こんにちは、アンリくん

  • 徳間書店 (2023年4月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (64ページ) / ISBN・EAN: 9784198656300

作品紹介・あらすじ

アンリくんは、フランスにすんでいる
男の子です。とうさん、かあさん、
おばあちゃんがふたり、
にいさんが3人、いもうとが4人、
おじさんが5人、おばさんが6人います。
ある日、かあさんに魚を買いにいくよう
たのまれたアンリくん、
市場にはネコのミシェルくんも、かあさんに
たのまれて、魚を買いにきていました。
ふたりは、一番大きなのを買おうとして
同じ魚をとりあうことに…!? 
でも、家族が同じくらいたくさんいることが
わかり、大きな魚を
わけあって食べることにしました。
こうして、ふたりは大のなかよしに。
ふたつの家族は、いっしょに
くらすことになりました。

短いおはなしが3つ入った、
ひとり読みを始めた子どもにぴったりの本。

1.こんにちは、アンリくん
2.かさ
3.なんようび

みんなの感想まとめ

心温まる短編集では、フランスに住む少年アンリくんと猫のミシェルくんが、魚を買いに行く中で友情を育む様子が描かれています。二人は大きな魚を取り合うことから始まり、最終的にはそれぞれの大家族をシェアするこ...

感想・レビュー・書評

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  • 大勢の家族と暮らすアンリくんはお母さんに頼まれて魚を買いに出かける。
    同じく大勢の家族と暮らすネコのミシェルくんもお母さんに頼まれて魚を買いに。
    魚屋さんで一番大きな魚を取り合いになった二人だったが、名案を思いつく。
    この「アンリくん」他2作を収める心温まる短編集。





    ******* ここからはネタバレ *******
    なんとかわいらしいお話でしょう。
    アンリくんは魚の取り合いになった際に、ミシェルくんの家族とのシェアを提案します。
    そして、ついには一緒に暮らすことに。

    さらに、ミシェルくんがアンリくんの傘を勝手に家に仕立てていたときも、驚きこそすれ、責めても(自分の傘だという)事実を告げてもいないんです。優しいですね。

    最後の「なんようび」では、日曜日なのに「はやくしないと ちこくしますよ!」と言って出かけています。
    その時のお母さんの怖そうな顔!!
    原初の初版は1959年。この頃でも日曜学校が必須だったんですね。

    数、色、曜日等さり気なく教育的要素も含まれているので親受けもしそうですね。
    一人読みし始めた子対象のようですが、未就学児からでも十分イケそうです。

  • 登場するのはフランスに住んでいるアンリくんとねこのミシェルくんですが、作者はアメリカで生まれ育った図書館員の方々。お一人は両親がフランス人で家庭内でフランス語が使われていたことからこのような設定にしたのかもしれません。

    ほのぼのした短いお話が3つ。

    絵も輪郭がはっきり、色も原色で明るい気持ちになれます。

    絵本から読み物への移行期に。

  • 1959年にアメリカで出版された幼年童話。作者はフランス語の先生でもあるということで、アンリくんはフランスに住んでいる。
    悪くはないけど、なぜ今出版になったのか?

  • アンリくんは、フランスにすんでいる男の子。とうさん、かあさん、おばあちゃんがふたり、にいさんが3人、いもうとが4人、おじさんが5人、おばさんが6人いる。市場にきていたネコのミシェルくんにも家族が同じくらいたくさんいることがわかり、ふたりは大のなかよしに。短いおはなしが3つ。古き良きおっしゃれーな幼年童話。この繰り返しで展開していく感じ、好きよ。

  • 感想
    のんびりした時間が流れている。穏やかで何か起きるわけではない。だけどそこには大切な何かが転がっている。もう一度拾い上げられるか。

  • 原書は1959年にアメリカで出版された、と後書きにありました。そうだろうなあと思うような点がいくつもありました。
    まず、感じたのは おはなしののんびり度、です。「のどか」、といってもいいかもしれません。主人公のアンリくんも友だちネコのミシェルくんも、安定した態度、安定した暮らしぶりです。魚屋で魚を取り合っていても、傘をさがしていても、そういう小さい出来事を包み込んでこの本に出てくる人たちの日々の暮らしは平和で穏やかで永遠に続いていきそうなのです。そう、「サザエさん」的不変がこの絵本にはあります。アンリくんは、経験を積んで成長したりしないのです。永遠の7歳(ぐらいに見える。5歳かもしれない)の日常生活。現代の人々にこののどかさはどう思われるでしょうか。好きな人と面白くないと思う人に分かれそうです。訳者の松井るり子さんは、児童文学に造詣の深い方です。松井さんがなぜ、今、この本を訳して出版したいと思われたのか、ずっと考えていたのですが、それは古きよき時代の価値を再認識されたからではないかと思っています。

  • かわいいお話し。男の子と猫のバディもの。
    フランス系のアメリカ人司書の書いたものとのこと。

  • 原題 HERE IS HENRI!
    by Virginia Kahl and Edith Vacherom 1959
    松井るり子訳 2023

    作者はアメリカの図書館員
    ヴァシュロンはアメリカ生まれだが、両親はフランス人 後にフランスへ

    アメリカとフランスで出版
    フランス語版は教科書に採用

    フランスに住んでいるアンリくんは
    だいかぞく
    おなじくねこのミッシェルくんもフランスに住む
    大家族のねこ

    3つのみじかいおはなし

    1 アンリくん
    2 かさ
    3 なんようび

    アンリくんとミッシェルはそれぞれ
    おかあさんにお魚を買ってきてと頼まれる

    さかなやでばったり

    アンリくんは自分の赤いかさをさがしていますが、みつからず 

    今日が何曜日かわからなくなったアンリくん

  • ほんわかするかわいいおはなしたち。絵本~幼年童話くらいの世代の子に。

  • 1年。目に留まる色使いと丁寧な言葉選び、わかりやすさとリズムはブルーナの本の様。数、色、曜日と基本の要素から微笑ましいお話を描いている。

  • 大家族の男の子とネコのほのぼのしたお話が3つ入っています。低学年におすすめしたい。

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著者プロフィール

1927年、アメリカ、ウィスコンシン州ミルウォーキーで生まれる。両親はフランス人で、家庭内ではフランス語がつかわれていた。ウィスコンシン大学でフランス語と図書館学を学ぶ。図書館勤務の後、フランス語教師としてアメリカ、フランスで勤めた。アメリカで初級フランス語の教科書作成にも携わった。2021年没。

「2023年 『こんにちは、アンリくん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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