非常識な休日が、人生を決める。: 結果を出す人がやっている50の逆転の時間術

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  • 徳間書店
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  • / ISBN・EAN: 9784198641979

作品紹介・あらすじ

ビジネスパーソンのカリスマ千田琢哉氏によるオフの時間術。結果を出している人はどんなオフを過ごしているのか。キーワードは「逆転の発想」です! ◎長期休暇に日ごろのマイナスを挽回しようとする人は凡人。人生の見直し時間にあてる人が成功する人。◎デートを休日にするのは凡人。平日にするのがワンランク上。◎仕事を勤務時間にするのは普通の人。始業時間前に終わらせておくのがデキる人。 常識を打破した時間の使い方が、成功に直結する!

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    独学や学び、今をエンジョイする事、早起きなどの時間管理
    このような内容が千田琢哉の共通フレーズだろう。
    だから、「あれ?このフレーズ、この人の別の本でも読んだ事があるぞ?」と、読んでいて思うことも多い。
    それが決して嫌ではなく、自分の中で復習・反復されて「さぁ頑張ろう!」とやる気が出るからこの人の本は読んでいて面白いんだと思う。
    勿論、本によって新しい発見も多数ある。だから千田琢哉の本はやめられない。

    今回の作品は、「オフ」である休日をどう過ごすか?が1番のテーマ。
    ただ、読んでいて分かるように、序盤で「オンとオフを分けて考えるな」という警告が入る。
    休日だから完全に休止するのではなく、休日培ったものを平日にも活かして更に成功しようというのが本著の最大のテーマである。

    後半から「オフにどうするのか?」ではなく、仕事をどう進めていくのか、どのような気持ちで仕事に向き合う姿勢を作っていくのかに話はシフトして行き、そのあたりはいつも通りの内容になっていた。
    耳タコだが、この人の本に書いてある「時間の過ごし方」や「仕事そのものの捉え方」は、何回読んでも心に澄み渡る。

    重複した内容も多かったが、この人の本は素晴らしい内容ばかり。
    読んでいてモチベーションが上がる本は大切ですね。


    【内容まとめ】
    0.月曜の朝が待ち遠しいなら、いい人生だ。
    いい人生を送っているかどうかのリトマス紙。
    だが、何が何でも学校や会社を、「今」を楽しまなければ、寿命の無駄遣いだ。

    1.オフの過ごし方は、必ずオンにダイレクトに影響を与える。
    オンにゆったり、オフに没頭。オンになる前に仕事をすべて終わらせる。

    2.オンオフで区別しすぎず、オンオフを循環させる有機的な人生を送ろうと決断すること!

    3.準備がすべて。本番は復習。
    普段からろくに準備していない人間に限って、本番で一発逆転を狙おうとするから大抵失敗する。
    オフは休息ではない。人生すべてが準備だ!

    4.遊びが仕事、仕事が遊び。
    我慢をして仕事をしている限り、絶対に長期的な成功はできないもの。
    長期的な成功者は、絶対に必ず、100%の確率で仕事を楽しんでいる。

    5.仕事は努力ではなく、工夫が大切。
    努力なんて誰でもする。100の努力をして1の成果を出すより、1の努力で100の成果を出す人間のほうが遥かに尊い。
    歴史に残るベストセラーも、世紀の大発見も、既存のアイデアと工夫をブレンドした商品が殆どなのだ。

    6.本気で記憶したければ、とにかく反復する事が王道。
    忘却曲線は人によって、あるいは分野によって異なるもの。
    自分だけの忘却曲線を把握し、自分の忘却パターンを生み出す事で、生来の記憶力の格差は乗り越えられる!!

    7.「敵か味方か」の二者択一は、最終的に孤立無援になる。
    気が小さいから、白黒ハッキリつけないと落ち着けず、精神が安定しない。
    人間は元々白黒ハッキリした存在ではなく、様々な彩りを持っているもの。

    8.紙約束より、口約束に人の真価が出る。
    人の価値は、言行一致である点。
    言った事とその後の行動がどれだけ一致しているかで人の価値は決まる。
    口で発したことをちゃんと憶えていて、本当に実現させる人は確実に出世する!!

    9.「人生のラストピース」は、遠回りした人間にしか与えられない。
    人生はジグソーパズルに例えると分かりやすい。
    あなたがあっちへうろうろ、こっちへうろうろするのは、将来美しいパズルを完成させる為なのだ。

    10.長期的な成功者たちは、いつも淡々と共通のリズムで生きている。
    飛び上がって喜ぶわけでもなく、激怒するわけでもなく、号泣するわけでもない。
    競争を好むわけでもなく、議論に勝つことに命をかけるわけでもない。

    相手をとてもリラックスさせる、淡々としたリズム。
    自分というものをよく知り、自分の使命を果たす覚悟を持つだけ。
    自分というものをよく知ると、誰かと比較することはなくなる。


    【引用】
    ・オンにゆったり、オフに没頭
    オンになる前に仕事をすべて終わらせる。
    たとえば、朝5時から全力投球で仕事に打ち込み、始業時間にはすべて必要な仕事を終わらせ、ゆったりとカフェなどで過ごす。

    オフの過ごし方は、必ずオンにダイレクトに影響を与える。


    ・成功の入口は、オンとオフの境目が消えたところにある。
    オンにはまるで無邪気な子供のように仕事に没頭し、オフにやっている趣味がそのまま仕事に活きている。
    オンとオフを循環させる有機的な人生を送ろうと決断すること!


    ・準備がすべて。本番は復習。
    準備がすべてであり、本番はその復習にすぎない。
    本番に頑張ることが悪い事ではないが、普段からろくに準備していない人間に限って、本番で一発逆転を狙おうとするから大抵失敗する。

    オフは休息ではない。
    人生すべてが準備だ!


    ・月曜の朝が待ち遠しいなら、いい人生だ。
    いい人生を送っているかどうかのリトマス紙。
    だが、何が何でも学校や会社を、今を楽しまなければ、寿命の無駄遣いだ。
    大切なことは今どうかではなく、今からどうするかである。


    ・本番は頑張らない。
    本番は頑張るものではなく、味わうものだ。
    もう散々頑張ってきたのだから、今さら頑張っても何も始まらない。
    本番で何が起こるかわからないからこそ、あり得ないくらい周到に準備をする事。
    そして本番ではありのままの結果を受容して、次の準備に活かせばいい。


    ・遊びが仕事、仕事が遊び。
    我慢をして仕事をしている限り、絶対に長期的な成功はできないもの。
    長期的な成功者は、絶対に必ず、100%の確率で仕事を楽しんでいる。


    ・仕事は努力ではなく、工夫が大切。
    努力なんて誰でもする。
    100の努力をして1の成果を出すより、1の努力で100の成果を出す人間のほうが遥かに尊い。

    歴史に残る大ベストセラーも、世紀の大発見のような発明も、既存のアイデアにほんの少し工夫を加えただけの商品がほとんどなのだ。


    ・暗記したら、睡眠。
    オススメの記憶術は、暗記したらとりあえず眠る事だ。
    つべこべ言わず、これを愚直に実行していれば、必ずあなたはこれまでよりも記憶できて、しかも忘れにくくなる。
    ひと通り暗記したらすぐ仮眠し、起きたらすぐに暗記した事をざっと復習すること。

    人間の記憶というのは本当によくできていて、睡眠中に脳に刻み込まれるもの。


    ・本気で記憶したければ、とにかく反復する事が王道である。
    忘却曲線は人によって、あるいは分野によって異なるもの。
    自分だけの忘却曲線を把握して、自分の忘却パターンを生み出す事で、生来の記憶力の格差は乗り越えられる!!


    ・基本は、いつも独り。
    孤独な時間を大切にしなさい。
    できるだけ多くの人たちと語り合いなさい。
    この二点は、一見矛盾しているように思えるが、一体化するとこうなる。

    →いかなる理由があっても孤独に自分を磨き続ける時間をキープしながら、できるだけ格上の人たちと多く語りあえるようになれ!


    ・「敵か味方か」の二者択一は、最終的に孤立無援になる。
    気が小さいから、白黒ハッキリつけないと落ち着けず、精神が安定しない。
    人間は元々白黒ハッキリした存在ではなく、様々な彩りを持っているもの。


    ・紙約束より、口約束に人の真価が出る。
    人の価値は、言行一致である点。
    言った事とその後の行動がどれだけ一致しているかで人の価値は決まる。
    口で発したことをちゃんと憶えていて、本当に実現させる人は確実に出世する!!


    ・今目の前にいる人以上に、大切な人はいない。
    休日然り、仕事の時然り、せっかく人と会っているのであれば、目の前の人と会話を楽しむことだ。


    ・「人生のラストピース」は、遠回りした人間にしか与えられない。
    人生はジグソーパズルに例えると分かりやすい。
    あなたがあっちへうろうろ、こっちへうろうろするのは、将来美しいパズルを完成させる為なのだ。
    美しい絵画に光と影が描かれているように、人生には楽しい事もあれば、辛い事もある。
    影がなければ光が映えないように、辛い事がなければ幸せの感動は味わえない。
    本当に無駄な時間なんて存在しないのだ。

    ちなみに、本当の遠回りとは、自分としては準備し尽くしたのに、失敗で終わってしまう事を指す。
    真剣に挑んだのに結果として遠回りしたことが、あなたの人生のピースを創り上げていくのだ。


    ・大失敗も笑い話になるから、迷ったらやらなきゃ損。
    迷った挙句に思い切ってやった大失敗は、成功の真のきっかけになり、あなたを賢くする。


    ・長期的な成功者たちは、いつも淡々と生きていた。
    いつも共通のリズムで生きている。
    飛び上がって喜ぶわけでもなく、激怒するわけでもなく、号泣するわけでもない。
    競争を好むわけでもなく、議論に勝つことに命をかけるわけでもない。

    相手をとてもリラックスさせる、淡々としたリズム。
    自分というものをよく知り、自分の使命を果たす覚悟を持つだけ。
    自分というものをよく知ると、誰かと比較することはなくなる。

    「自分はこのために生まれてきた」と気づき、それを実行に移すことが大切だ。

  • ★あなた“ならでは”の「成功の方程式」を生み出す。
    他人の話しを参考にするのは無駄ではなく、むしろ先人に学ばずして独力であなたの成功の方程式を見つけるのは、ほぼ不可能だと思う。
    本をよく読み、人と大いに語り合う以外にあなたの成功の方程式を見つけるためには、次の3点に注意しておこう。
    1.何かに没頭すること。
    2."かくあるべし"という執着を手放すこと。
    3.PDCAサイクルを淡々と回すこと。

    PDCAサイクルとは、Plan(計画を立てる)→Do(実行する)→Check(評価する)→Act(改善する)の4過程を、ひたすら繰り返すことによって、目標を達成すること。
    繰り返さなければ、「自分ならでは」は見つからない。

    ★オススメしたい記憶術
    暗記したらとりあえず眠ること。
    ひと通り暗記したら、すぐに仮眠するか、そのまま熟睡して朝を迎える。
    起きたらすぐに暗記したことを1分以内でざっと復習してみる。きっとあなたは驚愕するはずだ。
    まるで自分が天才になったかのように、驚くほどに憶えているのだ。

    ★丸暗記したまま放っておくと翌日には約半分を忘れてしまい、さらに翌々日にはその半分になり、1週間もすればほぼすべて忘れてしまう。
    けれど翌日にもう一度復習すると飛躍的に記憶を維持することができて、さらに翌々日にも復習するとより記憶が強固になる。
    つまり本気で記憶したければ、とにかく反復するのが王道。

    ★「敵か、味方か」の二者択一は、最終的には孤立無援になる。
    気が小さい人はどんなことにも白黒ハッキリつけないと落ち着かず、精神が安定しない。
    人間はもともとデジタルのように白黒ハッキリした存在ではなく、グレーだらけのアナログな存在。
    人間関係の問題を解決するためには、白黒ハッキリさせないことが大切なのだ。
    スッキリしないと思うかもしれないが、スッキリしない状態を許す勇気を持つことも大切なのだ。
    人間関係をグレーにするためのコツを特別に伝授しよう。
    来る者を拒むことはあってもいいが、去る者を追ってはいけないということだ。

    ★「今日は疲れたからもう帰って〜」と言えるのが、親友。
    親友の基準とは休日に部屋に遊びに来ている相手に対して、「今日は疲れたからもう帰って〜」と言える関係だ。
    本音を話せる相手というのはそのくらい出逢うのが難しく、ましてや関係を継続させるのはもはや奇跡のようなものだ。
    親友に巡り合う方法はたった一つ。
    「親友」という言葉とは別れを告げて、今、目の前の人に本気で接し続けるしかない。

    ★今、目の前の人以上に、大切な人はいない。
    せっかく人と会っているのであれば、今、目の前の人と会話を楽しむことだ。
    お互いに貴重な人生の一部を割いているのだから、今、目の前の人以上に大切なことなどないはずだ。
    もし携帯電話が気になるのであれば、人となんて会っていないで一人で携帯をいじることに専念すればいい。
    私は孤独をこよなく愛するが、だからこそ、わざわざ時間を割いて人と会う場合には、その時間はその人のことを世界一大切な人だと一点の曇りもなく考えている。
    話しているうちにどんな嫌いな相手でも、「この人とはこれで最後だな」と思うと優しく接することができるはずだ。

    ★もし理由なく嫌われたら、100%相手の責任だから気にしない。
    もしあなたが誰かのことを意味もなく嫌うなら、あなたはその人に偏見を抱いている。
    もしあなたのことを理由なく嫌う人がいたら、それは相手の器が小さいことが原因であって、あなたがいちいち悩むことではないのだ。
    あなたのことを理由なく嫌う相手は、絶対、必ず、100%の確率で、多くの人たちから理由なく嫌われ続けてきた過酷な人生を送ってきた人である。
    「私はこんな風に周囲から嫌われてきました」と自己紹介しているだけなのだ。
    そんな相手には、心の底からそっと同情の眼差しを向けてあげよう。

    ★結婚して気づかされるのは、独りの時間の大切さだ。
    結婚して初めて気づかされるのは、独りの時間がいかに大切なのかということだ。
    相手のことが大好きで結婚したはずなのに、しばらくするとずっと一緒にいることが必ず苦痛になってくる。別に相手のことを嫌いになったわけでもないのだが、鬱憤が溜まってくる。
    原因は独りの時間を奪われたことにある。
    お互いが独りの時間の大切さを理解できていると、その関係は長続きする。

    ★恋は加点方式。愛は減点方式。
    最初は相手の良いところに惹かれる。
    どんどん相手の良いところが見つかって文字通りメロメロになる。これが恋愛の「恋」の段階で、相手に恋をするということなのだ。
    恋はいつも加点方式なのだ。
    そしてしばらくすると必ず相手の欠点が見えてくる。これまでと打って変わって、相手の嫌な部分のみが目に入るようになる。
    そうなると、いかに相手が喜ぶことをするかではなく、いかに相手の嫌がることをしないかが重要になってくる。
    これが恋愛の「愛」の段階で、相手を愛するということなのだ。愛はいつも減点方式なのだ。
    減点方式と聞くとあなたはつまらないと思うかもしれないが、そんなことはない。
    相手の嫌がることをしない人は周囲から愛されて、会社でも出世しやすいのだ。

    ★人生は、「○○だけには絶対になりたくない」の○○に近づいていく。
    思考は現実化するという話を聞いたことがあるだろう。あれは本当だろうか。もちろん本当だ。
    ただこの名言には注意点がある。
    「○○になりますように!」という思考と、
    「○○だけには絶対になりたくない!」という思考とでは、明らかに後者のほうが現実化しやすいということだ。
    「ブズにだけは絶対になりたくない!」と叫び続けている美人がいたら、10年もすれば、ほぼ100%の確率でブスになっているはずだ。
    「バカだけには絶対になりたくない!」と叫び続けていたエリートがいたら、10年もすれば、ほぼ100%の確率で、属していた組織の落ちこぼれになっているはずだ。
    我々の脳というのは善悪の区別はつかず、イメージの強弱で現実化させようとする。
    「○○になりたい」と「○○になりたくない」とでは、どちらが強く○○を思考しているか。
    もちろん後者である。
    人は快感を味わう本能よりも、苦痛から逃れる本能のほうが強いからである。常日頃から強烈に○○とイメージしているから、そのまま脳に深く刻み続けられて現実化されてしまうのだ。

    ★好奇心旺盛なうちは、「そのまま好奇心に身を委ねなさい」ということ。
    大切なことは好奇心を忘れずに、好奇心に身を委ねることだ。好奇心が旺盛な分野には、あなたが幸せになるヒントが必ず潜んでいる。
    どのように役立つのかは今はわからなくてもいずれわかる時がやってくる。
    断言できるのは、あなたの好奇心に従うことはすべて正しいということだ。

    ★無駄を極めると、武器になる。
    無駄なことをするというのは、休日をダラダラ過ごせということではない。
    周囲から「そんなことをして一体何の役に立つの?」と怪訝に思われるようなこと、けれどあなたは心底それが好きだということに没頭することだ。
    世の中を観察してみると、“なければならない仕事”というのは驚くほどに少ない。
    この世に“なければならない仕事”の大半は日々公務員がこなしてくれている。
    映画や絵画、音楽も“なければならない仕事”ではなく、“あったほうがいい仕事”だ。
    世の中を“なければならない仕事”で埋め尽くし、“あったほうがいい仕事”をすべて排除すればどうなるか。もはや人間が人間である意味がないくらい、味気ない世界になるのではないだろうか。
    “あったほうがいい仕事”の成功者たちは、すべて無駄を極めた結果なのだ。

    ★好奇心を持続させたければ、読書が一番。
    最初は自分の好きな本だけを読めばいい。
    自分の好きな本を読んでいると、必ずもっと知りたくなる。もっと知りたくなるということは、砂場で深い穴を掘りたくなるということだ。
    広い穴を掘らなければ、深い穴を掘ることができない。つまり好きな本を読んでいてより深く知りたくなったら、より広い分野の本を読まざるを得ないのだ。もちろんこれは苦痛ではない。
    なぜならあくまでもあなたの好奇心を満たすための読書には変わらないのだから、吸収率も高いからだ。
    フラワーアレンジメントの本が好きでハマっていたら、ふと気づいたら生物の勉強をしているかもしれない。パワーストーンの本が好きでハマっていたら、ふと気づいたら地学の勉強をしているかもしれない。
    最初から生物や地学の勉強をするのは苦痛かもしれないが、入り口が好きなことだったらどんな勉強も苦にはならないのだ。
    好きなことが、成功への一本道!

    ★あなたの生き様のスケールは、どれだけ真剣に無駄なことをやってきたか、人生のオフをどれだけ味わったかで決まる。人生の醍醐味は、無駄にあり。

    ★長期的な成功者たちは、いつも淡々と生きていた。




  • 「残業は朝の遅刻と同罪」、「勤務時間中に雑用をやるなんて、もったいない」という言葉が特に印象に残った。千田さんの本はどれもサラッと読める上に気付きがあるので好き。

  • フォトリーディング。高速を交えて読了。
    千田琢哉を続けて読む。一つはkindleだったが、神の本の方がやはり早く読める。

    後半に聖書を知らない人の独善的なところがあったが、全般的にいろいろと感銘を受けた。考える人には良書。星四つ。

    下記に付箋を貼った個所を要約をのせる:

    18:本番に緊張する人は、準備不足と自意識過剰による。

    30-31:準備がすべて、本番は復習。次回頑張るという言い訳をする人は、一生その言い訳を言い続ける人。

    49:本番は頑張らない。味わう。

    65:(練習や準備、或いは本番の回数を)繰り返さなければ、自分らしさは現れてこない。pdcaサイクル、計画、実践、評価、改善。

    136:保険屋で働いていた時の先輩の言葉。「通勤時間で事故を起こす人は、出がけに夫婦喧嘩をした人に多いい。」

    167:好奇心を維持したければ、読書が一番。

  • 全ての内容が的を射ていて、読みやすい。

    「オンは働きオフは休むもの」と言うのが一般的だが、その逆で「オフに働きオンはゆったり」と言うのが著者の考え方。

    ★時間の固定概念を捨てる
    生産性を上げるためには、稼働時間外にどれだけ準備し仕事を終わらせられるかが大切。始業時間までにその日のタスクは終わらせるようなスタンス。

    ★残業は遅刻と同罪

    ★オフの使い方
    オフに様々な経験や勉強をすることが、オンに繋がると著者は考えている。

    ★孤独な時間を大切にする

    ★口約束にその人の真価が出る
    すぐに予定を入れる

    ★人生の醍醐味は無駄にあり

  • 非常識は時に、私にとって幸せなことかもしれない

  • 【PART3】オフこそ、勉強時間
    ●勉強は、ゲームと同じ
    A.ソシャゲの頻度減らして読書や資格勉強の時間を増やす。

    【PART6】幸せのヒントは好奇心
    ●好奇心に、幸せになるヒントが潜んでいる
    A.やりたい事を続けよう。筋トレ、読書。
    ●好奇心を持続させたければ、読書が1番
    A.ひたすら読む。そしてアウトプットを続ける。

  • わりとどの本でも書いてあることがかかれており、新しい発見はないかな(仕事は楽しくなければ意味がない、休日と仕事の日の境目をなくせ、等々)。
    ただし短くスムーズに読めるので時間を無駄にしたほどでもない。
    (。ではなく、で改行しているので1ページがすかすかで白い。あまり本を読まない、ネット慣れした人に向けた試行錯誤の結果か。それとも1ページいくらでお金が入ってくるAmazon kindleシステムで金稼ぎのためだろうか。後者が理由なら仕事に信念ないのかなあ、と内容が霞む)

  • 時間に対する考え方
    「残業は遅刻」が響きました

  • Cherish solitude.
    Clumsy people are more likely to succeed.

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著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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