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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784198649678
作品紹介・あらすじ
解かないほうがいい謎なんて
この世には存在しない。
若きミステリー作家が描く
最高のダブル探偵シリーズ、第2弾!
不可能な謎専門の御殿場倒理(ごてんばとうり)
不可解な謎専門の片無氷雨(かたなしひさめ)
密室事件と思いきや
壁には巨大な穴が開けられていた。
犯人の目的とは?(「穴の開いた密室」)、
トンネルに入った女子高生が忽然と姿を消した。
彼女は一体どこへ?(「消える少女追う少女」)
など全6篇を収録!
目次
穴の開いた密室
時計にまつわるいくつかの?
穿地警部補、事件です
消える少女追う少女
最も間抜けな溺死体
ドアの鍵を開けるとき
感想・レビュー・書評
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短編集。第一弾からだいぶ経ってから読んだのでノリの軽さにちょっとひいたが概ね面白かった。今まで仄めかされていた大学時代の事件が最終話ではっきりした。こんな真相でもこの人達には良かったのかな?ホームズばりの天川教授が素敵。
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主人公二人の会話のやり取りは軽妙でいい。それぞれの話の推理の過程も冴えてる。この二人と穿地刑事補と犯罪プランナーの美影の4人は、大学のゼミ仲間で、背後に大変な事実が隠されていて、最後の話で明らかにされるが、私には納得できないことだらけだ。こんな状況などいらなかった。2人が淡々と事件を解決し続けて欲しかったなあ。
この作者の「図書館の殺人」も殺人犯に全く納得できなかった。なんかなあ惜しいなあ。 -
不可能(HOW)事件専門の御殿場倒理と不可解(WHY)事件専門の片無氷雨、二人の探偵が営む探偵事務所〈ノッキンオン・ロックドドア〉のシリーズ第二作。
前作から間が空いたので設定を忘れている部分もあったが、読みながら思い出した。
連作短編集なのでこれ単体でも楽しめるが、前作から引っ張っている部分もあるので、前作から読むと尚良いかと思われる。
相変わらず二人のやり取りが軽快。喧嘩するほど仲が良いというのを地でやっている。
バイトの薬子も若い割には場を読めて突っ込む時は突っ込み、引くべき時は引いている。
駄菓子好きな穿地警部補のS具合も良い。
収録されていたいずれの事件も不可解と不可能が混じりあったユニークなもの。
壁に穴が開いた密室や、遺体が身に付けていた壊れた時計や、浅いプールで溺死した間抜けな男など。
トリックも事件に至る心理も、現実的にはともかく読み物としては面白かった。
ただ最後の二話で雰囲気が変わってくる。
倒理と氷雨の探偵コンビと警部補の穿地、更にはもう一人の謎めいた男美影。四人が経験した五年前の事件は何とも重かったし、個人的にはこれこそ不可解だった。
どうせならもっと前向きな事件にして欲しかった。
これでシリーズとしては一応の区切りがついたように思えるが、まだ続いて欲しいようにも思う。
そのときは本来の軽快さを取り戻して欲しい。 -
シリーズ2作目ですね。
シリーズの謎が分かります。
無理があるような気がします。
不可解担当と不可能担当。
違いがよく分からなかったです。
自分では競い合うバディで良いと思いました。 -
不可能専門探偵·倒理と不可解専門探偵·氷雨の二人がそれぞれの担当分野から一つの事件を解決していく短編2作目。謎はある意味チープだけど推理過程では二人の専門分野がそれぞれきちんと軸になっているのが面白い。「時計にまつわるいくつかの嘘」「穿地警部補、事件です」が好み。「最も間抜けな溺死体」は若干成立に不安があるか。喧嘩するほど仲がいいを地でいく二人の軽妙な掛け合いがまたいい。ゼミ仲間だった穿地警部補も混ざるとより楽しい。でもたまに不穏な空気が、と思ったら最終章は5年前の事件の真相で倒理の首の秘密とかもう一人のゼミ仲間、美影が道を違えた理由とかがきっちり語られやるせない読後感。
なさそうだけどまた二人の軽ーい探偵譚が読みたい。あとゼミの天川教授の安楽椅子っぷりももっと欲しい。 -
青崎有吾のノッキンオン⋅ロックドドア2を読みました。
前に読んだ続編です。
四人の仲間の一人三影が、離れてしまった理由が最後に解りました。
軽い調子で事件を解いていくので、軽い気持ちで読めます(^-^) -
続きが気になり読みはじめた本。
探偵コンビふたりの掛け合いを楽しく読んでたのに。「穿地警部補、事件です」は展開が変わって謎解きも面白かったのに。
最後、読み終えた今、なんだかガッカリした気分のほうが強いです。はぁ。
最後のドアは開かずの扉にして居て欲しかったな。
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2021/04/11
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goya626さん、同じ意見の人がいて嬉しいです。ウキウキして読んでただけに、ズドーンって感じでした。
あと、フォローさせていただきました!...goya626さん、同じ意見の人がいて嬉しいです。ウキウキして読んでただけに、ズドーンって感じでした。
あと、フォローさせていただきました!よろしくおねがいします。2021/04/11 -
2021/04/15
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最初登場人物たちの名前がなんだかハイカラで戸惑った。推理は本格。相変わらず刑事が現場でもの食うのが気になる。カスとか大丈夫なんだろうか。
最大の謎は解け、しかし続きそうな雰囲気も。1番裏表がないのは刑事の人かな。しかし美影はどうしてああいうことするようになったの? -
不可能犯罪専門と不可解犯罪専門の2人の探偵が経営する探偵事務所。そこに舞い込んだ謎を解明する連作短編集。シリーズの第二弾。
前作同様、今回もフェアプレイな謎解きミステリでとても面白かった。さり気ない伏線の配置の巧さは、もうベテラン推理作家の域に達していると思う。主役のツイン探偵の会話も愉快だし、駄菓子マニアの女刑事等、サブキャラも生きている。
前作から意味深な言い回しが所々あったが、今回の最終話でそれらの真相が明らかになった。これで大団円になってもおかしく無いが、出来れば続いて欲しい。もっと読みたい。 -
「不可能専門」の御殿場倒理と
「不可解専門」を片無氷雨の2人の探偵が
謎を解いていく探偵小説の第2弾です。
前作同様、濃いキャラクターや
テンポの良い会話はそのまま
様々な物語が展開されていきます。
魅力的なサブキャラクターの
穿地警部補、美影、薬子ちゃんも
前作以上に活躍しています。
今作は何よりも、前作からの謎でもある
倒理の首に何が隠されているのか
ということもしっかり明かされます。
「まさか」と思うと同時に、
「なんとなくそういう気がしていた」
とも不思議なことに思いました。
2人の行く先が素敵な未来でありますように。
もちろん穿地警部補や美影、薬子ちゃんも。
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続編があった。嬉しい。あいかわらずの2人のやりとりが楽しい。
最終話は、まさかの展開で驚いた。
過去に起こった話なのだが、それを踏まえて最初から読み直したら、また違う感じがした。 -
「不可能」な事件が得意な倒理、「不可解」な事件が得意な氷雨のコンビが探偵役の短編集第2弾。
密室と思われたが壁に穴が開いていた事件、水がなかったはずのプールで溺死した死体などなかなか面白い謎だった。「消える少女追う少女」が読後感がよく一番好き。
ラストでは二人の過去の事件が明かされるが、真相がかなりぶっ飛んでいて驚いた。 -
シリーズ二作目。不可能と不可解を軽快に解き明かすミステリ短編集。
お気に入りは「もっとも間抜けな溺死体」。たしかに間抜け……だけれど、トリックは間抜けじゃありません当然ながら。インパクトでは「穴の開いた密室」の方が上だけれど。スマートさではこっちが上かな。
そして「ドアの鍵を開けるとき」で前作から気になっていたあの事件がやっと出てきました。うわあ、まさかそんな真相だったの!? いやいや、動機はわかるけれどそこまで、って思わなくもないけれど。当事者が納得していればまあいいか。 -
「穴の開いた密室」
馬鹿だったのか天才なのか。
ただの密室ならトリックとして色々な説が立てられるが、壁に大穴が開いていたとなると話は別なうえ逆に訳が分からなくなりそうだな。
「時計にまつわるいくつかの嘘」
写真に写った時計の向きが。
長年使い続け壊れてしまったのならまだしも数ヶ月も経たず壊れてしまったら、流石に送り手に申し訳無くなりその人の前でだけでも真実を隠し着け続けるかもな。
「穿地警部補、事件です」
自殺なのか事件のどちらか。
性犯罪は冤罪も多いが、同じ数もしくはそれ以上に泣き寝入りしている被害者が多くいるのは現実であり酷い言い方をされる事も少なくはないだろうな。
「消える少女追う少女」
突然失踪した者を探したが。
自分の評価をお世辞抜きに知りたいとなると、どうしても他人の力が必要になるが彼女は自分の存在意義も共に知りたかったのかもしれないな。
「最も間抜けな溺死体」
水の抜けたプールで起きた。
単純な様に見えるが、綿密に計画されていなければたった一つのミスで全てが簡単にバレてしまう程リスクは高いが単純過ぎて逆に誰にもバレなかったのかもな。
「ドアの鍵を開けるとき」
過去に遡って依頼を解きに。
直ぐに犯人だとバレてしまう様なミスをおかしたというのに、気付いていた者も指摘しなかったのは彼を犯罪者にしたくないという想いまで汲み取ったからなのだろうな。 -
あー、そうなんだね。そういうことだったんだ。
最後の謎は解かれてほしかったような、ほしくなかったような………。このシリーズはこれで終わりになるのかな。もうちょっと読みたいな。
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