- 徳間書店 (2017年3月29日発売)
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感想 : 32件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784198643621
みんなの感想まとめ
人間の生きづらさや不満が引き起こす恐ろしい行動を描いた物語が展開されます。中学1年生の洋は、用水路に捨てられた熱帯魚を救おうと奮闘しますが、魚たちは保護センターにたどり着く前に全滅してしまいます。この...
感想・レビュー・書評
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遅筆で知られる作家さんの待望の新作!でも「武本&塩崎シリーズ」でもなく、「Fire's Out」シリーズでもなく、少し残念な気持ちで読み始めたが、読み終わっても、読後感が悪くて、残念な気持ちは拭えない。用水路に捨てられていた熱帯魚を見つけた中学1年生の洋は、犬の散歩で通りかかった間宮の協力を得て、熱帯魚を救い出し、9駅離れた保護センターに持っていくことに。しかし、熱帯魚が死なないように、万全を期したのにも拘わらず、保護センターにたどり着く前に熱帯魚は全て死んでしまう。その死に納得のいなかい洋は水を調べ、その水には得体の知れない生物がいることを発見する。一方、動物病院に勤務する須賀は、洋と一緒に熱帯魚を救った間宮の愛犬を診察したことから、この1件に関わっていくことになる。タイトルとは裏腹に、その水で熱帯魚が死んだことから、自分が気に入らない人や動物に、その水を与えると言う行動に出る洋。その行動が大きな騒動になっていく・・・
人を不幸にする上に、最後まで毒物の正体の正式な解明はされないままで、すっごく消化不良。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
両親の離婚を機に母の故郷へと引っ越してきた中学生の石塚洋は、近所の川で捨てられたと思しき熱帯魚を見つけた。洋は魚の引き取り所の存在を知り持ち込もうとするものの魚は全滅してしまう。悲しみにくれる洋だったが、魚を入れていたバケツの水の中に“白いもやもやしたもの”を見つけ「魚を殺した原因かもしれない」と観察を始めた。そして喧しい近所の犬、仲良くなれない友達にその水を飲ませることにして……。
つまらなくはないのだけど、救いがなさすぎて…
☆2.5 -
川に捨てられた熱帯魚を助けて、そこにとりついていた不可思議な微生物を発見した中学生の洋。
離婚した母について母の実家の町で暮らす洋は、生き難さをその生物の観察に没頭して、恐ろしい事実を確認していく。
そしてそれを水に混ぜて、自分に被害を与える人々へと・・・
それに目をつけたヤクザが・・・
知らぬ間に広がっていく恐ろしい微生物・・・
どこにでも転がっていそうで怖い~ -
用水路に捨てられていた熱帯魚を見つけた中学1年生の石塚洋。魚は全滅してしまうが、水の中に得体の知れない生物がいることを発見する。魚が死んだ原因は水にあると考えた洋は、自分が気に入らない人や犬に飲ませてしまう。
もっと、バイオテロ、もしくはパンデミックというような展開かと思っていた。回収仕切れていないことや誰も救われないということで、若干消化不良気味。 -
他のレビューにも書かれていたとおり救いがなさすぎて読み終わったあと悲しくなる。しかも原因を作ったのはこいつかと知ってやりきれない。そしてこんなことが起きても不思議ではない世の中になってしまってさらに悲しい。
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誰一人救われる事のない物語。読後感悪し。
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出版社の紹介文から想像していたのは、バイオテロだったんだけど、なんか予想外に静かな展開で意外でした。
でも、テロと思わず、ただ金もうけのために、「毒」を売るというほうが、確かに怖い。
地球規模でいろいろなものが移動する現代では、このような脅威も、身近にありえるようになったのだなぁ。 -
中学生・研究者・医者・警官・教師 いろいろな登場人物が出てきますが、プロローグとどう繋がるの?わかる方教えてください。タイトルとストリーがどう繋がるの?結局、主人公は誰だったのでしょう?洋くん?でも、結末があまりにも寂しいような?
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/745458
単なる少年の好奇心が、次第に周りを巻き込んでいく。
嫌な予感しかしない、サスペンス小説。 -
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途中からどきどきしながら読み進めていったけど、なんとも言えない終わりだった。
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日明さんの消防、救急などの組織を扱った作品は好きなのですが、これは救われない。
途中の、獣医、警察、研究者が絡むところは面白かった。
プロローグはよくわからなかった。
中学生は大人に頼るべき。自由研究と称して、いろんな実験ができるのだから。よい研究者になっただろうに。
優しくない水かな。 -
まったく優しくない水。
好奇心が倫理観をこえるところが、じわじわと怖かった。
エンディングも救いがなく、すごいイヤミス。
プロローグの意味がよくわからなくて色々考察見たけど、みんなあんまりピンとはきてないのかな。(たぶんこうだと思うけど…っていうのは統一してあるけど)
ちょっと長かったけど、展開が気になって読まされてしまった。他の小説はテイストが違うようなのでチャレンジしてみたいな。 -
10月-1。2.5点。
川に熱帯魚が棄てられていて、水を掬った少年。
その水には謎の物体が。物体を研究する少年、しかしその水にはある作用が。
救いのない物語、暗い感じだった。同級生の女の子がコワい。。。 -
他の日恩作品と同じ作風を期待して読んだら、全然テイストが違って怖い話。
誰も幸せにならなくて、後味が悪い。
プロローグの意味が最後まで分からなかった。 -
川に捨てられていた魚を拾ったけれど、死んでしまった。
入れていた器には、妙な『もの』が入っていた。
ちょっとした好奇心から育てて、効果を知って。
自分の中から視界から排除したい人を
本当に排除できたら。
多少考える事ですが、その方法が手に入った上に
まったく手口が分からないなら完璧です。
子供特有の好奇心と、残虐心から使ってみれば…という
本当にあったら、と考えると怖い以外何物でもない話。
当然ですけど、事件を解決しようとするのは大人。
後始末をするのも大人。
しかも本人は最後には…ですし。
いやでもまさかの落ちというか、元凶というか。
引き金というべきか、拡散したせいなのと
どうしてこうなったか、と。
女は怖い。 -
篠田節子と同じレベルを期待すると失望する。
USBメモリ飲み込むことないし、わからないことたくさん。 -
すごく怖いわけではないけど、じわじわ怖い。
毒素が染みこんでくるような怖さ。
うまいなー。おもしろい。 -
ひとりぼっちの洋はある日川で捨てられていた熱帯魚を発見した。
しかし、保護した翌日魚達は死滅していた。
水を調べてみると、そこにはニョロニョロした細菌がうごめいていた。
日明さんの新作が読めて幸せ…。
これまでの作風と少し変わっているものの、少しずつ悪い方向へ転がり落ちていく展開が面白かった。 -
少年が見つけた水の中の微生物。それに少し妙な力があることに気づいた少年が、その微生物を研究するうちに恐ろしい事件が巻き起こってしまうサスペンス。
正直最初の段階ではそれほど凶悪なものとは思えなかったので、ちょっとした出来心で彼がやってしまったことはまだ許せなくもないかなあ。真に恐ろしいのはあの人でした。うーむ、まさかあそこまで邪悪だなんて思わなかった! むしろここまでくると少年は被害者に思えてしまうかも。
ところで、きっちりした由来だとかこの後どうなりそうとかいうことがいまいちはっきりわからなくって。プロローグの意味とか、カウントダウン形式の章とか。そして最終章が「0」ということは、ひょっとするとこれから何かが……!?
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