幸福論 「しくじり」の哲学

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198651428

作品紹介・あらすじ

成功≠幸福
後悔しない生き方

芸人として挫折して、
YouTuberになってわかったこと。
はじめて語る、家族のこと。

オリエンタルラジオ中田敦彦。
栄光と挫折の目まぐるしい浮き沈み。
いま明かされる哲学的自叙伝。

■目次
①ひと口のジュース
・祖母がいつも見ていてくれた
・最期の言葉
②時間は嘘をつかない
・浮き沈みの激しい芸人人生
・つねに時間は限られている
③二番目に手を挙げる
・『PERFECT HUMAN』で「紅白」に
・弱点は個性
④「知」は最高のエンターテインメント
・中田敦彦のYouTube大学
・ネタは書店にあり
⑤アイデアは準備された心に降り立つ
・読書のハードルを取っ払う
・相方との自立した関係
⑥「前言撤回」精神
・寂しがり屋
・怖いから跳ぶ
⑦「光」の魔力
・いちど浴びたら忘れられない歓声の味
・ゲーム感覚で「数字」と向き合う
⑧「自分」とは現象の蓄積である
・ベビーカーの上のぼく
・一転して、勉強に打ち込んだ中学時代
⑨ひとりでは生きられない
・人間関係の「毒」は妙薬となる
・藤森慎吾との出会い
⑩なぜ「武勇伝」はウケたのか
・王道ではなく、「もどき」で勝負
・ネタの精度より大事なこと
⑪最強にして万能の武器は、言葉
・言葉を磨かずして成功はない
・「浮き沈み」への対処法
⑫ぼくは「駄菓子」でありたい
・正気に戻してくれた母の言葉
・「ちゃん付け」で呼ばれ続けたい
⑬ドラクエはレベル0から15までが楽しい
・イロモノ扱いのぼく
・「おもしろさ」とは多種多様だ
⑭インプットとアウトプット
・無茶するためのリスクヘッジ
・絶え間ないインプットが情熱となる
⑮良書には「知識」「思想」「感情」のすべてがある
・ぼくの偏見を覆した文豪・安部公房
・『マクベス』『仮面の告白』のエンタメ性
⑯絶対勝者なんて存在しない
・強くて優しいひとになる
・時間内にできたものが実力
⑰座右の書
・渋沢栄一『論語と算盤』
・サイモン・シン『フェルマーの最終定理』
⑱普通ということ

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感想・レビュー・書評

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  • YouTube大学登録者数300万人突破
    おめでとうございます。

    武勇伝→PERFECT HUMAN
    →オンラインサロンとYouTube大学。

    次々と成功させているあっちゃんが
    どのような考えをもっていて
    すごく努力してきたというのがよくわかりました。
    これからも走り続けてほしい。

    「まだやれることはある」

    「前言撤回」

    「普通のことを特別にしていくのは
    そこに至るまでの時間だ」

  • あまりにも上手にプレゼンするので、天才だと思っていたが、絶え間ない努力があった。

    この本を読み、成功者の生き方そのものを知れてとてもよかった。

    人間は楽な方を選びたがる。
    その場に居続けることは簡単で楽だ。

    著者は違う。自分が楽しくいる為に、そして、成長する為にその場に居続ける事を拒否している。

    祖母の、今際の際の一言が人生の本質だ。

    突き詰めると深い。
    考えれば考えるほどわからなくなる。

    純粋に今は幸せと思える心こそ、幸福に繋がるのだ。
    ただそれだけのこと。

  • そのとき時間内にできたものが実力だという割り切りもときに必要。延々とクオリティを追求していては物事が前に進まない

  • 中田さんでさえ、あの成功の裏にたくさんの努力と苦労があったのだと理解できた…自分が今悩んでいることがちっぽけに思えたし、これからは成功者たちをただ羨むのではなく、中田さんの「まだやれることはある」マインドを真似して色々なことに対して全力を尽くせるように努めたい。

  • 祖母との最後の会話。

    「あぁ、りんごジュース、おいしかった」

  •  YouTube大学ですっかり、あっちゃんファンになってしまい、手に取った本。芸人としてもYouTuberとしても成功しているあっちゃんの幸福って何だろうという興味があった。
     人生は誰しも思い通りには行かないけれど、自分の行動で変えられる範囲は目標をもち、出来るだけのことをする。そして、楽しむ。あっちゃんも自分を奮い立たせて、行動しているのだなと背中を押される気分だった。強さと優しさを持った人なのだなと感じることができる文章だった。

  • 畳みかけてくるようなあっちゃんの言葉はいつだって心地よい。元気もらった!

  • あっちゃんはどうも文章にすると丸くなってしまう

  • とても読みやすく、明日の活力になる内容でした。これからも応援したくなるあっちゃんの人柄が満開で楽しく読ませてもらいました。

  • YouTubeで今までは過激だと言ってたけど、この本は柔らかくなっていた。

    以下メモ
    ●中田敦彦氏の生い立ちを記載。
    ●祖母の最期はジュースが美味しかった。幸せとはそのような身近なものなのだ。
    ●二番手に手を挙げて、成功者のやり方をトレース。そこに自分らしさを追加していく。
    ●前言撤回はモットー。トライアンドエラーを繰り返していく。
    ●まだやれることはある。武勇伝、パーフェクトヒューマン、チャラ男、YouTube大学。行き詰まった時にまだ何かやれることはある。そして歩んできた道にヒントがある。
    ●ドラクエ はレベル0から15くらいが一番楽しい。物事も一緒。
    ●読書は、量と質両方で最高のインプット
    ●人は何者にでもなれる、いつからでも。

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著者プロフィール

1982年生まれ。2003年、慶應義塾大学在学中に藤森慎吾とオリエンタルラジオを結成。04年にリズムネタ「武勇伝」でM‐1グランプリ準決勝に進出して話題をさらい、ブレイク。またお笑い界屈指の知性派としてバラエティ番組のみならず、情報番組のコメンテーターとしても活躍。14年には音楽ユニット「RADIOFISH」を結成し、16年には楽曲「PERFECTHUMAN」が爆発的ヒット、NHK紅白歌合戦にも出場した。マルチな活動はとどまるところをしらず、18年にはオンラインサロン「PROGRESS」を開設。さらに19年からはYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の配信をスタートし、わずか1年あまりでチャンネル登録者数が250万人を突破。いまもっとも注目されるユーチューバーでもある。

「2020年 『幸福論 「しくじり」の哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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