月とコーヒー (文芸書)

  • 徳間書店 (2019年2月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784198647728

作品紹介・あらすじ

これは、忘れられたものと、世の中の隅の方にいる人たちのお話。
喫茶店〈ゴーゴリ〉の甘くないケーキ。世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。トランプから抜け出してきたジョーカー。赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。三人の年老いた泥棒。空から落ちてきた天使。終わりの風景が見える眼鏡──。
人気作家が腕によりをかけて紡いだ、とっておきの24篇。

感想・レビュー・書評

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  • 手に取りやすいサイズで、装幀も挿絵もセンスの良さを感じます。

    ひとつひとつのお話はとても短いです。
    「月」と「コーヒー」がお話の中にさりげなくでてきて、ほっとします。

    「黒豆を数える二人の男」はお話が突然終わり、
    「あれっ?」って感じにはなりましたが、あとは読者にお任せなんですよね。お任せも私は心地よかったりします。

    私の好きな話は「隣のごちそう」「鳴らないオルゴール」「青いインク」「青いインクのつづき」「ヒイラギの青空」です。


    今回のあとがきは「1日の終わりの寝しなに読んでいただく短いお話を書きました。」から始まります。吉田さんの世界観を、物語とはまた違う感覚で感じることができる「あとがき」は私にとって読了後のプレゼントのようなものです。
    一日一話が理想なのに、一気に読んでしまいました。一日一話の再読の夜が楽しみです。

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      わっ。
      タイトルに「月」!
      読まねば笑。
      「いいね」ありがとうございます。

      わっ。
      タイトルに「月」!
      読まねば笑。
      2025/05/20
    • ミユキさん
      大作上下巻読了、お疲れ様でした。
      大作上下巻読了、お疲れ様でした。
      2025/05/20
    • きたごやたろうさん
      ありがとうございます。

      400ページ以上ある作品というだけでオイラには大作ですから笑。

      それが上下巻!

      疲れました。
      そ...
      ありがとうございます。

      400ページ以上ある作品というだけでオイラには大作ですから笑。

      それが上下巻!

      疲れました。
      その内容も含めて。
      2025/05/20
  •  吉田篤弘さんの、24篇からなる短編集です。手のひらサイズの美しい装幀の上製本で、とても可愛らしくプレゼントにもよろしいかも‥
     表題の作品は収められておらず、あくまでも本書のタイトルなんですね。吉田さんは「あとがき」に次のように記してます。

     ①「(本作は)一日の終わりの寝しなに読んでいただく短いお話」 ②「『月とコーヒー』というタイトルは自分が小説を書いていく上での指針となる言葉のひとつ」 ③「いつでも書いてみたいのは、そうしたとるにたらないもの、忘れられたもの、世の中の隅の方にいる人たちの話」

     この「あとがき」すごくいいです。もうこれで全てを表している気がします。駄文レビューなんぞ不要ですね。特に上記③は、本書に限らず、吉田さんの創作の根幹をなす文章と思えます。

     まさに、窓には月、傍に珈琲、そんな静かな夜に本書を手にし、短い一編の物語をゆっくり読み進める‥。唐突に始まる夢のような、コーヒーの湯気のようにふわりと消える各編の物語は、心を凪いでくれ、安眠に誘われます。

     こんな物語を夜更けに読みながら、その世界観に浸るとともに、ふと吉田篤弘さんが、ひっそりと、こっそりと物語を創造している姿を想像します。
     吉田さんにとっての『月とコーヒー』は、私にとっては間違いなく、躊躇わず『本と珈琲』です。やっぱり、ある方にとって取るに足らず、なくても生きていけるものでも、誰かにとっては極めて重要なものがあるんですね。

     本書から派生し、〈インク三部作〉と呼ばれる『それでも世界は回っている 1〜3』に、まだ辿り着きません‥。

  • 私にとって、肩の力を抜いて心地よい時間をすごすのにぴったりな本が、吉田篤弘さんの物語です。

    実はこの本は、読むのがもったいなくて今までとっておいた本です。装幀は、クラフト・エヴィング商會。味のあるイラストがまたとてもいいんです。

    本を開くと、寝る前に一話ずつ読むのにほどよい長さの短編が、24編紡がれていました。

    とるにたらないもの、忘れられたもの、世の中の隅の方にいる人たちのお話は、どれも心を穏やかにさせてくれました。時にクスッと笑えたり、なるほどねと思ったり、物語の続きを思い描いたりしながらの読書でした。

    あとがきには、吉田さんのこの本への思いが書かれていました。私にとっての「月とコーヒー」はなんだろうと思ったりしました。

    次は『月とコーヒーデミタス』へ。
    わくわくがとまりません。


    • ミユキさん
      フリージアさん、こんばんは♪

      私も吉田篤弘さんの作品が大好きです。
      読むのがもったいない
      ってよくわかります。
      最近、読了した作品を1日1...
      フリージアさん、こんばんは♪

      私も吉田篤弘さんの作品が大好きです。
      読むのがもったいない
      ってよくわかります。
      最近、読了した作品を1日1話再読しています。
      寝る前のお楽しみの時間です。

      「月とコーヒーデミタス」のレビュー楽しみにしていますね(^^)
      2025/09/06
    • フリージアさん
      ミユキさん、こんばんは♪
      コメントありがとうございます♡

      寝る前に一日一話の再読、いいですね。

      私もやってみようかな(^^)
      ミユキさん、こんばんは♪
      コメントありがとうございます♡

      寝る前に一日一話の再読、いいですね。

      私もやってみようかな(^^)
      2025/09/06
    • ミユキさん
      ぜひぜひ
      もう少し読みたいなぁー
      なんて思いながら、夢のくにへ♡♡♡
      おやすみなさい(^^)/
      ぜひぜひ
      もう少し読みたいなぁー
      なんて思いながら、夢のくにへ♡♡♡
      おやすみなさい(^^)/
      2025/09/06
  • 生きていくために必要なのは「太陽とパン」で「月とコーヒー」ではない。
    生きていくのに必須ではなくても、日常を繰り返していくためになくてはならないものがある。
    そういう取るに足らないものを大切にしたい、という気持ちが「月とコーヒー」というタイトルになっている。

    コロナ禍では「不要不急」として、ないがしろにされた事柄がたくさんあった。
    そんな、生きていくために必ずしも必要のないものに存在価値があることを気づかせるような内容の本だ。

    ズバリ「月とコーヒー」というタイトルの話はない。
    「つづきはまた明日」という話の挿絵に「Tsuki to coffee」と書いてあり、「月とコーヒー」を語っていた。

    この作品群は1つの話が10ページ程で、寝る前に読むことを想定している。
    そのため、静かな雰囲気で感情の起伏が少ない。
    何事も冷静に見つめ、本質らしきものを感じ取り、それを淡々と語るが結論はなく中途半端に終わる。

    この本には「青いインク」の話が3話でてくる。
    かつて「万年筆とインク」は文字を書くという行為の主役で「太陽とパン」だった。
    今では「万年筆とインク」は「月とコーヒー」で、生活するのに無くても困らない。
    だが、そういう取るに足らないものに価値を見出している。

    本書の後に「それでも世界は回っている」という題名の本を3冊も書いており、「インク三部作」と呼ばれている。
    これも読もうと思っている。
    ほかにも読みたい本が10冊程あるので、しばらくは吉田篤弘さんの本で埋め尽くされそう。

  • 寝る前にベッドで読むのにピッタリの短編集。
    月やコーヒーがちょこちょこ出てきて、それぞれの物語は繋がっているようないないような。
    1話がきっちり完結しているわけでもなく。
    なんだか不思議な読後感の本。
    物語の続きは夢の中で…なのかな。

  • 24編もの短編を生み出す達者な才能と、続きがどれも続きが気になるところで終わらせるというあざとさ。
    寝る前に読めば物語の続きを考えながら安眠できそうな作品ばかりでした。
    実際に寝る前の愛読書となり1ヶ月弱かけてじっくり読む習慣に。
    どの物語にも関連性は少なく、ただ誰かと誰かが一つの物語で交わる世界観がどれも温かくて不思議な感覚。
    語り口も穏やかでまるでおとぎ話を聞かされてるようでした。
    それぞれがしっかり構成された内容なのに途中で終わらすなんて、なんとも贅沢なそしていつか続きが書かれるのかなって期待できる作品でした。

  • 吉田篤弘さん…あとがきで「月とコーヒーというタイトルは自分が小説を書いていく上での指針となる言葉のひとつ」と。生きていくために必要ではないかもしれないけれど、日常を繰り返していくためになくてはならないもの…また温かいもの、大切にしたいものを頂きました。幾つか気に入った短篇「つづきはまた明日」「冬の少年」「セーターの袖の小さな穴」

    • koalajさん
      m.cafeさん
      初めまして。
      コメントありがとうございます!
      こちらこそ今年もよろしくお願いします。
      吉田篤弘さんの世界、とっても好きです...
      m.cafeさん
      初めまして。
      コメントありがとうございます!
      こちらこそ今年もよろしくお願いします。
      吉田篤弘さんの世界、とっても好きです。
      温かくていいですよね。
      私、m.cafeさんの本棚がすごく好きで、読みたいなぁと思う本がいっぱい。
      これからも参考にさせていただきますね♪
      2022/01/05
    • m.cafeさん
      koalajさん
      koalajさんの本棚におじゃますると、私もほっとします。
      きっと好みが似ているのでしょうね。
      吉田篤弘さん、今年もたくさ...
      koalajさん
      koalajさんの本棚におじゃますると、私もほっとします。
      きっと好みが似ているのでしょうね。
      吉田篤弘さん、今年もたくさん読みたいですね。
      これからも、どうぞよろしくお願いします♪
      2022/01/05
    • koalajさん
      m.cafeさん
      ふふっそうですね♪
      好きなものが似ているのかも。
      こちらこそよろしくお願いします!
      m.cafeさん
      ふふっそうですね♪
      好きなものが似ているのかも。
      こちらこそよろしくお願いします!
      2022/01/05
  • 静かで、優しくて、でも核心を突くような、24この世界。
    心をほぐしてくれる、不思議で、おもしろい世界。

  • 物語になりかけの話。物語になることを決めかねている話。そんなお話の欠片が24編。吉田篤弘さんの作品は、理屈ではなく「感じるもの」のような気がしていたけれど、やっぱりそうなんだと確信しました。

    どの作品にもひっそり月があらわれます。そして、おいしそうな淹れたてのコーヒーの香りも。24篇のうち、一番好きなのは「三人の年老いた泥棒」のお話。彼らは、熟練した技で美術館の絵の中のものを取り出してしまうのです。絵の中からコーヒーを盗みだせば、それは美味しいコーヒーになって彼らの喉と心を潤します。でも、彼らの本当の目的はコーヒーではなく、壮大で美しいもの。それは…。

    途中でプツンと切れてしまうお話もあったけれど、そこは吉田ワールド。いろいろ想像して、勝手に続きを考えたりして楽しみます。ところで、4月13日の満月はピンクムーンという名前だったとか。次の満月は5月13日で、フラワームーン。満月にそれぞれ名前が付いているのも素敵。三日月も好きだけど。

    • yyさん
      珈琲さん、コメントありがとうございます。
      「デミタス」は、昨日、図書館でピックアップしてきました。
      昨夜「1125」のところまで読んで心...
      珈琲さん、コメントありがとうございます。
      「デミタス」は、昨日、図書館でピックアップしてきました。
      昨夜「1125」のところまで読んで心がじんわり温まりました。
      ただ、今週は金曜日まで忙しいので
      (そういう時こそ、うってつけの本ですが)
      全部読み終えるのに少し時間がかかりそうです。
      ありがとうございます☆彡
      2025/04/21
    • 傍らに珈琲を。さん
      “一緒に観ましょう”のメールですね。
      私も思い出してまたじ~んとしています。
      今週いっぱいはお忙しいとのこと、急に暑くなってきましたので、体...
      “一緒に観ましょう”のメールですね。
      私も思い出してまたじ~んとしています。
      今週いっぱいはお忙しいとのこと、急に暑くなってきましたので、体調に気を付けて乗り気ってくださいね。
      これを乗り気ったらまた吉田ワールドが待っている!
      ファイトです!
      2025/04/21
    • yyさん
      そうです! 
      家族間の糸が再び繋がっていくお話。
      忙しくても、ちょっとずつ、少しずつ…。
      今週は、小さなカップ(デミタス)を味わいなが...
      そうです! 
      家族間の糸が再び繋がっていくお話。
      忙しくても、ちょっとずつ、少しずつ…。
      今週は、小さなカップ(デミタス)を味わいながら頑張ります。
      エールをありがとうございます♪♪
      2025/04/21
  • ふつり、と急に終わってしまう短い24編のお話。
    あとがきで吉田さんは、
    「あれ、もうおしまい?この先、この人たちはどうなるのだろうーーーと思いをめぐらせているうちに、いつのまにか眠ってしまうというのが理想」
    と述べている。

    やっぱり吉田さんの傍にはいつも夜がある。
    夜って不思議な時間だと思う。
    月明かりだけの時間。
    思いがけず感傷的になる時間。
    空想の翼が広げられる時間。
    音が消える時間。
    街や人が眠りに向かう時間。
    身近な人や、暖かな食事、部屋の明かりや、布団の温もりが恋しくなる時間。
    太陽が明るく照らす、街が活動的な時間とは全く別の世界が広がる。
    あとがきでも吉田さんは"生きていくのに必要なのは太陽とパンだけれど、月とコーヒーがなくなってしまったら、なんと味気なくつまらないことでしょう"というような事を語っておられる。
    なんか嬉しい。

    さて本書は終わりだけでなく、物語の始まりも唐突だ。
    「本当を云うと、この世界に「果て」と呼んでいいところがあるとは思えないのです。」
    だとか、
    「〈ツアー〉を申し込んだのは彼の姉でした。」
    だとか、
    「熊の父親が旗の店を営んでいることは、皆、知っていたのでした。」
    だとか。
    これらは全て物語の最初の1行。
    確かどこかの本で吉田さんは「物語はいつも途中から始まる」というような事を仰っていたように記憶している。
    言われてみて、そうよねーなんて1人納得。
    だって私達も昨日の続きを生きているわけで、物語の登場人物たちも、読者がページを開いた途端に動き出すわけじゃなく、彼らは彼らの世界で生きているのだから(と思いたい)。

    このあと彼女はどうしたんだろう…
    彼と彼女はうまくいったのかしら…
    そんな素敵な想像をせずにはいられない1冊だ。
    こういう物語の欠片たちから、長編作品が生まれていくのだろうな。
    アイデアノートを覗かせて貰ったようで、わくわくする1冊だ。

    そうそう。
    24編中、少しだけ先を知ることが出来る物語が1つ含まれている。
    それは「青いインク」。
    山崎と戸島は出会えたのか?
    山崎の作り出す青いインクの素晴らしさを、伝えることは出来たのか?

    因みに本書の「青いインク」から生まれたお話が、インク三部作「それでも世界は回っている 1」~「それでも世界は回っている 3」だ。
    「3」については今年の2月末に発売らしい。
    これらも読んでみたいなぁ。
    でもまだ月舟町関連の本をここに2冊積んでいる(汗)
    落ち着け、私。
    まずは月舟町シリーズを読み終えてからインク三部作だな。

    24編中、好きだったのは、
    インク三部作の発端となりそうな三作「青いインク」、「青いインクの話のつづき」、「ヒイラギの青空」。
    それから「鳴らないオルゴール」、「美しい星に還る人」、「熊の父親」。

  • ☆4

    「忘れられたものと、世の中の隅の方にいる人たちのお話。」

    以前から気になっていた作品。単行本なのに、文庫本ほどのサイズ感がとっても可愛いです!

    24編の短編集なのですが連作ではないので、ちょっとした空き時間や、寝る前に読み進めるのにちょうど良かったです❁⃘*.゚
    吉田篤弘さんの作品は初めてだったのですが、独特の世界観に魅了されました!
    他の作品も是非読んでみたいと思います。

  • あとがきにもある通り先が気になって
    眠れなくなってしまうお話ではなく、
    あれ、もうおしまい?
    この先この人たちはどうなるのだろう?
    というような大人の童話集。

    夜にコーヒーと軽食なんかを
    食べながら読みたくなるような、
    枕元において眠れない夜のおともにしたいような
    そんな物語たち。

    ちょっと良いインクと万年筆を使ってみたくなった。

  • 24篇の短いお話。

    毎夜、寝る前にちょこちょこと読める。
    えっ!続きも…と期待したくなるのもあり、で。
    「セーターの袖の小さな穴」は、隣り町で旅するだけで終わりなのか、と。本屋を開かないの?と言いたくなった。

    甘くないケーキ、シチュー、サンドイッチなどの食べ物が、絡んだお話に惹かれたり…もして。

    気になってしまった話は、「隣りのごちそう」
    食には、拘らないや、と思っていても隣りから聞こえてくる料理をする音。
    この音って、気になるんだよー。
    何作ってるのかな?から始まり次に匂いで、作りたくなる。
    だけどやっぱり音だなぁ。気になるなぁ。
    …で、次の日に同じのを作ってみる。
    次の日も次の日も。
    最期は、真似される。終わりかたよ〜

  • とにかく心地良さが流れる作品だった。

    なんと言っても眠る前に鍵のついた日記を開くような感覚を思わせるこのコンパクトなサイズが可愛らしい。

    そして開くと、まるで待っていてくれたかのように出迎えてくれる数々のショートストーリー。
    どの物語も最後の一文がなんとも言えない心地良さだ。
    まるで眠りの入り口で夢の世界へのチケットを切ってくれるような心地良さ。そのままストンと眠りにつける心地良さ。
    これは毎晩読みたくなる、大人のための、自分で読む大人の読み聞かせ本かな。
    手元に枕元に置きたくなる。

    • あいさん
      こんばんは(^-^)/

      吉田作品、1作読んで心地よくて次も読もうと思いつつ…
      この本はショートショートなんだ。
      それならば、気楽...
      こんばんは(^-^)/

      吉田作品、1作読んで心地よくて次も読もうと思いつつ…
      この本はショートショートなんだ。
      それならば、気楽に読めそうね♪
      いつも紹介ありがとう(⁎˃ᴗ˂⁎)
      2019/06/10
    • くるたんさん
      けいたん♪
      こちらこそいつもありがとう♡

      私も吉田作品はまだ2冊だけ。これはショートだからほんと寝る前に読むのにぴったり♪

      ミステリだと...
      けいたん♪
      こちらこそいつもありがとう♡

      私も吉田作品はまだ2冊だけ。これはショートだからほんと寝る前に読むのにぴったり♪

      ミステリだと興奮しちゃったりするよね(笑)。これは大人の童話の世界だからスッと眠りに誘われた気がするよ♪

      装丁も素敵だからたまに読みたくなる吉田作品◟( ˃̶͈◡ ˂̶͈ )◞
      2019/06/10
  • クラフト・エヴィング商會だったか。
    自分の好みそうな名称?なのに、以前読んだ本ではあんまりだった印象がある。

    著者の吉田先生は日本人だよね?なんか、外国の物語を訳しているような文体に思える。
    読みやすかった、んだけれども、好きな話もあまり好みでない話もあった。宇宙系はちょっと苦手。インクの話はよかった。

  • 「さあ、これから!」というところで終わってしまい「うっううっ~」と急ブレーキをかけられる感じ。元々短編では消化不良気味な私にとってこの短編は短すぎました。いいお話が揃ってるからもう少し続きが読みたい。

    • アールグレイさん
      こんにちは、
      ゆうママです、
      突然のコメント、お許しを
      短編集って、そう。「天使と悪魔のシネマ」Day to Day」が、最近読んだ中でその...
      こんにちは、
      ゆうママです、
      突然のコメント、お許しを
      短編集って、そう。「天使と悪魔のシネマ」Day to Day」が、最近読んだ中でその類いかと思います。この本は今年の1月に読んだのですね!
      突然に失礼致しました。
      (^_^)/
      2021/05/24
    • raindropsさん
      こんにちわ。
      ゆうママさん、コメントありがとうございます。

      短編集、いいのもあるんですけど、今回の本は私には短すぎました。私が未熟だからな...
      こんにちわ。
      ゆうママさん、コメントありがとうございます。

      短編集、いいのもあるんですけど、今回の本は私には短すぎました。私が未熟だからなのかもしれません。

      教えていただいた二冊は未読ですが、「Day to Day 」は内容見た限り、かなり短い見たいですね。ちょっと見てみたい気もします。

      また、面白い本があれば教えてください。
      2021/05/25
  • なんか、いいぞ。
    不思議な空気感。文体。
    決して読みやすい文章ではないのに…。意図しての文体だろう。不思議だ。
    喫茶店でコーヒーを飲みながら読むのにイイ。
    月とコーヒーが必ず出てくる24個の短編集のようだ。まだ3話。
    10ページくらいの短編。星新一みたいな雰囲気もある。
    それぞれの終わり方に余韻がありすぎるようにも感じるけど、余計にそれが想像力をかき立てられる。
    創造的。

    『隣のごちそう』良かったです。人って些細な事で影響し合っていると言う人間関係の機微を感じさせてくれます。

    その後の話もそれぞれの「良さ」があります。

    なんだろう…この世界観…

    人生の選択性…永続性…
    短い文章…哀愁…

    慣れてくると最初に感じた読みにくさを感じなくなった。

    「バナナ会議」面白い。やっぱり、こう言うちょっと突飛な話しが好きなんだなぁ。
    バナナの食べ方の会議をする猿たちって…笑

    あと6話まできた

    なんだろうなぁ。この余韻…
    掻き立てられるわぁ。美術館にいるような…余白感。

    これは…相当好きだぞ。

    「3人の年老いた泥棒」絵本を読んでいるような錯覚を覚える作品。まとまりがあってキレイに完結した作品だ。

    「冬の少年」これもキレイだなぁ。忘れてしまった何かを思い出させてくれる。主人公が感じた感覚を読者もトレース。異常なまでの同期する感覚。

    短編の良さが…スゴすぎる…

    全ての話に「可能性」を感じる…
    その世界の続きをのぞきたい気持ちになると言うか…それと同時に現実世界への可能性も想起され、なんかワクワクしてくる…

    また一人。好きな作家を発見してしまった…

    あと2話まできた。

    「ニ階の虎の絵」なんか…人生において大切な何かを感じさせてくれる…受け継がれるレシピ…不思議なひと工夫。つながり…

    読了。最後の話は、青いインクの話の続編になっていて、この短編集の最後に相応しい話でした。
    著者のあとがきにもあるように、もう終わり?と感じる面もありましたが、それも最初だけの感覚。読んでいくうちに世界観にどっぷり。ただ著者の思惑通りにいつの間にか寝てしまうレベルの作品ではないです。想像力を掻き立てられて、興奮しがち。逆に眠れなくなるのでは笑

    読んだ方へ
    青いインクを万年筆に浸し、何かを書きたくなりますよね〜

    まだ読んでない方へ
    絵本が好きな人、ちょっと変わった不思議な世界観が好きな人にぜったいオススメです

    あと、心が疲れてる人にも良いかも。セラピーのような効果もありそう…

    マジおすすめ!

  • 冴え冴えとした月を眺めながら、温かくて香ばしいコーヒーが飲みたくなる、24のショートストーリー。
    コーヒーのお供に出される様々な食べ物…甘くないケーキやきりっとしたサンドイッチ、ドーナツ、マスタードを塗っただけのパン等々。
    コーヒーって何にでも合う飲み物なのだな、と改めて思う。
    特に「大胆にして繊細」な『ジョーカーのサンドイッチ』は今すぐにでも食べてみたい。

    老人たちの暮らすシニアハウスでの一夜を描いた『アーノルドのいない夜』、アパートのお隣さんの夕食が気になる『隣のごちそう』、バナナに対するアツい思いを猿くん達が語り合う『バナナ会議』、恥ずかしがり屋のオルゴール修理職人の『鳴らないオルゴール』、遠く離れた星からやって来た女性に地球を案内する『美しい星に還る人』、ちょっとお茶目な泥棒三人組『三人の年老いた泥棒』が良かった。
    因みに私はちょっと熟れた位のバナナが好きです。

    ちょうど今時分の秋から冬にかけて、キンと澄みきった冷たい夜空に浮かぶ月を眺めながら、眠る前の一時に読むのにぴったりのショート集だった。
    秋の夜長にぜひ。

  • 吉田篤弘さんの作品は初読。
    単行本より少しコンパクトなサイズ。
    24編から成る短編集。
    1つの物語が原稿用紙10枚ほどなのだそうです。
    短編集はよく読みますが、通常よりだいぶコンパクトです。
    あとがきを読んで、著者の意図に納得しました。

    「1日の終わりの寝しなに短いお話を書きました。先が気になって眠れなくなってしまうお話ではなく、あれ、もうおしまい?この先、この人たちはどうなるのだろうーと思いをめぐらせているうちに、いつの間にか眠っているというのが理想です」

    ・バナナ会議
    バナナをいかに食べているかを猿たちが真面目に語るお話。猿たちの呼称が、若い猿=若猿、暗い猿=暗猿、明るい猿=明猿、賢い猿=賢猿
    ・鳴らないオルゴール
    ・美しい星に還る人

  • フォロワーさん曰く、
    「大人のための絵本のような短編集」
    まさにその通りでした。

    読み始めて、最初の2、3編、
    「あれれ、もう終わるの?あと2、3行•••」

    と感じていたが、あとがきを読むと、作者自身が同じようなことを書いている。

    そして、
    寝る前に思いを巡らせながら•••。
    とも。

    と言われればまさにピッタリ。

    24編のうち、僕が特に好きなのは、「三人の年老いた泥棒」と「二階の虎の絵」の2つ。

    寝る前もそうですが、誰にも邪魔されないゆったりした気持ちと時間があるとき、読まれることをおすすめします。

    フォロワーさん、いい作品の紹介、ありがとうございました。

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著者プロフィール

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂とぼく』『雲と鉛筆』 (いずれもちくまプリマー新書)、『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナリザの背中』(中公文庫)など著書多数。

「2022年 『物語のあるところ 月舟町ダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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