君はどこにでも行ける

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 755
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198641320

作品紹介・あらすじ

観光バスで銀座の街に乗り付け、〝爆買い〟する中国人観光客を横目で見た時、僕たちが感じる寂しさの正体は何だろう。アジア諸国の発展の中で、気づけば日本はいつの間にか「安い」国になってしまった。日本人がアドバンテージをなくしていく中、どう生きるか、どう未来を描いていくか。刑務所出所後、世界28カ国58都市を訪れて。改めて考える日本と日本人のこれから。装画はヤマザキマリ。特別章として堀江貴文×ヤマザキマリ対談も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 絶対に読んだほうが良い。
    以下、響いた箇所の備忘録(ネタバレ)。

    「グローバリズムは国境も不安も消していく」より

    P.209
    何度も言うけれど、彼らの感じているストレスのほとんどは、思いこみ。自分でつくった思いこみにとらわれ、行動を規制する壁を自分でつくりだし、「行き場がない」「先が見えない」と悩んでいる。

    P.210
     どれだけやっても、日本人の思いこみは強すぎで、絶対に変わらない。これが悲しいかな、現実だった。

    P.211
     国レベルの不安や民族の情緒的な動揺は、グローバリズムの到来によって次第に収まり、人々の不安も同時に、波が引くように静かに消えていく現象が、世界各地で起きている。

    「ハリウッド映画にナチュラルに登場する「サヨナラ」」より

    P.216
     そのうち短期滞在をふくめ、外国人が国内に2〜3000万人いる状態となる。国内の2割ぐらいの人が、日本人以外の国籍を持つ異邦人で占められる社会が、ほぼ確実にやってくる。そうなると移民解禁がどうのこうのという論争自体、無意味になる。
     国の方針が決まる以前に、日本人は外国人と一緒に暮らし、新しい文化を築いていかざるを得ない。「どこの街でも普通に外国人とすれ違う」「外国人が隣の部屋に住んでいる」「外国人と一緒に働いている」のが移民国家の景色だとするなら、日本は事実上、移民国家のスタートをきっているのだ。
     僕はそれを歓迎している。というか、はっきり「日本と海外の境はなくなる」流れになっているのだから、みんな適応しないとダメだよ、という気持ちだ。

    P.218
     「イヤなことを我慢して努力している」人が評価される時代は終わりだ。
     「好きなことをしている人がビジネスでも人生でも、いちばん強い」時代へ、日本も移行するだろう。いや、実はもとからそうなのだけど・・・・。

    「僕たちを不自由にする「国境」は頭のなかにある」より

    P.221
    君たちの国境は、頭のなかにある。

  • *図書館の所蔵状況はこちらをコピペしてね
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB50110655

  • 世界各国の現在について、堀江さんの視点から書かれている。そういうテーマに興味がある人は、とても面白いと思う。

  • 表紙の絵がヤマザキマリさんだったので惹かれて読みました。
    それに、このあいだホリエモンの『本音で生きる一秒も後悔しない生き方』を読んで、良かったし。

    でもこの本はちょっと期待はずれでした。
    だってホリエモンは、なんでもビジネスに結びつけるんです。

    たとえば、私はいつかイスラエルに行ってみたいと思っているんですが、ホリエモンは「観光地としては…魅力はやや乏しい」と言う。
    そして食事がまずいんですって。
    でも「これは日本のグルメを売り込むビジネスチャンスかもしれない」「日本料理屋を開けば、高確率で成功しそうだ」とホリエモン。

    また、「九州の湯布院は一時代以上、古くさくなってしまっている。」と彼は言うけど、プロジェクトXでも紹介されていたように、湯布院は「田舎の静かな佇まいを守り続けた温泉」なのではないでしょうか。

    なんでもかんでも最新のやりかたを取り入れて利益を得ようとするホリエモンの考え、私には受け入れられません。
    でも、そういう、自分とちがう考えの人の本を読むというのは、すごくいい経験だったと思っています。
    どうしても偏ってしまいがちですから。

    そして、最後にヤマザキマリさんとの対談があって、それはすっごく良かったです。
    ヤマザキマリさんのこの言葉、「そうそう!」と思いました!
    「閉じていくのって案外、究極的には外向きの力を得るのに、有効なことなんだと思います」

  • グローバル化すると、国境がなくなり、どんどんみんな自由になっていく。
    「やりたいことを見つけて、自由に生きよう」というメッセージに聞こえた。

    - お金より時間
    - いくだけではなく、やりたいことをベースにいく
    - 思い込みを捨てよう
    - グローバル化により、どこへでもいつでもいける
    - 各国の訪問事情 (食事、文化、ホテル)

    など面白かった。
    ただ、ちょっと散文的な印象も受けた。以前読んだ本にも「本はそこまで情報元として有用ではない。水増ししてる」みたいなことを言っていて、あまり本を推敲するのには情熱的ではないからなのかと思った。

    また、途中で、「自身は叩かれやすいんですよね」と言っていたのが印象的だった。
    なるほど、確かに出る杭は打たれるということもあるが、それだけではない気がする。なんかこの伝え方を受け入れられない人もいるんじゃないかなというのは読んでいても伝わってきた。堀江さんほどの人が、それに気づいていないとは思えないが、わざとなのだろうか。ただ、「気にしても仕方がない」と思っているのか、そこは少し不思議だった。

    また最終章で日本とイタリアの国家論についての対談が面白かった。
    自身は日本は、国への信頼感がないと思っていたが、イタリアや中国と比べると高いらしい(あちらは、国信じないで、家族を信じる。)また、日本は自国を褒めるTVが多いと言っていたのも自身の直感とは異なっていたため印象的だった。いろんな国を経験している2人だからこその対談だったと思った。(噛み合ってない部分も含めておもしろかった。)

    自身も、「思い込みをすてて、自由に生きる」ことは心がけていきたい。

  • 堀江さんぐらいのお金持ちになるとこんな経験はいつでもできるのでしょう。
    そう思って読んでみると意外に、若者は無理をしてでも貧乏旅行でのなんでもやってみるべきだ、と改めて思う。

  • 資料用

    IoT革命をきっかけに、幅広い分野でオートメーション・省略化が進んでいる。いま世の中にある仕事の何割か、いや半分以上が20〜30年後には、消えていくと考えられている。農業、運送、建築、財務管理、医療...人の手が関わらなくては成立しなかった仕事は、人工知能を搭載したロボットの代用が進む。まずは時給の低い単純労働は、10年ほどで社会からなくなるだろう。そうなったとき、何が価値を持つか。「おもしろいこと」をつくりだす感性だ。これはロボットでは思いつかない。
    現在でも、おもしろいことを生みだす人はどの分野でもまあまあ高給取りだけど、今後はもっと高く評価される。特定のゲームにめちゃくちゃ強かったり、ナンパが得意だったり、即興ひとり芝居がうまかったり。いまはなんの役にたっていない特技が、「その技を高値で買いたい!」という人が現れ、ビジネスに化ける可能性は高い。
    ただ遊んでいるだけなのに儲けを生む。人気YouTuberたちは、その先駆けといえるだろう。(104p)
    (タイの)ウェイパークの周りは一面が田んぼだった。10年後はきっと、GPSセンサーで自動制御されたロボットが、作物づくりをして、その横で人々がボードに乗って遊んでいる光景が広がっている。そういう世の中になったとき、誰が一番得するか。いま田んぼで日がな1日、ボードに乗って遊びまくっているタイの現地の若者だ。10年後には超うまいインストラクターになって、観光客相手に稼ぎまくっていると思われる。
    遊びがビジネスになったとき、誰が儲かるか?当然、遊びの達人だ。コンサルティングビジネスと同様に、遊びを極めた者だけが持っている知識が、高い値段で売れるようになる。ロボットに代用されない生き方の一つにこういう明るい可能性がある。遊びを極めれば、仕事になる。これまでとは逆の考え方が、一つの勝ちパターンになっていくのだ。
    どんな仕事に就けば、未来が拓けるのか?悩んでいる日本の若者は、まずはタイ人の遊び心を見習ってほしい。(105p)
    スマートフォン革命がもたらしたシェアエコノミーは、旅のコストを劇的に下げてしまった。もうバックパッカーの時代ではない。
    若者はAirbnbで格安の宿をシェアし、UberXで割安で移動できる。現地の安くて美味しいレストランは、ちょっとググればトリップアドバイザーのようなサイトから、最新情報を得ることが可能だ。
    自分を解放するための旅に、必要なのは、一歩を踏み出すことだけなのである。(252p)

  • 立ち読みしてたら面白くてメルカリで思わず購入。

    ホリエモンの旅本。
    いろんな国に訪れる中で
    国と国を区切る意味は薄まってきて、もう海外の外とか内とかはない、ボーダレスな時代。
    そして日本こそ一番という考え方が日本人の中では多いけどそんなことは決してなくて日本は今安売りで、アジアの中でもはやナンバーワンでもなんでもない。
    とか書かれています。

    個人的に納得したのは、ここ。
    成熟した先進国が保守化していくのは、歴史の過程で必然の現象。変化が怖くて自国万歳と内に閉じこもってマイルドヤンキー化する。

    右傾化するのは歴史が物語ってるんだなとちょいとスッキリ。

    この本を読んで何が気持ちいいなというのは
    国内のいいものと、
    海外のいいものを
    手軽に取りに行ける時代だからと
    ホリエモンが自分のしたいままに好きなことをするためにいろんな国に行って楽しんでるところ。
    そう、色んなところで色んな刺激受けてそこにしかないものを得る感覚ってすごい幸せで楽しいんだよな。

    行けるときに色んなところに行っておこうっと。

  • 途中堀江もんのただの旅行記みたいになっちゃってる部分はあるけど総じて読んでよかった。
    日本はもうアジアのなかでも胡坐かいてられるほど先進国でもお金持ちではなく、それを自覚しとかないと今後世界情勢に自分がついていけなくてってきついな、という気持ちにならされた。
    そして「おせっかいだ」と堀江さんが言われてしまうと書いてあったが、本当にいまどき珍しいおせっかいおじさんかもしれない。

  • 日本はアジアではNo.1だと思ってたのに、とっくに中国に抜かれてた中国やタイ人のほうがリッチだったりして
    東京は高くてアジア屈指の高級な街だと思っていたら近隣の富裕層から見たら5〜6万で高級和食が食べれるなんてリーズナブルって感覚らしい...
    テレビでは日本の技術はスゴイ!!日本サイコーって番組が多くてみんな安心してるけど本当は斜陽の国なんだよね
    もっと世界に目を向けて卑下するんじゃなくて日本の現在位置を見なおしてグローバルな視点で戦わなくなくちゃいかんと思う

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プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。SNSmedia&consulting株式会社ファウンダー。元株式会社ライブドア代表取締役CEO。現在は、ロケットエンジン開発を中心にスマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースを手掛けるなどさまざまなジャンルで活躍。会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」のメンバーは2千人を超える。おもな著書に『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『本音で生きる』(SB新書)、『多動力』(幻冬舎)、『むだ死にしない技術』(マガジンハウス)ほか多数。

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