でれすけ

  • 徳間書店 (2017年8月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784198644512

作品紹介・あらすじ

父祖伝来、五百年の歴史を護ってきた佐竹義重。
今は子・佐竹義宣に実権を譲り隠居した身だ。
そんななか、天下統一を成した豊臣秀吉より命が下る。
「常陸を平定せよ」
佐竹家の誰もがなし得なかった夢を我がなし得る。
年老いた身でありながら早速攻略に取りかかる義重だったが……。
父祖伝来の重み、老いへの恐怖、次世代へと委ねるもの。
歴史小説の麒麟児が佐竹義重を活写する!

みんなの感想まとめ

歴史小説として、佐竹義重の晩年を描く作品は、彼の人生や時代背景を通じて、父祖の重みや老いへの葛藤を感じさせます。主人公が豊臣秀吉の命を受けて常陸を平定しようと奮闘する姿は、読者にとって感情移入しやすく...

感想・レビュー・書評

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  • 『でれすけ』です

    言わずと知れた茨城三大ソウルワードのひとつですね
    残りのふたつは「ごじゃっペ」「青なじみ」です(ひまわりめろん調べ)

    作中では「馬鹿もの」に「でれすけ」とルビがふってありました
    まぁそういう意味も無くはないんですが、どちらかというと、だらしない人、いいかげんな人、怠け者っていうほうに近い言葉だと思います

    私も今は亡き父によくそう言って怒られたものです「この、でれすけが!」

    さて本作ですが、舞台はもちろん茨城いや正確には常陸国です
    主人公は鬼義重と呼ばれた佐竹義重です
    その義重の晩年、豊臣秀吉の北条攻めから関ヶ原後までを描く歴史小説になります

    佐竹義重を主人公に据えるなんて、とっても珍しく、それだけでもうれしくなっちゃいます
    加えて見知った場所がばんばん出てきますんでそれも上げポイントですよね

    まぁ、内容的には直球の歴史小説で可もなく不可もなくでした
    まぁまぁ歴史詳しいんで逆にフィクション強めのエンタメ系の歴史小説の方がすきなのかもしれない

    今後もちょっと「茨城」にこだわって色々読んでいきたいっぺ!

    • ゆーき本さん
      茨城大好き‎( ㆆ ㆆ)و✧
      今はそばの花が見頃です
      明日けんちん蕎麦にしよっかな(*´༥`*)ウマウマ
      茨城大好き‎( ㆆ ㆆ)و✧
      今はそばの花が見頃です
      明日けんちん蕎麦にしよっかな(*´༥`*)ウマウマ
      2023/09/28
    • ひまわりめろんさん
      はい!豆知識!
      けんちん汁というのは(若干の違いはあるものの)日本全国で食されているんですが、けんちん汁にうどんやそばを入れるのは茨城という...
      はい!豆知識!
      けんちん汁というのは(若干の違いはあるものの)日本全国で食されているんですが、けんちん汁にうどんやそばを入れるのは茨城というか水戸藩が発祥なんですね
      元々は「つけけんちん」と言ってけんちん汁にそばやうどんをつけて食べるのが一般的でした
      ひまわりめろんの実家でもよく食べていて、年越しそばはなからずつけけんちんでした
      全国で見られる現象ですが、茨城ではこのけんちんそば・うどんてあたり前すぎて郷土料理って感覚が全くなかったんですね
      しかも家で食べるのが普通すぎてそば屋さんではむしろメニューになかったんです
      それを他県の人に珍しがってもらえて、「あれこれ売れるんじゃね?」と気付き、今では特に観光地にあるそば屋さんでは必ずあるメニューになっています
      ただしお店で出してるのはかけけんちんばっかりなんですよね
      作りやすい、食べやすいってのがあるのかもしれませんが、本物はつけけんちんなのてをすよ
      2023/09/28
    • 1Q84O1さん
      地元のソウルフード、ちょっとしたことがきっかけでブレイクすることってありますよね〜
      地元のソウルフード、ちょっとしたことがきっかけでブレイクすることってありますよね〜
      2023/09/28
  • 全てがちょうどいい。もっと読みたかったなと思うくらいのボリューム。いいねぇ。

  • 2025.11.21完了
    まぁなんちゅうか可もなく不可もなく。義重の気概は伝わるし、こんな鈍そうな男でもない気がするし。

  • 鬼義重と呼ばれた佐竹義重を描く。
    豊臣秀吉、徳川家康と同時代を生き、秀吉や家康らとの難しい舵取りを迫られるなか、この戦乱の世を生き抜いた生き様は、非常に魅力的。

  • もう少し、じっくり読んでみたい題材でした。
    ちょっと短い・・・。

    内容も・・・
    時代遅れの「坂東武者」最後に家康に一矢、とならない。
    ちょっと、残念な一冊でした。

  • 佐竹義重が隠居し息子義宣が小田原の陣で天下人秀吉に主従するところから始まる。秀吉から常陸平定を命じられ豪族を討伐し義宣は上方へ上り石田三成を通じてより豊臣政権中枢に入り込むが義重は国元に残る。上方と国元で親子の意見が対立するが義重は常に後継ぎの義宣をたてお互い佐竹家の存続に命をかける

  • 2019.2.8

  • 佐竹義重が主人公である小説は初めて読んだ。義重の小説と聞いて購入。義重の晩年を描くと書いてあったので派手さがない内容になるのかと思っていたが決してそうではない。豊臣家に臣従してからの佐竹家の義重と息子義宣の戦いが始まったのである。戦で生きてきた義重と父ほど戦を知らない義宣のその違いを刀で表してくれるのが面白い。なるほど。また義重は家康に接して家康の恐ろしさを知り、義宣は三成の教えを受け、そこにも言葉にするのが浮かんでこないものの面白い。義宣の妻が可哀想だった。あの描写は泣いてしまった。

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著者プロフィール

1987年栃木県生まれ。2014年『うつろ屋軍師』が第19回歴史群像大賞に入賞し、デビュー。2015年、同作が第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞候補となる


「2022年 『決戦!賤ヶ岳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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