青トレ 青学駅伝チームのスーパーストレッチ&バランスボールトレーニング

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198642990

作品紹介・あらすじ

『青トレ』の第2弾のテーマは、ズバリ疲労回復!青学駅伝チームが行っている疲労回復を早める33のリカバリーメソッドを紹介。選手たちの疲労回復を早めるメソッドなので我々にはもっと効く!!スーパーストレッチ、バランスボールトレーニング、セルフマッサージ、アイシング、食事と水分補給。原晋監督直伝の目標管理シートの活用方法も紹介。選手といっしょにできる53分のDVD付き。OBインタビューも掲載。レッツ・青トレ!

感想・レビュー・書評

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  • 箱根駅伝の応援にいったことがあります。20kmもの距離を驚くべきスピードで駆け抜けていく選手たち。科学的にその秘密を知りたいと思いました。
    本書で紹介されているのは、リカバリーといかに疲労を残さないかということです。
    まず靭帯には血管が通っていないから修復材料が運ばれてこない。はじめて知りました。靭帯は伸び縮みしない、鍛えられない。捻挫は要注意なのですね。
    次に、追い込んで走り終えた時です。グリコーゲンが枯渇しているから、ゼリー飲料なんかで糖質をとる。するとグリコーゲンの貯蔵庫が大きくなる。(高強度トレーニング後30分以内)また、リカバリーを考えると食事は2時間以内が理想。
    脱水症状になると血液がどろどろになり筋肉に送られる血液が少なくなる。心臓が頑張って血液を送ろうとするから、息があがり、苦しくなる。さらに、血液が行き渡らなくなる結果、ふらふらする、手足が冷たいなどの症状がでる。一方で電解質が足らなくなると、骨や筋肉から補おうとする。そのため、足がつる、痙攣するなどの症状を呈する。テレビ中継で見られるアクシデントはこれが原因だったんだ!これにはストレスや精神面も絡んでくるので、やはりレースの良い流れって大事なんですね。
    20代の頃と比べて疲労の回復は遅くなっているのを日々感じます。ストレッチ、マッサージ、アイシング、食事&水分補給の大切さがわかりました。
    最後に身体の柔軟性について。
    身体の柔軟性とは筋肉が柔らかくて延びるのではなく筋肉の長さ。その筋繊維の中にあるサルメコア(筋節)の数を増やすことで関節可動域が広がる。ストレッチは痛気持ちいいところまで伸ばす。30秒以上。ちなみに風呂あがりは血流がよくなり筋膜の柔軟性が一時的に高まるから柔軟性がアップする。
    「走る」こと一つとってもこれだけ科学的なエビデンスがあります。面白いです。

  • 1400+税法政大学図書館

    ストレッチは限界までしない。痛気持ちぐらい。

    ハードな練習をした場合、翌日までにどれだけリカバリーできるか。基本的には練習をする前の状態までコンディションを戻すことが目標。100%の状態まで戻せば同じ質で練習をし続けることができる。怪我のリスクを抑えられる。

  • <感想>
    趣味でやっているフルマラソンでの腸脛靱帯炎に悩み、やれることはすべてやってみようと思い購入。
    色んな部位に対するストレッチが書かれているので、内容としては良いと思う。
    効果はやってみてからしか分からないので、これから。

    DVDはあまり細かくは説明してくれない。
    価格を考えると、少し割高かも(笑)

    <内容(Amazonより)>
    箱根駅伝連覇の青学駅伝チームが実証する
ランナーのためのリカバリーの教科書。 

疲労回復を早めるためのリカバリー方法をメインに
33種のメソッドを徹底紹介した本書は、
選手と一緒にできる53分のDVD付き。
疲れが溜まりにくい体になりたい方にオススメの1冊! ! 

青トレとは、史上初となる大学駅伝三冠と箱根駅伝三連覇を達成した 
青山学院大学体育会陸上競技部(長距離ブロック)を指揮する 
原晋監督の育成メソッドと、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が 
指導するフィジカルトレーニングとが融合して生まれた 
ランナーのためのオリジナルメソッドの総称です。

第2弾のテーマは、ズバリ「疲労回復」 
選手たちが毎日取り組んでいる 
疲労回復を早めるリカバリーメソッドをメインに 
33種のメソッドを徹底紹介しています。 
具体的には以下の通りです。 

●静的ストレッチに様々なバリエーションが加わったスーパーストレッチ 
●骨盤と腰椎を動かせる体になり、腰の負担を軽減するバランスボールトレーニング 
●疲労回復にダイレクトに効くセルフマッサージ 
●ケガの予防、ケガの悪化を防ぐアイシング 
●疲労回復に有効な食事と水分補給 

また、原晋監督が、青学駅伝チームを常勝チームに育て上げるうえで 
非常に有効なメソッドとなった目標管理シートの活用方法も紹介。 
読者のみなさんが使用できるように青トレオリジナル目標管理シート付きです。 
さらに、神野大地選手、渡邉利典選手といった 
青トレOBたちのインタビューも載っています。 

本書をフル活用して、疲れが溜まりにくい体、
ケガをしにくい体を作っていってください。
レッツ・青トレ!

  • ケイゾクが力。

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著者プロフィール

青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督。青山学院大学地球社会共生学部教授。1967年、広島県三原市生まれ。世羅高校では全国高校駅伝準優勝。中京大では全日本インカレ5000mで3位入賞。89年に中国電力陸上陸上競技部1期生で入部するも、故障に悩み、5年で競技生活を引退し、同社でサラリーマンとして再スタート。新商品を全社で最も売り上げ、ビジネスマンとしての能力を開花。
2004年に陸上競技部監督に就任。09年に33年ぶり箱根駅伝出場、15年に同校を箱根駅伝初優勝に導く。18年まで箱根駅伝4連覇という快挙を成し遂げる。20年には大会新記録で王座奪還を果たし、22年には大会新記録を更新して6度目の総合優勝するなど駅伝強豪校に育て上げる。

「2022年 『「挫折」というチカラ 人は折れたら折れただけ強くなる(マガジンハウス新書)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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