おばあさんとトラ

  • 徳間書店 (2021年12月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784198653972

作品紹介・あらすじ

オランダで
最高の絵本作家に贈られる
「金の絵筆」賞を3回受賞した作家による
心がいやされる絵本!

ひとりぐらしのおばあさんが
雪の森で出会った
かけがえのない友とは……?

ラストでほろりとさせられる
凛としたおばあさんの物語。

「寅年の最初の1冊」としてもお薦め!

雪の森を散歩していたおばあさんは、
トラと出会いました。

トラはすぐに、ゴロゴロとのどを鳴らし、
頭をこすりつけてきました。
おばあさんはいいました。「うちにくるかい?」

ふたりはすぐになかよくなり、
毎日楽しくくらすようになりました。
おばあさんは、
トラの体の上に足をのせてあたためながら、
大好きな本を読み、
トラは、大きな音でのどを鳴らしました。

最初は、トラをこわがっていた町の人たちも、
すっかりトラを好きになり、
絵描きさんは、
トラをモデルに絵を描きましたし、
子どもたちは、
トラのせなかに乗せてもらいました。

ところがある晩、
トラがのどを鳴らす音が、聞こえなくなりました。
おばあさんが、ようすを見にいくと、
トラは、ぐあいが悪そうで、
しま模様が消えかかっていました。

町いちばんの獣医さんは、いいました。
「ホームシックじゃな」

心をいためたおばあさんが、
ついに決めたこととは……?

人と動物のあいだのきずなを描いた、
心あたたまる物語。

「ほんとうに動物のためになること」を決断する
おばあさんの姿は、
動物好きの人、ペットを飼ったことのある人の
胸を打ちます。

太く、のびやかな線で描かれた
トラや人々の姿も印象的。

オランダを代表する絵本作家の
大型絵本です。

みんなの感想まとめ

心温まる物語が描かれており、ひとり暮らしのおばあさんとトラとの出会いを通じて、愛情や友情の大切さが伝わります。雪の森での奇跡的な出会いから、二人はすぐに親密になり、共に日々を楽しむ姿が心を和ませます。...

感想・レビュー・書評

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  • 雪の森を散歩していたおばあさんは、トラと出会った。おばあさんは、ぎくっとしたが、トラがなついてきたので、家に連れて帰った。二人はすっかり仲良くなり、町の人たちもトラを好きになった。ところが、ある日、トラがのどを鳴らさなくなり、縞も無くなってきた。トラが南の国に帰りたいことがわかったので、船で南へ向かうとトラは元気になった。おばあさんはトラとジャングルで別れた。おばあさんは帰ってきて、トラのことばかり思っていたが、子ねこと出会った。その子ねこに「トラ」と名付けた。(54ページ)
    ※相手がトラであっても、お互いを思い合う関係は成立するよなと思わせるあったかい絵本。トラの絵がリアルなので、お話とのギャップがあっていい。

  • トラは亜熱帯に住んでいるイメージがあったけど、なぜ雪国で⁈
    そんな疑問も払拭するようなハードウォーミングでちょっと切ない1冊。

  • #おばあさんとトラ
    #ヤンユッテ
    #西村由美
    #児童書
    #読了

    トラとおばあさんの温かくつながる話。多くを語らないからこそ、読者に心情を考えさせる物語。人に語らずに静かに心の中にしまっておくという方法もあるのだな。物や情報に溢れた現代で忘れてしまいそうなものに気付かされた気がします。

  • 図書館本。次女に借りた本を長女も読む。森で出くわしたトラを飼うことにしたおばあさん。が、トラはホームシックにかかってしまい、南の国に送り戻します。寂しさが募っていたところに…。

  • どんな動物でもかわいいねー

  • ヤン・ユッテ (著), 西村由美 (翻訳)

    おばあさんが出会った虎と一緒に住むが,虎を故郷へ連れて行く.
    代わりに猫と暮らす.

  • 最初、アジアの画家さんかと思いました。黒の線がそう見える。。
    墨のような黒の線の絵、細い線の絵、枠を取らない絵、
    遠近感やインパクトの強弱を生みます。
    おばあさんものにも最近弱くて。。

  • <TIJGER>
      
    装丁/鳥井和昌
    カバーフォーマット/前田浩志、横濱順美

  • 絵が素晴らしく遠目もきいて色合いもとても良い。シンプルなストーリーで心を打つ話。読み聞かせにも良い。

  • トラ年の始めに、トラが出てくる話を読みたいと思い、購入。おばあさんの優しさに涙が出そうになる。
    せっかく購入したのに、読み機会が少なくて残念だった。

  • 雪の森で、おばあさんはトラと出会いました。
    おばあさんの家にトラを連れて帰り、二人(?)は楽しく暮らすのですが、だんだんトラの元気がなくなってきます。ホームシックのようです。
    壮大なようで、
    でも、ラストにはおばあさんの小さな幸せが描かれていて、よかった!

  • 野生は国に置いてきたらしいので
    一安心

  • 幸せと切なさ、温かさを感じた1冊でした!

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著者プロフィール

1954年オランダに生まれる。造詣芸術アカデミーで学び、中学校で絵画を教えながら、イラストレーターとして活躍している。1983年のデビュー以来、70冊を超える絵本・児童書の挿絵を手がけている。

「2021年 『おばあさんとトラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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