安土唐獅子画狂伝 狩野永徳 (文芸書)

  • 徳間書店 (2018年3月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784198645809

作品紹介・あらすじ

「貴様に絵を頼みたい」。織田信長からの依頼は、計百枚にも及ぶ安土城障壁画だった。信長の機嫌を少しでも損ねたら、自分の首が飛び、家が絶えかねない。狩野派の行く末を案じ逡巡する永徳だったが、すべてを捨てて安土に向かうことを決意する。一世一代の大仕事。己の魂を筆にのせた迫真の絵は、覇王を納得させることができたのか? 天才絵師の孤独な闘いを描いた、絵師小説の決定版!

みんなの感想まとめ

テーマは、狩野永徳が織田信長の命を受けて描いた安土城の障壁画の制作過程と、その背後にある彼の孤独な闘いです。歴史上の人物たちとの絡みを通じて、永徳の情熱や苦悩が浮き彫りになり、彼が全身全霊をかけて取り...

感想・レビュー・書評

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  • 数ヶ月前に この著書の
    芳藤の作品を読みましたので 
    読みやすい本だろうと思って 読んでみました。

    読みすすめて
    あれ?? 安土城って 残ってなかったよね。。。確か・・・・
    (旅行で 城跡は 見た記憶がある)
    となると こんなに 命がけで描いた絵が 燃えちゃうの?!
    と 思うと 悲しくなりました。
    でも、唐獅子の絵は どっかで見たことがある。

    まさか 城が燃える前に 持ち出せたのかしら??

    などと 自分が 見た場所や 見た事のある 絵だと 読んでいて とても 身近に感じて 面白かったです。

    若冲もそうだけど
    昔の絵師さん達は 全てを投げ打って 
    絵に没頭していったのですね~~
    凄い気迫を感じました。

  • 狩野永徳を主人公にした作品。織田信長、長谷川等伯、狩野山楽、海北友松、千利休などの同時代の歴史上の人物も登場させ、物語に膨らみを与えている。小説全体の評価は4くらいの作品だが、読み物としては上質のエンターテイメントだと感じた。
    この小説を読み終え、狩野永徳が全身全霊をかけて描き上げ、完成後3年で焼失してしまった安土城の障壁画を観たかったと強く感じた。

  • 『洛中洛外画狂伝狩野永徳』に次ぐ第二弾。
    狩野永徳が天下人織田信長との真剣勝負が展開する。織田信長を満足させられなければ、まず命はない。
    信長から依頼された計百枚にも及ぶプロジェクト、安土城障壁画への挑戦を行なう。

  • 絵師から見れば、天下の「本能寺の変」より、安土の街並みや安土城の襖絵の方が大事だあね。
    狩野家の若惣領、質実剛健な父と弟に家は任せきり、家庭も省みず、描き散らして磨いた技量で不遜な言動。全てを投げ打ち、絵に精進…って割には、チョイチョイ些事に凹む。折角、松永弾正、海北友松、朝山日乗、長谷川信春…と、時勢や運に揉まれて翻弄される人達が側にいるのに、あんまり学習しない。
    信長と千宗易に小突き回され、辛うじて主役が張れた感じだな。

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著者プロフィール

1986年東京都生まれ。2012年『蒲生の記』で第18回歴史群像大賞優秀賞を受賞。2013年『洛中洛外画狂伝』でデビュー。2018年『おもちゃ絵芳藤』で第7回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。演劇の原案提供も手がけている。他の著書に『吉宗の星』『ええじゃないか』などがある。

「2023年 『どうした、家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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