ときどき、京都人。 東京⇔京都/二都の生活

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  • 徳間書店 (2017年9月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784198644772

作品紹介・あらすじ

築年数不明の京都町家をリノベーションして6年。東京・京都と2つの拠点を持った永江さんは、ひと月のうち1週間から10日間を京都で過ごす「ときどき、京都人」となった。根っからの京都人ではない「よそさん」だからこそ見えてくる、京都人が気づいていない京都の魅力や怖さをつづったエッセイ集です。古都のしきたり、人間関係の妙、密集しながら暮らす都市生活の知恵、案外知られていない居心地いい場所等、京都のふだんの空気が詰まっています。

みんなの感想まとめ

日常の中に息づく京都の魅力を、著者の独自の視点から描いたエッセイ集です。永江さんは東京と京都の二拠点生活を通じて、京都の住みやすさや人々の温かさ、知られざるスポットを紹介しています。軽やかな語り口で、...

感想・レビュー・書評

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  • 軽妙洒脱で優しい語り口が、今にも聞こえてきそう。
    京都に旅に行く予定だったが、体調を崩して行けなくなった。その時は一般的なガイドブックしか持っておらず、京都の具体的なイメージが持てず不安が強かった。
    けど、この本を読んで、ときどき京都に暮らす人から見た京都の住みよいところをたくさん教えていただいて、安心できた。いつか京都旅行をリベンジしたくなった。
    筆者は北海道旭川市出身とのこと。私は北海道十勝出身。シンパシーを抱くとともに、北海道を離れてなぜ京都や東京に住み着いたのか、なぜ北海道に戻らないのか、訊いてみたくなった。
    この筆者の方のほかの本も読んでみたくなった。

  • 永江さんが京都のまちなかに
    セカンドハウスとして町家を買い
    東京と往復しているというのは
    前著で読んでいました。

    今回はその暮らしの紹介。
    いいなぁ、このほどよい距離感。
    すごく入れ込んでるわけでもなく
    かといって壁をつくるでもなく。
    そこを拠点にして寺社めぐりしたり
    街ブラや行事を楽しんだり。

    『京都の中華』で掲載されていたお店が
    こちらにも登場していました。
    ますます行きたくなったわ( ^∀^)

  • まったく生粋の京都人じゃないし、京都市内にも住んだこともないが、45年以上京都市郊外に住み、京都市の会社にも長いこと通ってた私にもそうそうって思う話が多かった。こういう感覚って、私もそうだけど、外から来た人間の方が分かるかも、ね?

  • 京都旅行中に大垣書店本店で見つけて、ついつい買ってしまった一冊。

    東京ー京都の2重生活の決断に至る経緯や両方の生活を通じてわかったことなどが書かれているのかと思ったが、それは別の本に書いてあるらしく(もちろん後日購入)、こちらはただおっさんの京都暮らしエッセー的な内容であった。

    最初の期待感と内容が異なると大抵は低評価になりがちなんだが、おっさんのほのぼの随筆を読むのはそれはそれで面白く、自分の知ってる場所やイベントについてより詳しく書いてあるとほうほうと思うし、知らないことについては今度俺もいってみるかという旅行雑誌的な役割も果たしてくれて、普通に楽しく読めた。

    これは、町屋購入、リノベーションのところの経緯が書いてあるもう1冊のほうも期待大。

  • 著者は東京在住ながら、京都で町屋を買い入れ、奥さんと月の内1週間~10日間程そこで暮らしている。

    通常の観光案内とは違い、また京都に永住している訳ではないが、それなりの時間の余裕もあるので、のんびりとしかも新鮮な目で、身近な京都を紹介してくれているのが嬉しい。

    そういう著者も、やがて体力的に東京と京都のんびりと往復がつらくなるときにどうしようかと思う。その時は「ときどき京都人」ではなく「ずうっと、京都人」になるかも知れないという。
    どちらにしても「人生の最高の贅沢」をしていると思う。羨ましい限りである。

    この本と「京都ぎらい(井上章一)」を併せて読むと、いくらかは京都を知った気分になると思います。

  • 京都と東京の二重生活は楽しそう。

  • 東京と京都のニ都生活。
    京都大好き人間だけれど、東京からは離れがたいと思っている私には、とてもとても羨ましい生活。

    本の中身は、生粋の京都人ではないからわかるような京都の数々が描かれている。
    1タイトルが短いので、とても読みやすい。

    第一章 ときどき、暮らして見えてきた
    第二章 京都ひとという生き方は
    第三章 ここで良い時間を過ごす
    第四章 文化と歴史の底力
    第五章京都の四季の時の時

    生粋の京都人なら、あたりまえのことが、他からの人からはとても新鮮。
    文化、歴史を大事にし、「いけず」と言われるけれど、意外に人情がある人柄(時折、東京の感覚ではわからないこともあるけど)、それら全てが新鮮で楽しい。

    読んでいて、あまりに筆者と感覚が似ていたので、うなづきながら読みたくなった(電車で読んでいたので、うなづくのは我慢したけれど。。)。

    また、梨木神社さん、下鴨神社さんの境内土地問題についても触れられている。
    その行為を批判するだけではなく、なぜ、そうなったのか?そうせざるを得ないのか?をさらっと書いてあったのにも、好感が持てた。
    単に罰当たりな!と批判をするのは簡単。
    でも、せざるを得ない状況にしてしまっている時代の流れがあるんだよな。
    (それを書いているのって、意外に少ないと思うのだが。。)

    あとがきで、年齢を重ねた未来には、京都だけの暮らしになるかもしれない。という旨のことが書かれていた。
    あー、やはり、京都に魅せられた東京の人は、便利な東京ではなく、魅せられた方に拠点を移すんだなー。。と、思った。

    自分も、色々なハードルがクリアできるなら、できたら、魅せられた土地京都に住みたいものだ。

    あと。。
    若くはないけれど、鴨川の等間隔の1つをやってみたい(笑)

  • いいな~、こんな生活。まさに京都に”暮らす”、永住するわけでもなく、かといって旅行ほど短期間でもなく、定期的な往来で京都の様々な顔が見える。内容としては”モノ”や”こと”に関するパートよりも”人”にまつわる話しが多く紹介されている二章がもっとも興味深く読み進めることができた。

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著者プロフィール

1958年生まれ。ライター。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業。「アサヒ芸能」「週刊朝日」「週刊エコノミスト」などで連載をもつ。ラジオ「ナルミッツ!!! 永江朗ニューブックワールド」(HBC)、「ラジオ深夜便 やっぱり本が好き」(NHK第一)に出演。
おもな著書に『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『本を読むということ』(河出文庫)、『筑摩書房 それからの40年』(筑摩選書)、『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)、『小さな出版社のつくり方』(猿江商会)など。

「2019年 『私は本屋が好きでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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