- SMIRAL (2021年5月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (152ページ) / ISBN・EAN: 9784198653002
作品紹介・あらすじ
アニメーション作家、イラストレーター、漫画家、キャラクターデザイナーといくつもの顔を持つ著者が、自身の経験を踏まえつつ、アニメ・イラスト・漫画の描き方を絵と文で綴る本。デッサンと記号化、パース・カメラアングルのとらえ方、イメージの出し方、色や照明効果の使い方、などなどを自身のノウハウで語っていく。アニメ・イラスト・漫画を描きたいと思う人をはじめ、それらエンタメ表現が好きな人にも刺激がいっぱいの書物。
※本書は2019年に復刊ドットコムから発売された書籍の復刊になります。
目次
1, マンガ&アニメと記号表現
「デッサン力」とは何か
「マンガ絵&アニメ絵」の正体
「記号表現」の是非
「現実」の再記号化
「大友克洋」の衝撃
「リアリティの地平」
「記号表現」の限界
「デフォルメ」と「フェティシズム」
2,技術と表現
「パース」と「アイレベル」
「キャラクター定規」
「画角」の選択
「望遠」と「空間表現」
「広角」と「不安定感」
「画角」と「画面構成」
3,アニメーションとデザイン
「アイディア」と「テーマ」
「イメージボード」と「キー・イメージ」
「デザイン」と「アーキタイプ」
「絵コンテ」と「カット割り」
「意思の動き」VS「物理の動き」
「互い違い」と「ランダム」
「原画」と「動画」
「記号」を疑う
「音響」と「演出」
4,イメージとリアリティ
「イラスト」と「構図」
「照明」と「記号表現」
「照明」と「光の序列」
「固有色」と「支配色」
「風景画」と「写真トレス」
「美しい景色」と「当たり前の景色」
「イメージ」と「抽象」
5,アニメーションと作家性
「アニメーション」と「マンガ」「イラスト」の違い
「個性」と「タレント性」
「アニメーター」はなぜ「負ける」のか
「職人主義」VS「作家性」
「アニメ業界」と「初期衝動」
みんなの感想まとめ
アニメやイラスト、漫画の描き方について、著者の豊富な経験を基にした具体的な技術や思考が丁寧に解説されています。デッサンや記号表現、パースの取り方、照明効果など、多岐にわたるテーマが一つずつ掘り下げられ...
感想・レビュー・書評
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【動機】自分の描くイラストの方向性を見極めたくて
作者の考えや絵の組み立て方、技術的なことを文章から知れるというアプローチになっている。
絵をデザインの説明につかいたいときに、どんな表現をしたらいいか。
そんな疑問をもっているとき、
アニメに適当な線の量、まんがで用いられる記号的な表現、イラストで考える照明の当たり方など
そういった話題にひとつずつ触れていくと、
自分なりに必要な絵がどんなものか、という輪郭がすこしはっきりする気がする。
本書はイラストを用いた解説のようなことは、ひとつのテーマに対して一作品・一ページ分くらいのボリュームでなされているので、たくさん作例がみたいひとにはほかの本の方がおすすめだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022/4/24
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アニメーター、漫画家、イラストレーターとして活躍するCANNABISこと田中達之による描き方入門書。「季刊エス」での連載をまとめたもので、技術書といいつつ実質1冊まるごと田中達之へのインタビューである。日本を代表する凄腕アニメーターである田中達之が何を考え、感じ、意識して絵を描くのかということが知れる貴重な一冊。テクニカルな部分での有用性は良く判らないが、語られる内容は一アニメ好き、一田中達之ファンとしてはどれも興味深いもの。アニメーターマジスゲーとリスペクトがバク上げすること間違いなし。
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専門的な話よりも、
思考の話をしている部分の方が面白かった。
田中達之さん独自の色彩の秘密には
ビックリしました。
著者プロフィール
田中達之の作品
