは「ロシアの脅威に対抗するため、アフガニスタンで血を流しているのです」。考えさせられます。池上さんの現代史は、いつも分かり易くて感謝しています。

  • ロシアにしてみれば北朝鮮の緩衝地帯として存在していれば、たとえ第二次朝鮮戦争が起きても北朝鮮は戦場になるが、ロシアは正常にならないで済む。ですから、北朝鮮はとんでもない組んでだけれども維持させようと言うことになるわけです

  • 内容は知ってる人には基本なんだろうけど、とてもわかりやすく知識がない人間にはとても助かりました。

    敵国と国境を接したくない、というロシアの切実さがすごい。
    そりゃたしかに、国土が広すぎて守るの大変だろうなと。アメリカは半分海でもメキシコの国境線は管理しきれていないとトランプ関連のニュースで見たし。先日まではイギリスの本を読み漁り、血みどろ具合にびっくりしたけど、違うベクトルでロシアもすごい。
    この本をスタートに、いろんなロシアの本を読んでみようと思う。

  • ウクライナは世界一美人の多い美人大国

    1985~91 ミハイル・ゴルバチョフ書記長
    1991 ソ連崩壊 ロシア連邦大統領ボリス・エリツィン
    1994 第一次チェチェン紛争
    2000 第二次チェチェン紛争
        ウラジミール・プーチン大統領
    2014 クリミア併合

  • 読みやすい。さすが。

  • おすすめ資料 第334回 (2016.6.3)
     
    日本にとって常に意識せざるを得ない国、ロシア。

    歴史も長い年月を経て複雑化し、ちょっと本を読んだくらいでは二国の関係性を理解することは難しいですよね。

    この本はそれらを理解する取っ掛かりに相応しく、とても分かり易く解説してくれています。

    言語や文化を学ぶのと平行して、政治的な事柄の知識も増やして行きましょう!

     
    【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
    https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7200190439&mode=one_line&pvolid=PV%3A7200451764&type=PvolBook

    【神戸市外国語大学 図書館Facebookページへ】
    https://www.facebook.com/lib.kobe.cufs/posts/1001319309917774

  • 読書録「池上彰のそこが知りたい!ロシア」3

    著者 池上彰
    出版 徳間書店

    p67より引用
    “ 通常、西側諸国ではジャーナリストに手
    をかけると大変なことになるという常識があ
    りますが、ロシアではそうした常識がまった
    く通用しません。”

    目次から抜粋引用
    “緊迫!ウクライナ情勢
     「北方領土返還」の条件
     “スパイ国家”ロシアの闇
     ロシアが仕掛ける「新冷戦時代」
     ソ連はなぜ崩壊したか?”

     ジャーナリストである著者による、大国・
    ロシアの歴史と現状を記した一冊。
     ウクライナ情勢についてからアジア進出の
    野望についてまで、地図や図表などを使いわ
    かりやすく書かれています。

     上記の引用は、ジャーナリストの不審死に
    ついて書かれた項での一節。
    何とも恐ろしい話ですね、ペンは剣よりも強
    しとは言いますが、ロシアでは自分の身を守
    れる人が持ったほうが良さそうですね。
     とてつもない大きな野望を秘めている大統
    領のようですが、出来れば穏やかにしていて
    欲しいものです。

    ーーーーー

  • 2014年12月の消費者物価指数が前年同期で14%上昇。出稼ぎ外国人労働者も堪らず逃げ出すほどの経済状態。にもかかわらずプーチン政権に批判が集まることはない。寧ろ、こんな状態になるのはアメリカの陰謀と、国民からの信用は高まり、国の引き締めに一役買っているような状況。これまでロシア製の製品は質が悪いため海外からの輸入に頼っていたのが、ルーブル安のため買えなくなり、自国のものを買わなければならなくなった。結果として、ロシアの粗悪商品の販売促進を喚起し内需拡大につながっている。原油安に見舞われながらも、ソ連が崩壊した頃は1バレル12ドルだったと、あの時の苦しみ比べればまだまだ大丈夫と、どこ吹く風。貧しくとも、いざとなれば自給自足の生活で忍耐強く我慢できるのがロシア。ロシアの力の源には恐るべきロシアの実像がある。本書は隅の隅まで教えてくれる。

  • ロシアは謎の奥に、
    クリミヤ戦争とナイチンゲール、
    スパイ国家、ロシアの闇、暗殺に核物質が使われた

    池上流のロシア概説入門書、ロシアはなぜ崩壊したか?プーチン帝国の野望、など興味深い内容もあった。

  • 相変わらずわかりやすい。けど、直近のロシアの動きを見ていると、「ここに書かれている内容は本当か?」とも思ってしまったり。
    ロシアがなぜウクライナを攻撃し、シリアを支援するか、基本的なことがわかっていない人には大変ためになる本であると思われる。
    ■ロシアには不凍港が必要。なので、クリミアは核心的利益。が、それをウクライナ独立によって「不当に奪われた」という意識がある
    ■ウクライナの東部にはロシア向け製品を製造する軍需工場がある。なので、ウクライナがNATOの影響下に置かれることは許されない
    ■シリアにはロシアの海軍基地がある

  • スパイ大国。勉強になります。

  • 中国ではスターリンは崇拝すべき対象なので批判など認めなかった。共産党大会でもスターリンの写真が飾られていて、今でもスターリン批判は中国では許されていない。

  • ロシアの現代史としての幅はないが、今ロシアが抱えてる問題と過去にさかのぼってそれを言及していく形で、いくつかの問題の歴史が説明されている。
    とくにチェチェン人、朝鮮人が、資本主義陣営に加担しないようスターリンによってカザフスタンに強制移住させられた歴史など興味をもっていたトピックなどがあり、おもしろく読めた。

    軽く読めました。

全22件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

池上 彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京科学大学特命教授を務め、現在5つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書)、『お金で世界が見えてくる』、『日本の大課題 子どもの貧困』編者、『世界を動かした名演説』パトリック・ハーラン氏との共著(以上ちくま新書)、『なぜ僕らは働くのか――君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(監修、学研プラス)、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』(ダイヤモンド社)、『20歳の自分に教えたい経済のきほん』(共著、SB新書)ほか、多数。

「2025年 『池上彰の経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×