目の前に迫り来る大暴落

  • 徳間書店 (2021年7月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784198652807

作品紹介・あらすじ

株、債券の暴落が同時に起きる!
信用できるのは金(ゴールド)だけだ。

新型コロナ対策と称して、全世界で1445兆円ものお金がばらまかれた。リーマン・ショックの時にアメリカの中央銀行であるFRBは巨額の金融緩和で乗り切った。世界支配者たちは、今回もジャブジャブ・マネーで解決できると考えているようだ。政府はいくらでもお金を刷れるという政策を世界中に号令して押し付けた。根拠のないお金が世界中に流通するようになれば、世界経済はどのような反作用を受けるのか。その代償がただで済むはずはない。金(ゴールド)の価格は上昇し、最高値をうかがう動きだ。なによりアメリカ、EU各国の金利が上がり始め、インフレ懸念が金融市場を脅かしている。これらの兆候は、まさしくハイパー・インフレの到来を告げている。金利が暴騰すれば、債券と株式の暴落が同時に起きるだろう。そしてそのあとドルの暴落が続けて起きる。近未来に襲い掛かる世界経済の危機の本質を詳細に分析する金融予言の書。

【本書の主な内容】
◎世界権力者たちはお札の大増発で金融危機を乗り切るつもり
◎テスラの株価とビットコインの価格は同じ形をしている
◎世界大企業番付に今の経済の異常さが表れている
◎金は1万円を超える!
◎コロナ給付金でデフレ不況を脱出するという政策の愚かさ
◎2024年にハイパーインフレが襲い来る
◎貨幣の秘密を暴いていたケインズとハイエク
◎アルケゴス・ショックは金融大崩壊の前兆

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で取り寄せて読了

    本当はEVなどたいした自動車ではない。日本国内ではたいして売れない。このことをトヨタはよくよく知り始めた。
    トヨタは、電気自動車の”次のエネルギー革命”をずっと考えている。
    それは水素自動車だ。水素自動車こそは正しく人類の夢であるフリー・エネルギーであるからだ。フリー(ただで手に入る)エネルギーこそは人類の本当の目標だ。そうなれば人間は極論では働かなくても生きてゆける。水素電池の一歩手前が燃料電池でこれは天然ガスを使って電気を作る仕組みで、すでに実用化している。
    私の考えでは、ハイブリッド車の次、水素自動車(HV)に社運をかけて開拓してきたトヨタの一歩先、価値だと思う。これに比べれば完全自動運転のApple Carなどくだらない。自動運転よりは「動く道路」を作ったほうが早い。

    株式は実物資産に近いものである。順実物資産だ。特に製造業(ものづくり)の企業の株式は、実物資産である。なぜなら、モノづくり企業は、世の中の人々の役に立っているものを現実に製造して販売しているからである。
    しっかりとした企業の株を飼っている人はそれでいい。間違っていない。それらの株式を、たとえ大恐慌(大暴落)がきてもじっと保有し続けてください。モノヅクリ(monozukuri)は今では英語になって通用する。日本の製造業の工業製品は世界中で高い評価を得ている。日本人のホコリはこのモノヅクリ企業である。優れた技術があって社長(経営者)がしっかりしていて、売上がちゃんと出て従業員を何百人、何千人も雇ってちゃんと給料を払っている企業(会社)はそれだけで偉い。そういう日本の会社の株を持っている人は、その投資を着実に続けてください。
    このように株は実物経済、実物資産だから、たとえ大暴落がきてもそれらの株式を大事にしなさい。何があろうが、大丈夫だ。ただしこの判断も異なるし、もっと細かい対応をしなければいけない。

    1993年ビル・クリントン政権のアメリカの金融攻撃でさんざん痛めつけられて大損させられた。
    日本政府はアメリカ政府の脅しに屈して、日本国民の大切なお金をどんどん差し出した。今もそうだ敗戦後何十年も経ってもまだこんなひどい仕打ちを受けるのだ。その真実を知っている日本国民はあまりいない。

    日本の大企業でも、年金とか退職金運用は全部、NYで米国債でやっているはず。
    生保もアメリカに脅されていますので、かわいそうでうよ。何人も死んでいますからね。

    ケインズとハイエク。真に偉大な経済学者はこの二人だけ。

    北朝鮮はスイスと同じような世界中の究極の租税回避地。北朝鮮には立派なビルたいっぱい建っている。

    2011年野村のNY支店の本当の稼ぎ頭の2人が捜査当局に追われて直後に失踪した。奥さんはアメリカ白人だ。その後も2人は出てこなかった。殺されたのではないかと噂が日本でも立った。

    10年くらい前から、中国人は急激に頭が良くなりました。何かをつかんだという感じがします。
    中国は準備期間があったけれど、中国人はついに世界がわかってしまった。私はそのことを知っている。ニューヨークのユダヤ人より頭が良くなっている。
    鄧小平が偉かった。リー・クァンユーに率直に尋ねた「金儲けの仕方を教えてくれ、中国は豊かになりたいだ。もう貧乏は平等主義はやめたのだ。どうすればいいのだ」それで、あとの木世界がわかった。近大という欧米白人のこの500年間の大きな動きがわかった。彼らの手口が全部分かってしまったみたい。

    お金のことをバフェットに学ぶ
    「バフェットだけは他の金融マンと違って私を騙さなかった。この人だけはウソをつかない。私に悪いことをしなかった」
    イントレジック・パリューへの投資。本来備わっている内部に隠されたもの。隠れた価値を持つ、やがて大きく成長をする企業に投資。イントリンジックはまだ表に出ていない素晴らしいものという意味。
    潜在的な成長の可能性を秘めた企業への投資。隠された宝物のこと。
    バリュー投資のこと
    新しい革新技術を持っていて、かつ社長や経営陣が人間としてもしっかりとしている企業はやがて成長していく。

    人類はもう少しは賢いはずなのだ。真面目にものづくりをすることが大事だ。額に汗して働いて、初めて人間だ。馬鹿な金融バクチ人間たちは滅んでゆく。人類の新しい時代が来る。

    コロナ経済対策費のジャブジャブマネー「糸目をつけず、どれだけでも出す」(黒田東彦)をやっていたら、最後は株式と債券市場の大暴落による金融市場の崩壊と、激しいインフレとそして政府の財政破綻になるだろう。

    田舎に戻って農場経営をやって、トラクターを自分で動かせ、私はそういう時代が必ず来ると思う。「お金にお金を働かせる」などとバカなことばっかり言っているな。

    本書の中でわたしにとくに目に止まった箇所を抜き出しました。

  • <目次>
    まえがき 金融商品はみんな紙くずになる
    第1章フェイクマネーに騙されるな
    第2章コロナバブルは世界不況脱出に秘策か
    第3章インフレに脅える金融市場
    第4章世界経済の余裕はあと3年
    第5章お金のことをバフェットに学ぶ
    第6章アルケゴス・ショックから金融崩れがはじまった
    あとがき

    バブル崩壊は、2024年?

  • 社会人になって数年経過した頃からお世話になっている、副島氏の書かれた最新本(2021.8現在)で、7月の上旬に読んだ本です。

    早ければ数年以内に株式や債券が暴落して大恐慌になる、という話はコロナ対策として、世界中で通貨を発行して余ったお金が株や債券購入に使われている事実を考えれば、有り得るかもしれませんね。

    その対策としてどうすべきは、人によって異なるようです。副島氏は昔から一貫して、ゴールドを購入することを勧めていますが、一方でどの本にも掲載していますが、株の推奨も行なっています。株は売買のタイミングが難しいので、ゴールドをコツコツと毎月一定額を購入しておくのが良いのでしょうか。

    以下は気になったポイントです。


    ・アメリカ政府が管理しているSWIFTという米ドルでの銀行間の電信送金と決済の世界的な仕組みが今も世界を支配している、これを破って資金を自由に外国へ移せる制度はない、中国がようやく10年かけてSWIFTにとって替わるために CIPSを作って今、国際決済の8%まできた(p44)

    ・日本ではE Vは大して売れないので子分のマツダやスバルにやらせている、トヨタは電気自動車の次のエネルギー革命をずっと考えている、それは水素自動車である。それは人類の夢であるフリーエネルギーであるから、水素電池の一歩手前が燃料電池で、これは天然ガスを使って電気を作る仕組みで実用化している(p50)

    ・金の次は銀である、ついにグラム100円の大台に乗せた、2年後には銀は200-300円になるだろう、だから今のうちに銀を買うべきである(p76)金は、3年後の2024年にグラム3万円、1オンス5000ドルまで上昇する。売りたい人は、半分売って現金にする(p79)その時(2024)にインフレが起きて新札への切り替えが起き、預金封鎖、デノミ(通貨単位の変更)が起きる。(p101)

    ・新型コロナの感染状況は100万人あたりの感染者数の数字が北米でどんどん減っている、日本政府の発表はコロナで1万3000人死亡しているが、これは老人のインフルエンザ性肺炎の死者数とぴたりと一致する(p145)

    ・コロナワクチンを製造したファイザーとアストラゼネカ、モデルナは5兆円ずつ儲かっただろう、日本政府だけで2兆円払っている(p147)

    ・バフェット氏はエネルギー事業を統括する、グレッグ・アベル副会長を後継者に内定した、今年で91歳、引退が近づくバフェット氏と投資家の黄金期の終わりは重なって見える(p219)

    2021年8月15日作成

  • 著者、副島氏は2024年に株式、債権の同時大暴落を予言しているもので有ったが2年前倒しで予言が的中したと言える。確かにその点は、先見の明があると言える。コロナを契機に世界的に金融緩和が進みお金のばら撒きによる金余り相場へ突入した。ナスダックの暴騰を見れば、いつかは大きな修正が入る予感は誰しもかんじていたはずだ。そこを考えれば予測、予言が不可能な内容ではない点は注意が必要だ。その他色んな裏話も、楽しく読むことが出来る。半分はエンタメと思って読んで欲しい。

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著者プロフィール

副島隆彦(そえじま たかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。主著『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫)、『決定版 属国 日本論』(PHP研究所)ほか著書多数。

「2023年 『大恐慌と戦争に備えて 個人資産の半分を外国に逃がす準備を!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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