おもちゃ屋のねこ

  • 徳間書店 (2022年5月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784198654702

作品紹介・あらすじ

このねこは、魔法のねこ?
大おじさんのおもちゃ屋にやってきた不思議なねこを中心に、
女の子と大おじさんとそのまわりの人々の交流を描く、心あたたまる物語。

◇イギリスの大きな文学賞、コスタ賞の児童書部門を受賞するなど、高い評価を受けている作家が贈る珠玉の一冊。
◇人気絵本作家くらはしれいの味わい深い挿絵をたっぷりと入れました。
◇訳者は、スタジオジブリによって映画化された児童文学『アーヤと魔女』や、『大魔法使いクレストマンシー クレストマンシーの魔法の旅』を訳した田中薫子。
◇小学校中学年から

ある日、ハティがテオおじさんのおもちゃ屋にやってくると、一匹の小さなねこがいました。ハティを見つめかえした目は、あざやかな明るい緑色。きりっとしていて、かしこそうです。そのねこは、ハティとテオおじさんの足のあいだをくるり、くるりとまわるので、ハティは「クルリン」という名前をつけました。
不思議なことにクルリンがお店にいるようになってから、おもちゃがよく売れるようになりました。クルリンはお客さんがちょうどほしいと思っているものを目につきやすくしているようです。おまけにお店の中では、テオおじさんが見たことのない、きれいな木箱が次々に見つかるようになって……?

みんなの感想まとめ

心温まる物語が展開される中、主人公の女の子ハティとおじさんテオの営むおもちゃ屋に、自由気ままなべっ甲猫のクルリンがやってきます。クルリンの存在は、お店の雰囲気を明るく変え、好奇心旺盛な行動が客を惹きつ...

感想・レビュー・書評

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  • ある日、突然、おもちゃ屋「テディとメイ」にやって来た、べっこうねこの『クルリン』。

    クルリンの、好奇心旺盛な行動につられて、つい、お客さんも見てしまい、そこにある、おもちゃに惹き付けられる。

    店名の由来である、「ハティ」のおじさん、「テオ」は、その人柄の良さで、決して商売上手とは言えず、むしろ、今は亡き、「メイ」おばさんが、その辺は上手く切り盛りしていた中での、このクルリンの登場で、「テディとメイ」の雰囲気は明るく変わり、ハティは、すっかりクルリンが大好きになって・・

    テオおじさんの人柄の良さや、「バジル」と「ローズマリー」の謎の行動、女の子ハティへの、ごほうびや、昔ながらのおもちゃの良さ、そして、クルリンの気ままに見える行動が、あたかも皆を楽しませ、癒しを与えているようにも思えてくる、これらの要素は、児童書本来の、子供達に喜んでいただく為のそれに思えてなりませんでした。

    そして、クルリン自身にとっての幸せとは何か?
    それの大切さも対等に捉えているのは、長年にわたって、動物愛護活動を続けている、著者の思いを垣間見た気がいたしましたし、本書より以前に書かれた、「氷のねこ」、「まぼろしのねこ」、「名前がふたつあるねこ」のお話も、読んでみたくなりました(日本版の発売を待ってます)。

    それから、クルリンの、足の間をくるり、くるりと八の字を描くように回り始める動き、読んで思わず、私も野良にされたことを思い出しました。

    さらに、おしりを高くして、しっぽをぴんと立てて、ゴロゴロとのども鳴らしながら、私の足と野良の体がちょっと擦れ合う、あの感じ!
    もう、たまらなく可愛い、至福の時間です。

  • ほんよんだよ「おもちゃ屋のねこ」|もとやままさこ 2022年7月3日
    https://note.com/kotkotri/n/n3136dc4463f9

    リンダ・ニューベリー「おもちゃ屋のねこ」 - 現代児童文学 2022-08-14
    https://blog.goo.ne.jp/buburu45/e/6f63400289800110bcc80bc9fd260ee9/

    くらはしれい(@hakoniwa01) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/hakoniwa01/

    Kurahashirei – Hakoniwa
    https://kurahashirei.com/

    [第16回] 田中 薫子 | 塾員来往 | 慶應義塾大学理工学部(200501月2日年)
    https://www.st.keio.ac.jp/departments/ob_relay/ob_0501.html

    田中薫子(作品一覧・著者プロフィール) | 絵本ナビ:レビュー・通販
    https://www.ehonnavi.net/author.asp?n=13975

    おもちゃ屋のねこ - 徳間書店
    https://www.tokuma.jp/book/b605615.html

  • ハティがお手伝いする玩具屋にべっ甲猫が来た。猫は自分で住み家を決める。猫は玩具屋の福の神。自由で気まぐれな所が猫の魅力。

  • 〝ある日<ハティ>が、伯父さんの玩具屋さんの店にやってくると、一匹の小さな猫がいるのをみつけた。ハティを見つめかえした目は、鮮やかな明るい緑色で、きりっとしていて賢そうだった。その猫は、ハティの足の間をくるくると回る、ハティは「クルリン」という名前をつけることにした。…そのクルリンがお店にいるようになってから、不思議なことに玩具がよく売れるようになる。お客さんが、欲しいと思うものを悟っては、目につきやすくしているよう…。やがて、テオ伯父さんが見たことのない、綺麗な木箱が次々に見つかるようになって…〟おもちゃ屋に居座った不思議な魔法のような猫を中心に、女の子と伯父さんとお客さんたちとの交流を描いた、イギリスの児童文学作家<リンダ・ニュ-ベリ->の心あたたまる物語。

  • ハティのおじさんのおもちゃ屋に、どこからかふらりとやって来たネコ。いつの間にかお店の看板ネコになってしまいます

    小学校低学年向きのお話。安心の展開、イギリスらしさが感じられる。

  • ハティのおじさんは、おもちゃ屋さんです。そのおもちゃ屋さんに、ある日突然ねこがあらわれました。ハティはそのネコにクルリンと名前をつけました。クルリンがいることで、お客さんはほしいおもちゃを見つけられるみたいで……。

    くらはしれいさんが好きなので、読んでみたいと思っていた作品。クラシカルな雰囲気の物語に、イラストがぴったりあっているので、日本で挿し絵をつけたとは思えない。ネコの気持ちがわかるようなわからないような感じがいい。ネコが運ぶやさしい幸せの物語。新しく書かれたものなのに、時代を感じさせないところが、翻訳児童書好きにはたまらない。

  • 女の子のハティが学校帰りに大おじさんのおもちゃ屋に行くと、鮮やかな緑色の瞳をした黒とオレンジの毛並みの美しいネコがショーウインドウで昼寝をしていました。ふらりとやってきた人懐っこく可愛いネコを、ハティも大おじさんもたちまち大好きになってしまいました。クルリンと名付けられたそのネコは、お客さんの欲しがるものがわかる不思議な力をもっているようです。そして、クルリンがやってきたその日から、お店では不思議なことが起こり始めます。

    とにかくクルリンが可愛い。そして大おじさんのクルリンへの愛情がなんともいじらしくて、猫好きとしては愛おしくなってしまう。不思議な雰囲気を持つクルリンと、クルリンを取り巻く人々の暖かい心がなんとも読むものをほっとさせてくれる優しい物語。

  • 7歳の小さなお友達にプレゼントしようと思って読んだもの。
    コミュニティの親密さ、近所の人、商店街、おじいさんお婆さんと子ども、大都会ではなかなかリアルに感じられない。おもちゃを買うのもネットが大規模店舗。
    今の街に引っ越してきた時には一軒良い感じのおもちゃ屋さんがあって海外の甥にけん玉を買ったりしたがすぐに閉店となったことを思い出した。
    猫の周りに集まる人びと、これは大都会でも今も変わらず、抗い難くあるでしょう。
    絵も暖かい雰囲気で、楽しく読める児童書。

  • 少し不思議で優しい物語。おもちゃ、特に中盤から登場する素敵な箱の描写にわくわくする。
    イラストも海外の方ものかと思いきや、「王様のお菓子」のくらはしさん。物語に寄り添った、さりげない美しさでとても良い…!

  • ある日ふらっとおもちゃ屋さんに入ってきた猫のクルリン。猫らしい自由さと、何者かわからないミステリアス感で一気にクルリンの虜になりました。お客さんが集まるのはクルリンの魅力ゆえか、はたまた魔法か…?!
    初めて読む作家さんだったけど、読みやすくて素敵なお話を書く方だなぁ。

  • 絵本かと思ったら、普通の童話の本だった。
    優良児童書って感じ。
    ネコが好きな人にいいかも。

  • 娘が図書館で借りたいと言ったので借りてみたのですが一向に読まないので、読んでみました。猫の気持ちについて想像が広がる素敵な物語でした。
    と娘に報告したら、読んでみよ!と言っていた。ぜひ読んでごらん と願う。

  • クルリンがとうとうハティの家へ
    けれどお店に帰ったところが一番
    不思議だった ぜひぜひよんでみてくださーい

  • 2022年にブックサンタで選んだ本

  • 『王さまのお菓子』の後、くらはしれいさんの絵が目当てで読んだが、お話もすごく好きだった。外国の街並み、おもちゃやさん、なんだかミステリアスな猫。くらはしれいさんの絵も雰囲気にぴったり!
    途中のミステリーのような展開にもどきどきしたし、ちょっとファンタジーのようでもあり。なぜかすごく懐かしいような気持ちになった。あの箱、素敵だなぁ、私もほしいなぁ。
    日本で紹介されている作品は少ないようだが、この作者の他の作品も読んでみたい!

  • おもちゃやさんに居ついてしまったねこ。ねこはお客さんのほしいもののところへ行って、売り上げに貢献している。あるときから店の中でふしぎな小箱が見つかるようになり……

  • おだやかなお話。
    手作りの小箱って、どんなのかしら?素敵なんだろうなぁと想像しました。

    くらはしれいさんの絵が原文のイメージおピッタリとマッチしている。

  • 小5長女、完読

  • ハティの大おじさんのおもちゃ屋に、ふしぎな猫がやってきました。いつの間にか入って来て、ショーウインドウで眠っていましす。ハティはクルリンと名前をつけてかわいがります。
    クルリンはどこからやってきたの? 最近よく来る怪しい二人組は何者?
    優しい大おじさんのすてきなおもちゃ屋を舞台に、ちょっぴりミステリーな展開もあり、どんどん引き込まれて心温まる、極上の物語。

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著者プロフィール

1952年イギリス、エセックス生まれ。8歳のころから作家をめざして物語を書きはじめる。いつも物語を書いたノートを自分の洋服ダンスに隠していた。国語の教師をしながら、作品を出版社に持ちこむようになり、1988年YA小説でデビュー。『Set in Stone』(未訳)でコスタ賞受賞、『The Shell House』『Sisterland』(共に未訳)がカーネギー賞最終候補に選ばれるなど、その作品は本国で高い評価を受けている。日本で紹介されている本に、『緑の精にまた会う日』(徳間書店)がある。

「2022年 『おもちゃ屋のねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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