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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784198657437
作品紹介・あらすじ
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人による、既存の様式を破壊する新ビジネス論
あなたは天才ではなく、奇跡は起きず、歳ばかりとるーー
組織に依存せず、自分の足で立ち上がる方法とは一体何か。
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人、上出氏による仕事術を一挙初公開。
【はじめにより】
本当にありがたいことに、私はこれまでたくさんの出版社から「仕事術」の執筆依頼をいただいてきました。そしてあろうことか、そのすべてをお断りしてきました。幼い頃から文章を書く仕事に憧れを持っていた私にとって、その判断は常に痛みを伴うものでした。しかしどうしてもお応えすることができなかった。理由は実に簡単です。
世に出ている「仕事術」なんて噓ばっかりじゃないか。
そう思っていたからです。
様々な業界の第一人者が「仕事術」の本を出しています。しっかり読めばわかりますが、どれもこれも概ね同じ内容です。「本当に重要なことは書かれていない」か、あるいは「当たり前の(だけど真似できない)ことが書かれている」かのどちらかです。考えてみれば当然です。
どの業界のどんなスターだって、自分の手の内をそう易々と明かすわけはないのです。どこの世界も弱肉強食。後進の成長に怯え、足元を掬われる恐怖に日々震えているのが実情です。むしろ、自分の地位にあぐらをかいて安心安全と高を括っている者がいるとすれば、それは平和に呆けて成長を止めた悲しき老君の姿にほかなりません。にもかかわらず、今回このように「仕事術」という看板の下に筆をとったのには当然理由があります。本書を最後まで読んでいただければ、その真意をご理解いただけると信じています。少なくとも、本書には耳を塞ぎたくなるような「不都合な事実」が含まれます。
見たいもの、聞きたいことだけに囲まれて生きていきたい人にとっては全くもって不愉快な話でしょう。
みんなの感想まとめ
新たなビジネス論が展開される本書は、従来の仕事術の枠を超えた独自の視点を提供します。前半と後半で全く異なる印象を与え、読者はその構成に驚かされるでしょう。特に、前半を読んだ後に後半を振り返ることで、著...
感想・レビュー・書評
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いやー面白かった。
これは…なんてカテゴライズしていい本なんだろう?
とにかくすごい構成だった。
前半の第一部と後半の第二部で全く読後の印象が異なる本。白だと思っていたものがいつの間にかグラデーションを経て黒に変わっていたような感覚を覚えた。
後半を読んだ後に前半を読み返すと、ああなるほど、ここで著者が言っていたのはこういう意味だったのか、と腑に落ちるところが多々ある。やはりこの本は、「ドキュメンタリー作家」が書いた仕事術の本なのだ。
そして後半は、前半で著者が書いていた「ドキュメンタリーの本質」が実際にどういうものなのかを正に“実践的に”教えてくれている、ということが読み返したことで改めてよく分かった。
繰り返すけど、すごい構成だ。
始まりと終わりで180度くらい違うような感想を抱いたけど、大事なことは「はじめに」に書いてあった。初見ではあまり気にせず読み飛ばしていたけど、とても重要なことが書いてあった。
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なるほどこれが上出遼平が描く仕事術なのか、確かに新ビジネス論というのに相応しい作品でした。好き嫌いが分かれるかも知れません。
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一部、二部で、完全にふっ飛ばされた。読みながら気づかされていく。これはフィクションなのか、ノンフィクションなのか。ビジネス書なのか、何なのか。
しっかりと重い衝撃を受けた。多くは語れない。この書籍はノンフィクション的フィクションなのかもしれない。
正義!心! -
『縁もゆかりもない両国国技館に向けて走る芸能人』の部分。
共感を生むためのHOWは
どんな仕事にも活かせそう。 -
ハイパーハードボイルドグルメリポートの仕掛け人である元テレビ東京のプロデューサー、上出遼平氏による"ありえない仕事術"。
彼の仕事に対する考え、価値観、ノウハウが徹頭徹尾詰め込まれたHow to 本かと思いきや、期待の遥か斜め上をいく鮮やかなまでの裏切りっぷり。
いわゆる"ビジネス書"を読んで泣きそうになったのは初めての経験でした。 -
まさに新感覚の読書体験!世間一般のビジネス書をいい具合に否定し、仕事の本質、結局その仕事の先にある未来を想像できているか?を常に考える大切さを伝えている。後半の小説パートが凄くリアルです。読み終わったあと上出さん出演のYouTubeをみて更に深く楽しめました。
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2部構成で現実的な仕事術は早々に、後半でドキュメンタリーのようなフィクションが始まる。前半もなかなか響いたけど、後半の読書体験は俊逸。ドキュメンタリーを作るための仕事術、そこで直面する正義のすり合わせ、作り手と受け手の中で、ここまで本気で考えられるのかという覚悟にも思える。
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マス•コミュニケーションの原則的思考法は、Q&A。
問いを立てることによって、その答えを知るまで逃れられないようにする。
読み物としては面白いが仕事術の本としてはイマイチ -
オーディブルで耳読。
入り口と出口が違う。通勤時間がスリリングだった -
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第二部、休憩なしで一気読みしてしまった。
心理描写がリアルで没入したし苦しかった。
それなのに。
上出さんの本気と遊びのバランスというか、そこが本当に分からなくて、恐ろしい。
どんなに頑張ってもこの人の芯の部分?本音?(もっと良い表現したい)を知ることはできないのだなと。畏怖の念。
怖いから本とか書かないで欲しい -
本書はビジネス書を模った恐ろしい小説だ。
2部構成になっており、前半は至極真っ当なビジネス本だか、問題は後半戦。油断している隙に心の深くに忍び込み、読み手に激しい感情を惹起させる。
覚悟して読むことをオススメする。 -
これも一つの新しい読書体験かもしれん。笑
第1章で仕事との向き合い方やユーザー(視聴者)の興味を引くテクニックは多少入れてあるものの、一般的な「仕事術を説く本」ではない。
2章は途中までグッと引き込まれていくものの、違和感が出てきてからは長い長いもう早く終わってって気持ちにもなった。笑
ドキュメンタリーシリーズ「死の肖像」、見てみたいものですね。 -
初っ端から鼻につく感じで馴染めず、太字のハイライト部分だけザッと見ましたが普通のことを言ってるいるだけのように感じ、個人的には期待ハズレでした。皆さんの評価が良いので、単に合わなかっただけなのかもしれません。
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これはフィクションです。
ズルをしない。
すれば上塗り。 -
2部の後半から怒涛すぎた。Netflixで「死の肖像」を検索したのは自分だけではないはず
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常識の枠に収まらない発想や行動の大切さを実体験で語っていて刺激的だった。「普通にやる」だけでは生まれない面白さがあると感じる。仕事に自分の好奇心を持ち込む大切さを考えさせられる一冊。
上出遼平の作品
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