本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784198649791
作品紹介・あらすじ
没後3年。史上最強の外国人レスラーとして
新日本プロレス、全日本プロレス、
UWFインターナショナル、プロレスリングNOAH、
FMW、ドラディションなど
日本マットを席巻した「皇帝戦士」
最初で最後の自伝、独占刊行!
不遇だった不良グループ時代の荒廃した日々
アメフトのトップ選手としての栄光と挫折
AWAでのデビューに始まったプロレスラーとしての
壮絶なる半生に徹底的に迫る。
たけしプロレス軍団の刺客として
新日本のアントニオ猪木VS長州力戦に乱入
その舞台裏で何があったのか。
スタン・ハンセンとの死闘で
眼球が抉り出されて目から飛び出した
超絶ファイトの深層。
Uインターでの髙田延彦とのシュートファイト
全日本参戦と分裂の現場
ノアでの三沢光晴との交錯と
夜の街で勃発した「とある事件」
……など日本マットでの初出エピソードの数々
ブルーザー・ブロディ、ハーリー・レイス
リック・フレアー、ハルク・ホーガン
ザ・ロック、ビンス・マクマホンらとの交錯
プロレス史に残る猛者の
生き様と思考の軌跡に迫る衝撃ノンフィクション
CHAPTER0目玉が外れたハンセンとの死闘
CHAPTER1生まれ育った街コンプトン
CHAPTER2アメフトのキャリア
CHAPTER3プロレスラーになる
CHAPTER4AWA
CHAPTER5AWAでの日々
CHAPTER6CWA時代
CHAPTER7ビッグバン・ベイダーの誕生
CHAPTER8世界中に遠征する日々
CHAPTER9アメリカへ
CHAPTER10スティングとハーリー
CHAPTER11ロン・シモンズ
CHAPTER12WCWの裏側と権力争い
CHAPTER13シッド・ビシャスと
アーン・アンダーソンの刺傷事件
CHAPTER14UWFインターナショナル
CHAPTER15ミック・フォーリー
CHAPTER16ポール・オーンドーフとの”一戦”
CHAPTER17エリック・ビショフとその”親友”
CHAPTER18アントニオ猪木との再会 最後の戦い
CHAPTER19WWE
CHAPTER20ショーン・マイケルズ、ザ・ロック、
アンダー・テイカーとのクウェート遠征
CHAPTER21ヨコズナとの思い出、
ケン・シャムロックとFMW参戦
CHAPTER22モントリオール事件
CHAPTER23ケインとレンチ
CHAPTER24全日本プロレスとノア
CHAPTER25ゲスト参戦と和解
CHAPTER26悪癖、病、ケガ、昏睡、手術、復活
CHAPTER27息子、死、そしてプロレス愛
ジェシー・ホワイトよるエピローグ
みんなの感想まとめ
プロレス界の伝説的存在の半生を描いたこの自伝は、彼の栄光と挫折、そして人間味あふれるエピソードが詰まっています。感謝の念に溢れ、涙もろい一面が垣間見える一方で、スタン・ハンセンとの衝撃的なアクシデント...
感想・レビュー・書評
-
わが街での発売が待ち切れなかった、評判の良い自伝。
とにかく人に感謝し続けているし(そんなに感謝する相手か?と思うような人にも)、やたら涙もろい。相手を怪我させたかもと号泣するシーンなど、微笑ましいくらい。
スタン・ハンセンとのアクシデントの記述は恐ろくなるが、それよりつらいのは生涯を通してハードな当たりでプロレスを続けたダメージが晩年のベイダーを苦しませ続けること。プロレスラーは引退後に利息を払い続けるのだなと思う。
ショーン・マイケルズとの和解のシーンは、そんな奴と和解しなくていいじゃんと思いつつも、良い場面だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
偉大な人がちゃんとい生き抜いた軌跡。
-
元プロレスおたくとしては、
とても興味深かった。
でも、さすがにこのボリュームまでは
求めてないかな笑
現役時代は強烈なインパクトでした。
合掌。 -
新規ファン層の開拓を狙ってのことだろう
80年代中ごろの新日本プロレスは
なにか軽薄な世相を誤解したような、奇妙な企画を連発しては
スベリ倒していた
たけしプロレス軍団(TPG)もそのひとつである
芸能人・ビートたけしが何を血迷ったか
唐突にプロレス新団体を立ち上げ
新日本プロレスの打倒を目論むという設定であった
いかに当時の純粋なプロレスファンといえど…
いや、だからこそなのだろうが
高いチケット代を払って、そんな茶番につきあうほどの
お人よしではいられなかった
猪木vs長州の余韻をぶち壊しにされたとあってはなおさらである
結果的にそれで、両国に観客の暴動を引き起こしたTPGは
即、なかったことにされてしまった
ただし彼らが第一の刺客として猪木の前に送り込んだレスラーは
その後も新日本に上がり続けることになる
それがビッグバン・ベイダーであった
TPGや海賊男は失敗したのに、なぜベイダーだけが残ったかといえば
それはひとえに、強さの説得力がケタ違いだったからである
ところがどうもこの本を読むと
その辺、読者である僕と、ベイダーの認識は異なっているらしい
ベイダー自身は、あくまで自分の日本デビューを
「成功」と捉えている
猪木の無敗記録に土をつけたモンスターへ、観客はキレたのだと
…そうだったのか?
現場にいたわけじゃないのではっきりとは言えないが
例えば徳光康之の「最狂 超プロレスファン烈伝」を読むかぎり
アレは新日本プロレスそのものへの
愛情の裏返しとしての怒りだったようにしか思えない
歴史の真実とはいったい何なのであろうか
ただやはり、いくら日本で人気だったとはいえ
ガイジンレスラーのことであるから
日本人どうしのどろどろからは距离を置くスタンスなのである
山崎一夫への舐めプや
ノアの「訳ありパートナー」など
気になる記述は多々あれど
そういったモヤモヤは、我々のほうで想像するしかあるまい
ベイダーはアメリカマットのスーパースターであり
この本でもメインはそちらである
WWEとWCWがテレビ戦争を巻き起こすさなか
両団体を渡り歩いたベイダーは
日本でもなんとなく知られた大事件に
けっこう直接関わってきた
ミック・フォーリーの耳そぎや
シッド・ビシャスの刃傷沙汰
それから、あの「モントリオール事件」の現場にもいた
プロレスビジネスが急速に変化していった時代
関係者はみんな神経質で
疑心暗鬼にかられたベイダーも、精神を病んだようである
「余命2年」をツイッターで告白したときの衝撃は
いまだ記憶に新しいが
そこから、息子との関係を再構築していくくだりが
ハイライトであろう
栄光の「ベイダータイム」に執着する彼も
死を前にしてはひとりの人間だった -
真夜中のハーリー&レイスで息子さんがゲスト出演した際に知り、購入。
ベイダーといえば、宝島社の実録風劇画で自傷癖があるような描かれ方をしていた記憶があるが、そのようなことは書かれていない。
内容はとても面白く、いかにもアメリカ人らしいと感じる人物像が描かれていた。とてもナイーブで他人への感謝を示す反面、自分の解釈が全てでちょっと違うんじゃない?ということも描かれていた気がする。(これは編集のチェックが足りなかったのかな?)
たまにとても痛い描写が出てくるが、基本的には、プロレスが大好きで、自分の体を痛めつけながら稼いできたプロレスラーの自伝であった。
改めてベイダーの試合を見直してみたい。
本棚登録 :
感想 :
