こねことおつきさま

  • 徳間書店 (2018年9月11日発売)
3.68
  • (3)
  • (9)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 137
感想 : 16
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (24ページ) / ISBN・EAN: 9784198646936

作品紹介・あらすじ

満月の晩、こねこがさんぽにでかけました。「ねえ、おつきさま。どうしてついてくるの? これから農場にミルクをのみにいくんだよ。いっしょにくる?」子ねこは、塀をつたい、木にとびうつって、屋根にジャンプ…! やっぱり月はついてきます。農場に着いた子ねこは、農家に入ってつぼのミルクを飲みました。でも、つぼといっしょに床に落ちてしまい、その音を聞いてやってきたのは…? 元気な子ねこを描いた、原書1954年のフランスの名作絵本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アルベルティーヌ・ドゥルタイユさんの絵本ですね。
    アルベルティーヌ・ドゥルタイユさん(1902ー2008、オランダ生まれ)絵本作家。
    訳は、ふしみみさおさん(1970年、埼玉県生まれ)
    翻訳家。

     いえも ない。ともだちも いない
     ぼくは じゆきままな のらねこだよ。
     ねえ、おつきさま。どうして ついてくるの?
     ぼくと あそびたいの?
     これから のうじょうに ミルクを のみに
     いくんだよ。 いっしょに くる?
     
     こうして のらねこは たのしく おつきさまと
     のうじょうに むかいます。

     可愛らしい白い猫が、しなやかに愉快に描かれています。ロマンあふれる絵が美しいですね。
     
     のうじょうに ついた のらねこは ミルクの
     つぼに かおを つっこんで ぬけなく
     なりました。
     にゃにゃーん! ガッチャーン!
     たいへん、われちゃった!
     いえの ひとが おきてくるよ。
     こわい、みつかちっちゃう。
     「ねえ、きいた? なにか われたよ」
     「うん。ネコの こえも したよ。
      おにいちゃん?」
     「まどを しめて! つかまえよう」
     
     こうして のらねこは おとこのこと いもうとに
     たすけだされて かわれることに なりました。
     のらねこは もちろん おおよろこび………!

     猫のしぐさがとても愛らしい絵本です。子どもたちもやさしさにあふれて、心温まりますね。
     お月さまも、にっこりと微笑ましい、愉快な絵本ですね。

  • 愛らしく清らかな感性の絵本。のらねこちゃんの夜の散歩にこっそり目で追っている気分になる。
    こういう本を好きだという子供達が沢山いる世の中がいいなと感じた。
    誰しも自由さを求め、ひとり気ままをのびのびと生きるけれど、やはり誰かに愛され共に生きたい欲求も心にはあることを教えられる。

  • 1954年刊行のフランスの名作絵本とのことですが、作者の「アルベルティーヌ・ドゥルタイユ」が50歳になってから、イラストの仕事を始めたのも興味深く、伸び伸びと躍動感あふれる絵柄が印象的でした。

    また、こねこの頭を下にして壁を降りるシーンや、物の口に突っ込んで頭が抜けなくなるシーンといった猫あるあるも、今と変わらない愛らしさがあって、微笑ましいものを感じました。

  • 真っ白な可愛い子猫、満月の夜、体毛が月光にキラキラしています。子猫の目にも、お月さまが自分について来ると見えて、お喋りしながらスリリングなお散歩、楽しそうです。しかし子猫の目指す農場にはお目当てがあって…で、大ピンチの後で素敵な出会いが! よかったね。

  • 1954年刊行のフランスの名作絵本になります。レトロな雰囲気のある絵は、味わいがありますね。

    表紙には真っ黒な背景に白く輝くような一匹の猫。少し暗い印象を受けましたが、ページを開くと、カラフルな色彩に光を感じます。

    柔らかなお月さまの光りに照らされて、白いこねこが躍動感溢れる動きで描かれています。こねこの夜のお散歩に、どこまでもついてくるお月さま。

    白いこねこは、お月さまに語りかけながら、屋根に飛び乗ったり、蔦を伝って壁を降りたり。芽キャベツ畑を突っ切って、野原でかけっこしたりと生き生きとした動きとことばで楽しませてくれます。
    一緒に月夜のお散歩気分ですね。(=^x^=)

    そして。ノラネコだったこねこは、男の子と女の子に撫でられながら、ゴロゴロゴロゴロ嬉しそう。
    “ねえ、おつきさまも おいでよ。このこたち、いいこだよ。こんどは みんなで あそぼうよ!“

    最後は安らかな眠りに包んでくれる、おやすみ前の絵本にぴったりですね。(*´ω`*)
    (図書館で取り寄せてもらいました。ひだまりトマトさん、こねこの夜のお散歩を除いているような、可愛らしい絵本でした。(=^ェ^=)ありがとうございました。)


  • 自由気ままなこねこは月と戯れる。そして優しい兄弟にあってめでたしめでたし!

  • 絵本で世界を学ぼう

    紹介された本。
    本書で73冊目だ。

    どこの国の話?
    でも良く、ほっこりする気持ちなれるのが一番。

    72冊目のストーリーはちょっとしんどかった。

    野良猫の子猫は、幸いすれてない猫で前向きだった。

    その次の展開でさらに子猫の状況が好転するのは、
    読んでいてよかった。

    本書は1954に著作権の契約を結んでいる様で、
    ずいぶんと歴史のある絵本だと言える。

    でどこの国かと言えば確かフランスだった。

    さすがフランス、良いセンスを持っている。

  • 野良の子猫が月夜の晩にさんぽするお話。
    子猫とお月様のやりとりが可愛らしい絵本。
    猫の表情や動きが、しなやかで素晴らしい。
    お話の展開も、またホッコリとする。
    月、猫、そして最後には、可愛らしい子ども達も登場する、間違いない絵本。


    4分

  • 2023.9.7 3-1

  • ひとりぼっちのねこ
    夜のお散歩に行く
    お月様が追いかけてくる!!
    最後はほっこり

  • 絵がとっても可愛いです♡

  • おつきさまをおいかける絵本てよくあるね。オチがかわいくてよいですね。

  • なんてかわいいこねこなんでしょ。

    こねこは、まるで、この絵本を呼んでいる読者、子どもたちのよう。子どもの頃、みんな1度は思ったことあるはず、
    「お月さま、私の後をついてくるみたい!」って。

    一人ぼっちのこねこが、お月さまとまるで友だちのように夜の散歩をする姿、じゆうきままなこねこの様子にはわくわくします。

    農場でお目当てのミルクにありつくと…

    お月さまは、天のお母さまのように、やさしく微笑んで見守ります。ねこが大好きなおうちの子どもに、眠る前のひと時に読んであげたいような絵本。

全13件中 1 - 13件を表示

著者プロフィール

1902~2008年。オランダの画家一家に生まれ、美術学校に行ったのち、結婚、出産。5人の子どもをもうける。子どもたちを育てあげ、50歳になると、イラストの仕事を始めた。何冊か絵本を出版したのち、「ペール・カストール」シリーズのポール・フォシェと仕事を始めた。「ペール・カストール」では彼女の本は成功をおさめ、つぎつぎと絵本を出版。子どもの本の名作として、世代をこえて読みつがれている。作品は、お話のすばらしさに加え、子どものことを想い、丁寧な取材に基づいて作られている。

「2018年 『こねことおつきさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アルベルティーヌ・ドゥルタイユの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×