大義 横浜みなとみらい署暴対係 (文芸書)

  • 徳間書店 (2021年3月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784198652562

作品紹介・あらすじ

警察小説のトップランナー・今野敏の人気シリーズ、
待望の最新刊!

俺たちの所轄(シマ)で暴力は許さない!
「ハマの用心棒」諸橋と陽気なラテン系の相棒・城島、
人間味溢れる刑事たちの活躍を描くスピンオフ集。

書店員さんオススメ!

●文真堂書店 ビバモール本庄店 山本智子さん
これぞ警察小説!!
今までシリーズを読んだ事がない方にもおススメの1冊です!
抗争や犯罪を未然に防ぎ、それをひけらかす事なく
当たり前のように流す様がカッコいい~!!

●明林堂書店 南宮崎店 河野邦広さん
一般人が起こしてしまう犯罪とは、また別の対応が求められる暴対係の
苦労が伝わると共に、それでも対応していく熱き思いに触れられました。
〈ハマの用心棒〉たちの矜持が詰まった短篇集。

神奈川県警監察官の笹本に、県警本部長から呼び出しがかかった。
みなとみらい署暴対係長、通称「ハマの用心棒」こと諸橋と、
地元のヤクザである神風会組長・神野の癒着を懸念した本部長に、
笹本は調査、報告を命じられる。
折しもみなとみらい署管内で暴力団同士の傷害事件が発生。
笹本は諸橋に会うため現場へと向かった……(表題作)。
港町ヨコハマを舞台に暴力と闘う「チーム諸橋」の活躍を描く7篇を収録。

【収録作品】
タマ取り/謹慎/やせ我慢/内通/大義/表裏/心技体

みんなの感想まとめ

チームワークと人間関係が深く描かれた短編集で、警察小説の魅力が存分に楽しめます。個々のキャラクターに焦点を当てることで、彼らの背景や成長が際立ち、物語に深みを与えています。特に、主人公たちの信頼関係や...

感想・レビュー・書評

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  • 深掘りの時間です

    警察というのは組織捜査が基本だ
    チームプレイということだ
    なので当然今野敏さんの警察小説でもチームで事件と対峙する
    もちろんそうでない作品も多いが、人気シリーズではだいたいそうだ

    本作『横浜みなとみらい署シリーズ』や『安積班』や『隠蔽捜査シリーズ』もそう
    しかしひとつの作品の中でなかなかチーム全員にスポットをあてるのは難しい

    そこで短編集だ
    シリーズの合間に挿まれる短編集だ
    ここでチームの一員を深掘りしていく
    これによって例え長編のなかで二言三言しか喋っていないような場合でも重みが変わってくる
    その人の背景や人となりを十分にわかっているので、長編の面白味が倍増するのだ

    うまいことやるな
    今野敏さん

    • 1Q84O1さん
      うまいこと言うな
      さすが、ひまわり師匠!
      納得です!
      うまいこと言うな
      さすが、ひまわり師匠!
      納得です!
      2023/05/14
    • ひまわりめろんさん
      むしろうまいことしか言えません
      ひとつのことしかできない不器用な男です
      高倉健です
      むしろうまいことしか言えません
      ひとつのことしかできない不器用な男です
      高倉健です
      2023/05/14
    • 1Q84O1さん
      師匠がついに健さんと肩を並べた!
      師匠がついに健さんと肩を並べた!
      2023/05/15
  • 今回は短編集。さらさら〜っと読んじゃいました。

    今野さんの作品の登場人物・コンビはどれもいいですね。諸橋と城島のコンビも良し、浜崎と日下部のコンビもいい感じ。

    駆け出しの刑事の頃の浜崎と城島のコンビも面白そう。また短編で取り上げて欲しいかも。

    神野のとっつぁんと岩倉もいいねぇ。
    あっ!?けど、この二人はコンビではないか…

  • 今野敏さんの小説は大好きだが、暴対係はさけていた。今回試しに読んでみたら、短篇集が面白かった。二人の尊敬できる上司、そしてその上司からアドバイスをもらって見事に暴対係の頼りになる人になった人、そして変わりつつある人、一見暴対係に合わなそうな人が係を気に入っていたりと、6人の信頼関係がとてもいい。

    特に最後の「心技体」がうるっときた。たとえ気が弱く、体も弱くても技を伸ばせば、他のレベルが上がると思い合気柔術に励んだ倉持。今では、暴対係の秘密兵器。倉持の良さを見抜く上司も素晴らしい。こういう人間関係のもとて働いてみたい。暴対係のシリーズも読んでみようと思う。楽しみだ!

  • 久々の新刊だったので各キャラにスポットを当てた短編集は記憶を呼び起こすのに最適だった。やっぱりいいチームだ。これで長編を読む準備は整った。いつ読ませてくれるんだい?

  • <黙>
    シリーズ初の短編集なのかな。”隠蔽” の方で言葉を学習した ”スピンオフ”だた”スピンアウト”作品ってやつな。けど1冊の本の体を成すボリュウムまで ”編” が溜まるのに ”時” を要したみたくて,のっけの作品の初出は2016年。5年程も前ですな。敏さん,このシリーズはあまり短編は発表していなかったみたいですなぁ。

    ところで ”みなとみらい警察署”というのは実際には存在しなくて,”みなとみらい交番” ならばあるみたい。で,さてここで ”警察署と交番の明確な違いを述べよ。” 云ってる僕は興味無いので答については何も述べないw。わっ,すまぬ。
    またケーサツには ”派出所”や ”駐在” というのも在って,さらにややこしいみたいだが,やはり僕は興味なく ”沈黙”。

    突然思い出したのでここで書きたい,すまぬ。警察組織で”警視正以上は国家公務員”という説明が本書では無く ”隠蔽” の方にて頻繁に説明されているが,するとなにかい検察庁本庁の守衛さんは国家公務員ではないのかい? 誰だ,それセコムの人でしょ,とか面白い事を言ってんのは。国会議事堂の門番さんも気になるなぁ。

    で,どうしてもこれは書いておきたいこと。「倉持凄ぇー,カッコイイ!」すまぬ。

  • このシリーズの短編集は初めてかな?味があって実に良い。みなとみらい署暴対係はみんなカッコ良いぜ。

  • 今回は日常の横浜みなとみらい署暴対係のお話でした。
    諸橋、城島コンビ健在です。

  • 横浜みなとみらい署暴対係第6弾!
    今回はチームワークの良さを中心に描かれたスピンオフ短編集。
    これはこれで良いのだが、短編集は物足りない。

  • ヤクザに泣かされている一般市民を救う為に体を張って戦う横浜みなとみらい署暴対係のお話。バランスの良いチームで諸橋のようにヤクザに一目置かれている人がいる事でスムーズに解決していく事もあるので、私たちの日常を守って欲しいと思いました。
    短編集だったので読みやすかった。

  • みなとみらい署シリーズ最新作。今回は短編集。今野作品、それもシリーズものの短編集がときおり長編にまざって刊行されるますが、毎回楽しませてもらっています。

    長編では事件の謎解きやその背後にある複雑な人間関係やカラクリを解き明かすことに焦点が当てられていますが、短編集ではそれが一転し、登場人物にスポットがあてられ、主役級の諸橋や城島のみならず脇を固める人物がクローズアップされます。

    長編では描かれることのない、というかそこまで描き切れない登場人物の意外な一面や現在に至るまでの過去のエピソードであったりと、よりその人物を深く描き切っていて、感情移入しやくすなるからたまりません。長編と組み合わせて読むことによる相乗効果でどちらもますます楽しめる仕掛けといえるでしょう。もう、面白くないわけがない!

  • 今野敏先生の警察小説『みんな悩んでみんないい』
    何時も以上に登場人物ひとりひとりが様々な思いを
    胸に捜査に勤しんでいることが判る心情暴露型警察
    小説です
    物語は手馴れたもので「当然面白い」(∩´∀`)∩

  • みなとみらい署暴対係シリーズ。
    今回は短編集。
    記録にある限り、このシリーズでの短編は初めてではないだろうか?
    それぞれの章で、メインとなる人物が変わるスタイルで描かれるのは、まるで安積班シリーズ。
    全編に共通しているのは、諸橋たちをよく思わない存在がいること。
    その人物たちの思惑に乗せられずに、のらりくらりとかわしていくのは、いつもの通り。
    今野敏の作品は、ほぼ会話だけで成り立っているので、最近の新作はどれもこれも代り映えしない。
    そんな中で短編だと、物語の設定そのものも曖昧になるので、読後感が全くない。

  • 横浜みなとみらい署暴対係シリーズ
    今野さんの作品は悪いようにはならないので安心して読むことが出来、結果癒されます。

  • 一話目を読んだときは何そのオチ?と心配になりましたが、最後まで短編集を読んでみれば、安定の今野節でした。

  • 「警察密着24時」のよう。軽い読み物。
    改行と会話が多い。テンポは良い。
    実際の暴対刑事もかくあるか、と感じた。

  • 魅力的な登場人物達が,更にキラキラ輝いて見えました。

  • 8ヶ月振りに読むシリーズ6作目はスピンオフ集で各話が短い。諸橋と城島以外のメンバーがフィーチャーされてて、これはこれでありだね。佐藤本部長、この話があって前作に繋がるのね

  • 今野さんにしては珍しく短編で纏められていますね。
    キャラクターそれぞれの持ち味がよくわかり面白かったです

  • 04月-16。3.0点。
    みなとみらい署暴対係、短編集。
    読みやすい。

  • 短編で色んな人からの視点が読めて面白かった。長編にはない良さがあった。しかしどのシリーズのどのキャラもクセがあって面白いなぁ(笑)。
    そしてやせ我慢がヤバかった。銃刀法違反だよね?逮捕出来るよね?でもパンチ2発で黙らせるハマの用心棒。かっけー(笑)。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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