ウィリアムの子ねこ

  • 徳間書店 (2023年1月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (64ページ) / ISBN・EAN: 9784198655976

作品紹介・あらすじ

ある朝、ウィリアムは、
まいごの子ねこに出会いました。
「かわいい子ねこちゃん、きみ、どこからきたの?」
でも子ねこは、「ミュー、ミュー!」としかいえません。
そこでウィリアムは、お兄さんのチャールズとお姉さんのナンシーと一緒に、子ねこを警察署へ届け出ることにしました。
ところが、子ねこの飼い主という人が三人もあらわれて…? 

町の人たちを幸せにした子ねこと男の子の、心あたたまる物語。
『アンガスとあひる』で知られる絵本作家、マージョリー・フラックの絵本をひとり読みができるように読み物の形にしました。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

心温まる物語が展開されるこの作品では、迷子の子ねこを巡るウィリアムと町の人々のやり取りが描かれています。ウィリアムが見つけた子ねこは、周囲の大人たちに気づかれず、彼の優しさで新たな冒険が始まります。警...

感想・レビュー・書評

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  • 月曜日の朝、ポリウィンクル通りにいた迷子の子ねこは、牛乳屋さんにも郵便配達の人にも食料品店の店員さんにも仕事に向かうお父さんたちにも学校へ急ぐ子どもたちにも買い物に行くお母さんたちからも気づかれなかった。
    そこに4歳のウィリアムが通りかかり子ねこと遊び、家に連れ帰ってしまう。
    その猫をピーターと名付けたウィリアムは、本当の飼い主がいないか確かめるために警察署長に会いに行く。
    そこには、迷子の娘ねこの届けが3件あり、そのいずれもがピーターの容貌と合致していた。
    3人の飼い主は皆ピーターを見て自分の猫だと言いはるが……。
    迷子ねこの扱いを巡るウィリアムとご近所さんたちの温かいやり取りを描いたお話。






    ******* ここからはネタバレ *******

    ナントモほっこりするお話です。

    ピーターは、ウィリアムに見つけて貰う前に、郵便局員や食料品店の店員さんにも会っているのに、皆さまオーナーの新しい猫には無関心だったようですね。
    3人の飼い主が揃ったところでは、誰が真の飼い主かと謎解きにちょっとドキドキワクワクしましたが、結局時系列の違いで、みんなピーターだったんですね(笑)。
    そして、名前から想像するにオスかと思えばなんとメス。
    ちょうど良い塩梅に、元飼い主さんが主張していた特徴を持った3匹の子ねこが生まれました。
    みんなハッピーで良かったですね。

    この本も古そう……と思ったら初版は1938年!!
    すごいロングセラーですね。

    当たり障りのない児童書の中で、謎解き要素も加わっておもしろさが増しています。
    みんながwinwinになる最終着地点も良いです。
    古いけれども古さを感じさせない、これは秀作だと感じました。

  • 温かい物語。
    絵のタッチとか、時々出てくるカラーのページとか、言葉のリズムとか、とても良かった。
    出てくる全員優しくて、優しさや温かさしかない、子ども時代にこういう物語は大切。大人にはさらに大切かもしれない。

  • 古き良き時代を感じるやさしい本でした。

  • 2025.12.14

  • 子ねこの名前の変遷に笑ってしまった。三人も飼い主が現れるってそういうことか・・・

  • 猫好きにはたまらない絵本。
    3人が自分のネコと主張して、どうなるかと思ったけど
    うまい具合に収まって、みんながハッピーになれる素敵な絵本

  • 元々が絵本ということもあって、子どもでも楽しく読めるような心温まる幼年童話です。
    迷子の子ねこが男の子に拾われて、でも飼い主が3人も現れて…?!
    子ねこはどうなっちゃうの?と思っていたら、とんとん拍子に話が進んで丸く収まってしまいます。
    現実ではありえないようなお話だけど、すごく優しい世界が描かれたお話です。

  • 主人公の少年が拾った子猫。警察に届けると猫の飼い主だという人が何人も出てくる。果たして猫は誰のものに。

  • まいごの小さなこねこ。こねこはいっしょうけんめい、いろんな人についていきますが、みんないそがしくてこねこに気づいてくれません。気づいてくれたのは、ウィリアムというおとこのこ……。

    コールデコット賞オナーの作家の絵本を、幼年童話として新たに出版したもの。クラシックなイラストになつかしい文体がぴったり合っていてとてもいい。子猫がかわいいし、飼い主がいるのでは?と警察に聞きに行ってからが面白かった。これってどうなるの?という展開。でも、うまく話がまとまるし、さらにそのあとにもよい展開が待っていて、幸せなお話。

  • あるあさウィリアムはまいごの子ねこに出会いました。このねこはプレゼントビル町の通りで、まいごになっていたのです。その日の午前中ずっとウィリアムは子ねこと遊びました。お昼にお兄さんとお姉さんが学校から帰って来たので、じぶんも家に入りました。すると子ねこがウィリアムより早く家にかけこんだのです。子ねこはお腹を空かせていました。それでミルクをもらって沢山のみました。ウィリアムは子ねこを飼っていいか、お母さんに聞きました。するとお母さんは警察署に行って署長さんに聞いてみるように言いました。そこでお兄さんとお姉さんとウィリアムの三人で警察署へ行きましたが、子ねこの飼い主が三人も現れたのです。

    絵本の形を読み物の形にして再出版されたので、絵と文字のバランスが良くなりました。おはなしの最後にはウィリアムをはじめ、どの飼い主もねこを飼うことが出来ました。だって子ねこは大きくなって、お母さんねこになったんですからね。

  • 図書館本。図書館の新刊コーナーから選んだ本。ついてきた猫は近所から逃げ出した猫。猫が近所を繋ぎます。

  • 低学年良書。読めそうから読んでみようとさせる文章量の差があるとこが好き。

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著者プロフィール

1897-1958。アメリカの絵本作家。『Boats on the River』(未邦訳)が1947年コールデコット賞のオナーに選ばれる。そのほかのおもな作品に『アンガスとあひる』をはじめとする「アンガス」のシリーズ(福音館書店)、『おかあさんだいすき』(岩波書店)、『あひるのピンのぼうけん』(端雲舎)、『かあさんうさぎと金のくつ』(徳間書店)などがある。

「2023年 『ウィリアムの子ねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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