狼の領分 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1998年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198909673

感想・レビュー・書評

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  • 一度断念した花村満月。でもこの本は面白かった!狼の領分に相応しいワイルドな性描写、キャラ立ちがハッキリしてるし、立ち位置が全く被らないバランス感も絶妙。一度読み始めたら止まらない。物語はすごくシンプルで、ハードボイルドのようなテイストが強くて純文学よりエンタメ色が強い。いとも簡単に、存在感の大きな登場人物が次々に死んでいってしまう軽さがB級映画を彷彿とさせるが、地の文が丁寧に投げやりというか、そんな矛盾を孕んでいるような不思議な感じ。これが、文体ってやつなのかなあ。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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