コクルおばあさんとねこ (児童書)

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本棚登録 : 63
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (67ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198646141

作品紹介・あらすじ

コクルおばあさんは、ロンドンの町のふうせん売り。黒ねこのピーターをかわいがっています。あるとき、悪いお天気がつづいてさかなの値段が上がり、おばあさんはピーターにさかなを買ってやれなくなりました。するとピーターは家出してしまいました。心配のあまり、ひどくやせてしまったおばあさんは、強い風のふくある日、ふうせんにひっぱられて空にまいあがり…? 英国の名手ピアスによる短編を、オリジナルの絵とともに幼年童話の形で出版!

感想・レビュー・書評

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  • やさしい幼年童話。
    とっても単純なお話しながら、猫のピーターの心の声、おばあさんの細やかな心遣いが描かれているのがピアスらしい個性をかんじます。

    ロンドンの高い建物のてっぺんにくらす、コクルおばあさん。毎日84段の階段を登ったり、降りたり。
    そして、毎日欠かさず、風船を売る商売で、猫のピーターに新鮮な魚を買ってやり、楽しくくらしている。

    ところが、雨が長く続く日々が続き、
    魚の値段が上がり、新鮮な魚をピーターにやれなくなる。ピーターは、魚を求めて、家を飛び出してしまった。
    ピーターがいなくなって、寂しくてしかたなく、食欲もなく、すっかりやせ細ってしまったおばあさん…
    風の強いある日、風船と一緒に空中に浮いて、そのまま空へと飛んでいってしまった…

    ピーターのことなど忘れて雲をけって歩くおばあさん、さてさて、ピーターに巡り会えるのでしょうか。

  • 風船売りのコクルおばあさんは、黒ねこのピーターと一緒にしあわせに暮らしていました。ところが悪天候が続いたため魚が値上がりし、おばあさんはピーターの大好物の魚を買ってあげることができなくなってしまいました。ピーターは魚が食べられない暮らしにいや気がさし、家出をしてしまいます。ピーターを心配するあまり、どんどんやせてしまったコクルおばあさん。ついに、強い風にあおられ風船ごと空へと吹き飛んでしまいます。コクルおばあさんは無事に家へ帰ることができるのでしょうか?

  • ものいわぬ猫がかわいい。最後はハッピーエンド。途中はちょっぴりファンタジー。

  •  コクルおばあさんと猫のピーターは、ロンドンで仲良く暮らしていました。ところが悪天候が続いて魚の値段が上がって、大好きな魚がもらえなくなったピーターは家出をしてしまいました。

     コクルおばあさんは、悲しみのあまりやせてしまいました。
     風船を売る仕事をしているコクルおばあさんは、ある日強い風に吹かれて、風船と一緒に空に舞い上がってしまいました。

  • ピアスの短編を出版社とさし絵を変えて刊行。
    風船売りのコクルおばあさんとお魚大好きな猫ピーターのお話。おばあさんが風船と一緒に雲の上をお散歩する描写が素敵です。

  • ロンドンを舞台にしたおばあさんと猫の話。

    魚を買ってもらえなくなった猫は、家出して…。

  • お年寄りに関する物語を探していて手にした。

    コクルおばあさんは、ロンドンの町のふうせん売りです。
    黒ねこのピーターといっしょに住んでいます。
    ある日、ピーターの好きなさかなが手に入らなくなり、ピーターは家出してしまいました……。

    『トムは真夜中の庭で』が大好きなので、期待していた。
    だが、半分以上読んだくらいから、がっかりしてしまった。
    ふうせんで飛ぶところまではおもしろかったけれど、その後が続かない感じ。
    終わり方も腑に落ちない。
    ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したという、アントニー・メイトランドの絵はすてきです。
    復刊したということは購入できないときがあったということで、購入できなくなっていたということは、やっぱり……などと考えてしまった。

  • ピアスは大好きな作家で、この本は表紙の猫がとても素敵なので、手に取った。

     まあ、悪い話ではないけど、ピアスはどちらかというと犬が好きなんだと思う。
    そりゃ猫は美味しいものの次に飼い主(と本猫が思っているかはわからないが)が好き、と平気で言いそうな生き物ではあるが、飼い主の生活が苦しくなって、美味しいものが食べられなくなったからって、飼い主を捨てて出ていくってことはないと思う。思い出して「あれが食べたい」と言うとは思うけど。
    出てくるもう一匹の猫も意地悪だし。猫って意地悪じゃないよ。どんなに苦しい状況のノラでも。生きることに必死なだけで。
     おばあさんの解決方法を受け入れる漁師がすごい。しかも、おばあさんは猫がもとは自分の猫だったてことは言わないので「よく可愛がってくれる」と感謝しているのも面白い。おばあさんより、猫より、この漁師が魅力的。

  • コクルおばあさんは、黒ねこのピーターをかわいがっていました。あるとき、魚の値段が上がり、ピーターに魚を買ってやれなくなりました。すると、怒ったピーターは、家出をしてしまいました。心配で心配ですっかりやせてしまったおばあさんは、売り物の風船をふくらませたとたん、風にさらわれて空に舞い上がり…。

  • 猫の童話!

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    コクルおばあさんは、ロンドンの町のふうせん売り。黒ねこのピーターをかわいがっています。あるとき、悪いお天気がつづいてさかなの値段が上がり、おばあさんはピーターにさかなを買ってやれなくなりました。するとピーターは家出してしまいました。心配のあまり、ひどくやせてしまったおばあさんは、強い風のふくある日、ふうせんにひっぱられて空にまいあがり…? 英国の名手ピアスによる短編を、オリジナルの絵とともに幼年童話の形で出版!
    http://www.tokuma.jp/bookinfo/9784198646141

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