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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198911911
感想・レビュー・書評
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本書は電車ではなく車を使ったトラベル・ミステリーで、ありそうでなかった試みだと思います。
ジャンルは本格ものではなくサスペンスだと思いますが、 その割には臨場感があまり感じられなかったです。物語の展開や犯人も大体読めてしまい、途中で醒めてしまった感がありました。ストーリーは良く出来ていただけに残念です。 -
さすがにこれは読めちゃいました。
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愛人のアリバイを偽装工作するため、被害者に変装し、東京から高山までの道のりをドライヴすることになった主人公を、さまざまなトラブルが襲うカー・トラベル・ミステリー。
題名に「1/2」とあったので、てっきりこれが吉敷ものの続編だと思って借りてきたところ、「あれ?」と(笑)。
はっきり言って、物語としてもミステリーとしても非常に単純な作品。読んでいるうちになんとなくオチが読めてしまう上、サスペンスとしてもやや唐突な場面が多く、説得力に欠ける。
しかし、細かいところが実に上手い。たとえば、この作品は主人公が20代の女の子なのだけど、彼女のちょっとした心理描写だとか。愛人の妻になりすますということで、彼女はその妻の服を物色する。そして、そのセンスのよさに、彼女は亡きその女のことを、同じ女として見直すのである。
こういう思考回路の書きっぷりが、読んでいて非常に面白かった。さすが島田さんだ、と。なので、最近は有栖川さんに浮気していてごめんなさい! と心の中で島田さんに謝りました(笑)。
オチが読めていただけに、最後は主人公のマリちゃんが騙されてポイ、となってしまうのではないかと、それだけを心配していた。
話としてはとても単純だし、あまり深みのある本だとは言えなかったけれど、それまでの彼女の思考を辿ってきて、私はなかなかこの主人公を可愛い子だな、と思っていたのである。確かにあまり強い女だとは言えないけれど、それなりに理屈でものを考えていて、素直で、いい子じゃないか、と。
というわけで、ライトな幕引きに安心した。ちょっとライトすぎる気もするけれど(笑)。 -
ひどい作品でした。
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