人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし (児童書)

  • 徳間書店
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本棚登録 : 169
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198649029

作品紹介・あらすじ

大きなおやしきの中にある人形の家に、ネズミの夫婦と13匹の子ネズミが住んでいました。あるとき、おやしきの壁や床が塗りなおされたために、人形の家がみすぼらしく見えてきたので、子ネズミたちは「人形の家もぴかぴかにしよう」と思いつきました。ところがそのせいで、たいへんなことが…? 「くまのパディントン」で知られる英国児童文学の長老、ボンドの文章に、気鋭の画家サットンが絵を添えた、すみずみまで楽しめる英国の香り高い絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 見開きのドールハウスの絵は圧巻です。
    素敵なドールハウスに住むねずみ一家のおはなしです。
    我が家のドールハウスにもねずみが住んでくれて
    自分達でお掃除して綺麗にしてくれたら、なんていいんだろうとありもしない希望的妄想をしてしまいました。

    絵本カバーとカバーの下の絵が違ってこちらもまたそれぞれ可愛いところも魅力的。赤い色をした大きなドールハウスが欲しくなってしまうかもしれないですね。

    子ネズミたちがよかれと思ってやったことが
    裏目に出て、いわゆる失敗があるのですが
    それに対してお母さんネズミが、怒らずに
    「子どもたちにわるぎはなかったのですもの」
    という台詞に、
    このお母さんネズミに「子育て」を
    学ぶところもありました。
    (わたしには子どもはいないのですがね。)

    ひらがなとカタカナ、漢字(ふりがな有)で書かれています。

  • エミリー・サットンの描くねずみ一家がとてもかわいい、生きて生活している感じがすごい…
    某借りぐらしの的なねずみさんたちですが、逆転ホームランぶりが爽快
    続編もあるようで、早く読みたいな

  • 何が幸をもたらすかわからないわね!

  • 児童書だけど絵に惹かれて借りてみた
    お話しは単純だけど、とにかく綺麗
    色遣いが綺麗で隅々まで見たくなる本

  • 大家族のネズミ一家のおうちのおはなし。絵がとにかく可愛くて
    人形のお城がネズミ一家にぴったりサイズ。思いがけずピカピカに!
    シリーズ化してほしいな

  • <THE TALE OF THE CASTLE MICE>
      
    本文・カバーデザイン/森枝雄司
    カバーフォーマット/前田浩志、横濱順美

  • なんで幸せそうなネズミ一家!
    お屋敷の芝生で遊んでいる時も、ちっとも動かないテレビを見て過ごしている時も、みんなはくつろいでいて楽しそう。
    庭のものおきで身を寄せ合ってる時ですら、愛情に満ちてる気がして、幸せな気持ちになった。
    子どもたちが失敗した時にいえるだろうか。「子どもたちにわるぎはなかったのですもの。しかたないわ」 
    やさしい気持ちになる絵本だ。

  • 絵がきれいで楽しい絵本。ネズミたちの衣装やはくしゃくのお庭の様子なども興味深い。
    新鮮な野菜や果物、粒の小麦、チーズ、ネズミたちの食事は大変健康によさそうだ。

  • 絵がとても素敵で、お話にぴったり!!色使いもとてもきれいで、読んでいると楽しい気持ちになります。子ねずみ達のやさしい気持ちが良い結果を生み、読後感もとても良い絵本です。

  • あらすじをみて気になっていて、ようやく借りられた。

    むかし、あるところに、ネズミの一家がおりました。
    一家はみんなで十五ひき。ペックさんふうふと、子ネズミが十三びきです。
    一家は、お金持ちのはくしゃくのおやしきにある、人形の家にすんでいました。

    表紙から、いい絵本感がにじみ出ている。
    「英国の香りあふれる絵本」で、見返しの美しさにすでに心おどる。
    よくある借りぐらしのおはなしなのだが、絵の描きこみと幸運についての考え方(テーマ)がきちんとしているから、すばらしい。
    つい、十三匹の子ネズミを数えたり、この場面は人形の家のどの部屋かな、と確認したくなる。
    人形の家のページと、人形の家の食べものおきばのページが特に好きです。

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著者プロフィール

サイエンスライター。『The Power of Others』で2015年イギリス心理学会賞を受賞している。

「2022年 『失われゆく我々の内なる地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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