「中国の悪夢」を習近平が準備する

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198645120

作品紹介・あらすじ

中国共産党の第19回党大会で、習近平が徹底した共産党独裁を目指していると明らかになった。自分の姿を毛沢東に重ねる絶対的指導者として歩もうとしている次の5年は、国際社会をも巻き込む大きな悲劇をもたらすだろう。
党中央の指導(=自分の意見)に抵抗するものは排除し、人民の統制と監視を強化、合弁・民間企業まで従わせ、中国の強国化、強軍化でアジアを支配。日本の安全保障や経済問題は、どんな影響を受けるのか、詳細レポート。

感想・レビュー・書評

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  • 習近平の狙っているであろうこと、一期目から二期目にかけての外面の変化と背景がわかる。

  • 独裁を強め長期政権に布石を打つ習近平と世界覇権の道を驀進する中国の現状と今後についての洞察。
    共産党内の権力闘争、共産党の中国での支持確立のための手頃な戦争、米国の後退の力の空白、インドやロシアとの関係、EU(ドイツ)に対する連携強化、孤立する台湾、2022までに台湾または尖閣への侵攻。
    2017年11/30出版だが古さを感じさせない読み物であった。

  • 20180721読了

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著者プロフィール

ジャーナリスト、中国ウォッチャー、文筆家。
1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。
著書に、『習近平 最後の戦い』(徳間書店)、『台湾に何が起きているのか』『ウイグル人に何が起きているのか』(以上、PHP新書)、『習近平王朝の危険な野望』(さくら舎)、『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)など多数。
ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナゴシップス)」を連載中。

「2023年 『習近平「独裁新時代」崩壊のカウントダウン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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