- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198654825
作品紹介・あらすじ
教えて、ヤマザキ先生! ホリエモン!
どう稼ぎ、どう貯め、どう増やすか?
知って得する「ファクト」と「ノウハウ」を大公開!
「お金とは『目的』ではない。単なる『手段』だ。『手段』にすぎないのだから、お金はあくまで合理的に、淡々と扱おう。そのスタンスこそが、得をするための大前提条件だ」(山崎元&堀江貴文)
●運用商品は「人」から買うな
●証券会社は「ネット証券」一択
●運用商品は「インデックスファンド」一択
●イチ押しのインデックスファンドは?
●「リスク」と「リターン」の考え方
●不安を煽るニュースに振り回されるな
●いちばん合理的な働き方は?
●「自己投資」のススメ
●「コスト思考」の大切さ
●「賢い節約」のイロハ
【目次】
第1章 お金の貯め方
■「老後2000万円問題」から学ぶ、「自分の数字」の重要性
■年金制度は決して破綻しない
■良い節約の3原則〈確実・ストレスなし・実害が小〉
■現金主義は損をする
■結局、無知は搾取される
■金融機関とはネットを介して付き合う
第2章 お金の増やし方
■やるべきことは超シンプル。インデックス・ファンド一択でOK
■投資の基本は〈長期・分散・低コスト〉
■『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』を選ぼう
■「S&P500」をすすめない理由
■もっとも期待値が高いのは「自己投資」
■株式が絡まないと、大金持ちにはならない
第3章 お金の稼ぎ方
■会社は「他人を利用するための仕組み」
■会社員であっても「個人商店」感覚で働く
■「自分のコアバリュー」を明確にする
■早期の自己投資が大きなリターンを生む
■「おもしろい人間」になるためにお金を使おう
■合理的な行動をするために、自分の「時間の値段」を計算してみる
第4章 お金と人生
■「FIRE」にひそむ重大な罠
■「地位財」の追求をどこかで降りないと、幸福感が遠のく
■年収1000万円を境に、幸福感は頭打ちになる
■なんでもお金で解決しようとするな。困ったらまず人に頼れ
■見栄さえ張らなければ、お金の不安は消える
■多角的な「少し自由」のすすめ
――ほか
感想・レビュー・書評
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後半の「お金と人生」がおもしろい一冊。「お金を増やすことより人生を充実させるようにお金を使え」ということで、本書のタイトルからは離れているような内容ですが、著者のお二人の一番言いたいことはこの章に詰まっているように思えました。他の方の感想にもありますが、生命保険に入らない・体を鍛えるなど内容はお二人の著書に書いてあるトピックも多数あります。
しかし、著者の著作を読んだことのない方や投資未経験者は学べることがかなり多くまとまっており行動に移したくなる一冊だと思います。
●金持ちになることと人生の楽しさは別
このフレーズだけで、本書を読んで上手くお金稼ぎたいと思っている読者の考えに反するのではないでしょうか。(だから出鼻をくじかないように後半にあるのかも。)
金持ちになってどうするのか?海外旅行など一通りやってみたら「こんなものか」で終わるそうです。じゃあどうすれば人生を楽しめるのか?お金に固執せず不要不急の楽しみを見つけること。ホリエモンさんの「楽しい」とあなたの「楽しい」が違っていても「楽しい」ならそれで人生は楽しいといえる、そんなことを考えさせられました。
●仕事道具に出し惜しみするな
ホリエモンさんは最新最上位機種のアイフォンしか持たないそう。そのアイフォンがもたらすリターンはappleの株のリターン以上とのことです。たしかにスマホでを使って仕事をしたり、情報収集するなら納得です。このトピックから、自分の仕事道具は何か考えました。まず、健康。次にリモートワークが増えるなら本書でも紹介されていますが椅子。・・今週末、椅子について調べてみます。
●頼りになるのは自分の人材価値だけ
稼ぐ力を一番つける方法は自分の人材価値を増やすことです。そのためには、「あとで挑戦しよう」と思っていることを今挑戦する。挑戦のためにお金が必要なら投資より優先する。失敗を恐れない。
これらは、わかっているけどなかなかできないかもしれません。そんな会社員のために著者が提案した「個人商店として働く」というアイディアは興味深かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私は定期的に、自分の貯蓄と資産運用が軌道から逸していないかを確認するために、山崎さんの本を読んでいます。山崎さんの本はどれもほぼ同じ内容ですが、それでもたまに、理解しているつもりでも先延ばしにして、すっかり忘れていたことや、できていないことに気づかされたりします。
経済評論家の山崎さんは、メディアでは、いつも投資や資産運用のお話がメインではありますが、今回はホリエモンと同じように、「人材価値」を高めることも重要であると言っているところが新鮮でした。社会人になってから通信講座などで何かをコツコツと学ぶより、興味がある分野の仕事を、たとえそれがあまり儲からなくても、とにかくやってみて経験を積む方がいいと言っています。
東大卒で三菱商事に入り、その後は12回の転職と副業の経験がある山崎さん。彼こそ、堀江さんの言う「おもしろい人間」に違いないはずです。 -
マイホーム・自動車・貯金、これらは同調圧力に形成された一種の「洗脳」だ。
特にマイホームは人生で1番高い買い物であるが、不動産の名の通り流動性が極めて低く、
売る時には3%の手数料が発生する。
買うならば一種の投資と考えるべき。
記述のとおり、「社会のルールは頭のいい人たちが作っていて、無知は搾取される」
起業はして仮に失敗しても、合法的にチャラにできる(自己破産/民事再生)
会社は他人を利用する仕組みだ。
当事者意識を持って自分がオーナーと思わねばいつまで経っても成長できない。
他人を上手く活用して、競争力up→稼ぐ力を上げる。
色んなものをとことんやってみて、好きなものを見つける。
没頭できるものが見つかれば、勝ちだ。
好きに勝るものはない。
自己投資は早いうちに、お金は手段であって目的ではない。
魅力的な人間になる為に、どんどんお金を使おう。 -
株が思ったよりシンプルだということがわかりました。
堀江さんの部分は今までの本に書いてあることが多かった印象です。
山崎さんの本は読んだことがなかったので、どういう考えの人なのかを知るきっかけになりました。 -
あえて言えば、お金を使ってみよう、のススメ。
本質的には、自分を大切にして生きてみようという呼びかけ。
今の立場から、納得できる点も多かったです。 -
ホリエモンと山崎さんの考えが交互に出てきます。
お互いリスペクトがあり読んでいて気持ち良いです。 -
ホリエモンは変わらずハッキリものを言う。
その通りだと思うが、なかなか皆が実行できるかというと、難しいものもある。
山崎さんはホリエモンのそんな発言に対し、代替案などを提示してくれる。
投資については、水瀬さんとの共著本と同じことを言っていて、実行しやすいやり方だと思っている。
読みやすい構成でサクサク読めた。 -
非常に良い本だった
山崎元さんはとても興味深い人物です
意見がいつも参考になるし的確である
ホリエモンとのコラボでとても楽しく読むことが出来ました
インデックスファンドに投資
自己投資
賢い節約と
この本で3本学ばさせていただき実行に移せた
もう一回読みました。
行動あるのみ -
お金の増やし方については、目新しい情報・ノウハウはなく、類似本と似た内容になっていると思う。どちらかというと、主題は「人生を豊かに生きるために、何に投資すべきか」ということ。東大卒のお二人の持論が並ぶ。…目新しさは、ない、かも。若いビジネスマン・起業を志す人向け。
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お金の貯め方、増やし方、稼ぎ方について堀江さんと山崎元さんの考えが書いてあり面白かった。
お金を持つことよりも、人間関係を大切にした方がよい。なんでもお金で解決しようとせずに、困ったら人に頼る。などお金だけでなく、人間関係を大切にした方がよいと改めて考える良いきっかけになった。