求婚の密室 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1999年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198910457

感想・レビュー・書評

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  • これ以上ないくらいに本格ミステリの要素がてんこ盛り。ありふれた謎解きにならなかったのは展開の巧さだと思う。章タイトルを見ればわかるが、どの順番で、何について推理するかがきちっと提示してある。警察が介入しないため、余計にこの推理合戦が面白く感じた。密室トリックには唖然としてしまった。誰しも一度は思いつきそうなトリックなのだが、リスクが高いため実用されなかったのでは…。それを堂々と披露するその度胸に恐れ入った。細かい部分で読者をミスリードしようとする作者の意図もあり、本格ファンには満足のいく一冊だと思う。救われない人物の登場がやたら目立つのはこの作家の特徴か?

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著者プロフィール

1930年生まれ。1960年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。 1961年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。 テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も著し、380冊近くもの著書がある。2002年、逝去。

「2023年 『有栖川有栖選 必読! Selection11 シェイクスピアの誘拐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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