日本人「総奴隷化」計画 1985ー2029 アナタの財布を狙う「国家の野望」

  • 徳間書店 (2025年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784198659943

作品紹介・あらすじ

緊急出版!!

急逝直前まで執筆活動に命を賭けてきた経済アナリスト・森永卓郎「最期の著作」
「まだ書き残したことがある」ーー森永氏が伝えたかったラストメッセージ!!
日本人を奴隷化しようとする特権階級の黒い野望を告発!

増え続ける「税負担と社会保障」
下がり続ける賃金の元凶はどこにある?

庶民生活の没落を招いた財務省、経産省、防衛省ほかの高級官僚
対米追従で日本を売り渡した歴代政権が犯した大罪
バブル状態の新NISA制度を推進する岸田前総理の不見識
「日経株価2000円に暴落」で始まる老後ブルシット・ジョブ
財務省に言いなりの石破内閣は増税まっしぐらでお先真っ暗
トランプ政権でグローバル資本主義は崩壊する…

「1億総中流」が崩壊。「超格差社会」が到来した日本で庶民が生き残るために行った「一人社会実験」の結果、辿り着いた「幸福の絶対法則」とは?

森永卓郎が、「奴隷化」時代を克服する処方箋についても解説。閉塞感をブチ破り、待ち受ける老後不安を解消するための方策も完全網羅。来たるべきヤバい未来に備えるための全日本人必読の書

感想・レビュー・書評

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  • 色々と森永卓郎さんの本を読んできました
    後は、自分で情報を集め判断していく必要があるなと思いました

  • モリタクさんの本を次々読んできました。
    だいたい理解しているつもり。

    でも私にできること
    どのくらいあるのでしょう。

    モリタクさんは最期の瞬間を沖縄でと決めていたそうです。
    白い砂浜のビーチでタバコに火をつけて、
    一服したまま倒れて、
    そのまま息を引き取る――。

    それはかなわかなったと思われます。
    でもそれ以外はたくさんやり遂げたのではないでしょうか。

    私はまだまだ生き続けそうなので
    モリタクさんの予言がどの位当たるか
    ゆっくり見届けます。

  • 日航機墜落事故の真偽の程は分からないが、生存者青山さんの著書を読もう
    日本人の奴隷化が進んでいることを認識し、気づいても、従わざるを得ない、真面目に働き、抗うことができない無力な自分に苛立ち
    トカイナカで自給自足生活をしたいと改めて思った
    巻末の和やかな森永氏の写真を拝見し、感謝し、読了

  • この本に書かれていることは恐らく真実だと思いますが、昨年(2024)に定年退職して良い時代を過ごしてきたような私には、娘たちも含めた若い人達には大変申し訳なく思っています。この本に書かれていることを理解した上で、新しい時代を生き抜く力を養えるように、私としては微力ながらサポートしていきたいです。

    以下は気になったポイントです。

    ・日航機123便墜落事件は、事件から40年が経過してもなお新事実が明らかになっています、厳しい状況を真相究明のために熱心に取り組んで、実名証言を引き出した青山透子氏の情熱は、もっと評価されるべきである(p37)

    ・日銀の窓口指導自体は1950年代から日銀が大手の都市銀行や地銀に対して、銀行から支柱への貸出量を規制する目的で始まったが、貸出枠よりも融資実績が下回った場合、その翌年には日銀の指導により企業への貸出枠が削減されてしまうことから各銀行は、日銀の貸し出し枠を消化しなければならなくなった(p45)

    ・竹中氏は雇用流動化の旗振り役として、2004年にはこれまで御法度とされてきた製造業の派遣労働を解禁するなど、正社員中心の雇用から首を切りやすい派遣社員中心への流れを作り、終身雇用の正社員が主流だった日本の雇用環境に、経営者にとって都合の良い非正規雇用を大量に供給することで、日本企業の競争力を上げようとしたが、会社にとっては使い捨て人材が大量に生み出されただけであった(p82)

    ・日本政府のバランスシートは単体では、15,7兆円@2020の赤字であるが、子会社である日銀を加えた統合政府では、純資産が9兆円である(p92)発行した国債は日銀に買って貰えば政府は返済を免れる、元本は借り換えを繰り返せば良い、政府が日銀に支払った利息は、国庫納付金の形で全額が戻ってくる(p97)

    ・2012年12月に発足した第二次安倍政権のアベノミクス(財政出動、金融緩和、成長戦略)は、緊縮予算から財政緩和へと路線変更した(p106)インフレ2%の実現は、就任後わずか1年で達成された、デフレからの脱却による景気回復に大きな貢献をした、ところがデフレ脱却に失敗したのは、デフレ脱却直後に焼夷税率を8%に引き上げたから(p108)

    ・2022年度のプライマリーバランスは、コロナ禍もあり80.4兆円の赤字を記録した(翌年は31兆円の赤字)財務省の主張に従えば、ハイパーインフレが起きてもおかしくなかったが、全く起きなかった。つまり、財政均衡主義は、机上の空論であった(p109)

    ・日本だけが、財務省という歳出を決定する期間と、国税庁という税金を徴収する役所が一体化している、財務省に逆らおうとすると財務調査がくるのは常識である、税金と経費がどこまでかを決めるのは国税調査官による自由裁量である(p122)

    ・5年に一度公表される「財政検証」では、過去30年間の平均的な成長率(マイナス0.1%成長)でも、所得代替率は50.1%であり年金制度は維持できるとしているが、報道にはない、「マイナス0.7%」のシミュレーションでは、2059年度に国民年金の積立が枯渇するので、保険料と税金のみでの運用となり、所得代替率は「33-37%」に落ち込む、つまり年金の給付水準が大幅に減少されることが予想される(p132)夫婦2人の年金収入が現在22.6万円が、将来的には13万円前後になる(p133)

    ・マルクスは今から150年前に「資本主義が行き詰まる4つの要因」を挙げている、1)地球環境の破壊、2)格差の拡大、3)少子化が止まらなくなる、4)ブルシット・ジョブ(どうでもいい仕事)が増えすぎること(p137)なぜ少子化が止まらなくなるかというと、労働者に対して、帰宅してから翌日に労働力を回復し、会社に出社できる程度の最低限の賃金しか支払わないことで利潤を最大化するから、子供を産み育てるまでの賃金を払わない(p138)

    ・現在は人類史上最大のバブルが世界中で起きている、日本の株式市場がバブル後の最高値を記録した2024年夏に、「日経平均が2000円になるかもしれない」と言ったところ、袋叩きに合っている(p150)経済学者ガルブレイスの分析によれば、バブルが起きるのは、画期的な製品によるものではなく、既存の製品を「さも新しい製品」であるかのように見せつけて売りつけた結果がバブルにつながると指摘している(p157)これから訪れる本当の大暴落は、暴落した株が値を戻してきたかと思えば、忘れた頃に暴落を引き起こす(p164)

    ・日銀が利上げをすれば、日本とアメリカの金利差は縮まり、円安から円高に進む、緊縮財政によるプライマリーバランス黒字化を目指しているので、日本経済はますます失速する(p206)2024年のIMF推定の購買力平価では「1ドル=91円」が妥当とされているので、米国発の株価の大暴落が起きれば、株価や指数の下落のみならず、円高による為替差損も覚悟する必要がある(米国の株式、投資信託は購入時より円高が進むと資産価値が目減りする)日本発の「令和恐慌」により一気に円高が進むと想定する。大暴落と円高のダブルショックが襲えば、「9割の大暴落」もまったく不思議ではない(p202)追加関税でも円高となる、プラザ合意後の円高不況の再来となる(p203)

    ・グローバル資本主義が行き詰まり、ガラガラと音を立てて崩壊し、新しい経済社会が誕生すると期待している、グローバルとは真逆の「ローカルな経済社会」が世界の潮流となる、大都市一極集中から地方分散へ、中央集権から地方分権へ、イメージ的には、小さな集落がクラスターのように複数できて、その中で経済循環が起きるような社会である(p207)

    2025年4月28日読破
    2025年4月29日作成

  • 半分は陰謀論めいている内容。
    半分は資本主義に対抗する方法が書かれている。
    勇気をもらえる。

  • ◆完成しつつある「日本人総奴隷化計画」?

    「30年に及ぶ『日本人総奴隷化計画』が今まさに完成しようとしている
    -私は本書の中で大真面目に書いています」。
    こう始まる本書は、2025年1月28日に66歳で亡くなった森永卓郎さんの
    晩年の主張のまさに「総集編」とも言えます。
    すでに出版し話題となった『ザイム真理教』や『書いてはいけない』についても言及されています。

    森永さんの本は、以前『ザイム真理教』をご紹介しましたが、本書ではその内容も含めて、
    1985年の日航機墜落事件とプラザ合意の謎から始まり、小泉内閣がやってきたこと、
    財務省がやってきたこと、安倍内閣が財務省に抵抗しつつも財務省による?
    スキャンダルリークに屈伏してしまったこと、そして、富裕層はますます富み、国民は
    「年金を当てにせず死ぬまで働け」と「奴隷化」に突き進んでいることを描き出しています。

    当然、新NISAなどは「地獄の入り口」と、バブル終焉への警鐘を鳴らします。
    これに対して、森永さんは、脱奴隷化のための「一人社会実験」と称し、
    コロナ禍をきっかけに、すでに始めていた農業体験を地元の「トカイナカ」である所沢で本格化。
    マイクロ農業を始めることで、近所とのコミュニケーションも豊かになり、
    「資本主義の論理」とは無縁に、
    年金相当の月13万円でも夫婦で十分暮らせることを実証したのです。

    原発不明ガンによる余命宣告を受けたことで、
    残りの人生で一切の忖度はしないと心に決めた森永さん。
    やりたいことはすべてやる。書きたいことはすべて書くと、
    没後も含めわずか2年ほどの間に20冊の本を出版しました。

    童話作家になりたかったことから、寓話もつくり(20冊中3冊は寓話の本)、
    落語も弟子入りし、歌手デビューも目指すなど、まさに完全燃焼。
    2014年に開館したミニカーほか13万点もの雑多なコレクションを展示する「B宝館」も、
    「昭和100年」を迎え注目を集めており、
    次男でITエンジニアの桜城蘭さんが引き継いでいます。

    どぎついタイトルで、陰謀論と誤解されそうな本ですが、
    実は冷静かつ公平に現実を分析し、庶民視線から真実を解き明かしており、
    一読に値する本だと思います。

  • 創作意欲、モチベーションがすごい人だと感動を覚えました。
    各テーマについては、賛否あるのだろうと思いますが、70%程度、賛成します

  • 森永さんが忖度なく自分が信じたことをストレートに表現した一冊。すべてを鵜呑みにする必要はないが、今の世の中で正となっていることにも実は違う見方があることを教えてくれる。最後まで自分らしさを追求して生き抜いたその力強い姿勢に学びたい。

  • これから日本国民は奴隷化の一手を辿るだろうと思っているので読んでみた。ちょっと予想していた内容とは違った感がある。
    気になったのは、序盤はズカズカと強気だったのに、終盤はなんだかふわっとしていて書く気力が落ちてきたのかな?と思うくらい勢いが減っていたこと。

  • 森永卓郎さんの信じていることや財務省のことなど記載された書籍。財務省は変かもしれないなあとは思った。少し知りたい内容とは違っていた。

  • 国は国民の幸福を守るはずだ。だが現実には逆の力が働いてはいないか。増税や社会保険料の負担増は「財政健全化」の名の下に進められるが、その実庶民の暮らしを締め上げる仕組みとなる。森永卓郎はこれを「総奴隷化計画」と呼び働いても自由に使えるお金が奪われる現状を告発する。確かに家計の余裕が消えれば消費も未来への投資も萎む。経済の循環は止まり国力も痩せていく。政治が守るべきは数字ではなく生活そのもののはずだ。踊らされているとしたら見る阿呆は本当はしたたか極まりない。

  • 森永氏が亡くなる直前に書かれた本の中では、字が大きく、画像も掲載されていて、読みやすいです。

    <以下、抜粋>
    金に縛られずに自分のクリエイティビティを発揮し続けること。それが奴隷にならない一番いい方法。

  • モリタクこと森永卓郎の本。

    これまで主張してきた財務省のことや老後の生き方について書いてあった。
    改めて残念な人を失ったと感じた。

  • 今の会社内の活動に目を向けると「付加価値を生む業務」にどれだけの割合の人財が取り組んでいるのだろうか。ホワイトカラーの多くは生産性の低いブルシットジョブをあてがわれ「付加価値を生む」事とは程遠い業務に携わっている。
    この悪循環から脱するヒントと金言をいただいたと感謝しております。
    森永先生のご冥福をお祈りします。

  • 日本の様々な懸念事項を分かりやすく説明している。日航機123便、小泉純一郎内閣、財務省、安倍政権、新NISA等。
    グローバル資本主義社会の崩壊を見越して、食糧危機に対する備えの重要性も説いている。

  • 政権への疑問であったり、広く言われていることについて否定を述べられている。個人的には共感する部分と多かったが、この手の本ではよく書かれている内容だった。
    広いコミュニティを形成していくことが今後の将来に良いと考えていたが、地産地消が進み、ガンジーが唱えたローカル化経済となっていく未来についても考えられると思った。

  • 評判の著書だが寓話と同じく全賛同とはいかない。財務省などのことや日航機のことは良いが、トカイナカなどに至ると、農作業の嫌いなものには別意味の奴隷になりそうな話。
    ご近所交流とて今までなくて目新しくたのしめているにちがいないのでかずっとさなかにあった勤め人でないものはトカイナカの農作業緊急時は仕方なくとも楽しめないことこの上もないので、えんりょしたい。
    どちらかといえば仙人のごとく付き合いも選んで楽しみも選んでしていきたい傾向にあるので参考までに読めばよいという感じ。政府の奴隷化にはもちろん取り込まれたくないけど、定年後も好んで働きたい人もいるし…情報は取れましたという読書である

  • ガン公表後の著作の総まとめといった感じで、そういう意味ではコスパはいいか。

  • 「言ってはいけない」などなど三五館シンシャが出した内容に酷似している。内容が内容だけにリスクを冒して出版した三五館シンシャに便乗した金儲け感があってちょっと嫌だが、多くの人に知らせたいのでまぁいいかって所かな。
    いずれにしても利権の為に国民に嘘をつくロジックが書かれていて、納得と同時に憤りを感じる。

  • モリタクさんの言う通り、まじめに働いても豊かにはならない。資本主義社会から抜け出し、お金の奴隷にならないように生き方を変えていく必要があると思った。

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著者プロフィール

経済アナリスト。1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。経済企画庁総合計画局、三井情報開発(株)総合研究所、(株)UFJ総合研究所を経て、獨協大学経済学部教授。専門は労働経済学と計量経済学。堅苦しい経済学をわかりやすい語り口で説くことに定評があり、執筆活動のほかにテレビ・ラジオでも活躍。2023年12月、ステージ4のがん告知を受ける。2025年1月28日、原発不明がんにより自宅にて死去。67歳没。

「2025年 『知ってはいけない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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