滅びの笛 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1999年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198911041

感想・レビュー・書評

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  • 西村寿行の名前を聞かなくなって随分たつ。1980年代には.森村誠一、半村良と並び「三村」と呼ばれる人気作家だった。ハードロマン小説や動物小説で有名だが、同時にスケールの大きい災害小説にも腕を振るった。大量発生したねずみの群れが人間社会をパニックに陥れるという本作は、その系列の代表作だろう。イメージとは裏腹に緻密なデータを駆使してカタストロフを描き出す技量は寒気がするほど見事だ。「鼠群」と書いて「そぐん」と読ませるなど独特の言葉遣いが雰囲気を創り上げていく。古書店で見かけたら手にとって損は無い、バイオレンスだけの作家だと思って敬遠するにはあまりにもったいない一冊だ。

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著者プロフィール

1930年11月3日年香川県出身。ハードロマンと呼ばれる作風で人気を得る。1969年にデビュー後、動物小説、社会派ミステリ、アクション小説(バイオレンス小説)、パニック小説など幅広い作品でベストセラー作家となる。代表作に、映画化もされて大ヒットした『君よ憤怒の河を渉れ』『犬笛』など。

「2020年 『癌病船応答セズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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