新人賞の獲り方おしえます (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1999年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198912048

感想・レビュー・書評

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  • まとめると「プロを目指すのならば」読者様へのおもてなしの心を持って自分が良いと信じるものを書こう。そのために、いろんな人や社会に触れ、技術獲得のためには本を読もう。といった感じの本だった。

    氏の作品のファンで、この書籍も評判が良かったので読んだのだけど、氏の作品を読んで勝手にイメージしていた清廉なイメージが良くも悪くも覆されて(話し言葉が文字におこされるとまんま普通のおばちゃんだった)、ちょっとだけショックを受けた。つまり、作者が清廉な空気を醸し出す言葉の選び方に優れているというわけで、すごいのだろうなと思いました。でもやっぱりちょっとだけショックだった(笑)

  • とても実践的で面白い本です。作文の書き方から、審査員が評価するポイントまでばっちり教えてくれます。池袋のカルチャースクールの授業がもとになっているので、文例も豊富です。

    もうちょっと詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120717/1342518397

  • 2000年9月読了。

  • 10年ほど前、「文章の書き方の基本」としてお世話になりました。文章・小説を書きたいと思った人が陥りがちな失敗を気づかせてくれます。

  • 読み物として面白いです。コレ読んでマネして書いた時点で落とされるってことでもあるんですよね。自分で書くって難しい!

  • なんとも挑発的なタイトルの小説指南書。

    ドラゴンクエストシリーズでおなじみの小説家・久美氏が、とあるカルチャーセンターで受け持った講座を活字におこしたもので、読者、つまり小説家予備軍にとって嬉しいのは当時の受講生の提出した“小説”が教材として取り上げられていること。
    人の振り見て我が振りなおせ・とは言ったもので、こう言っては失礼になるけれど、プロなら絶対にならないようなことを素人は平気でどんどんやってる。
    それを久美センセが指摘されてるのを読むと、あぁ自分もやってンじゃないの・とひどく素直に省みることが出来ます。しかも、タイトルどおり「新人賞を獲ること」をターゲットにしてるので、原稿用紙の使い方から始まって作品を送るときの形式・書式、選考委員の人に対して絶対にやってはならないこと・なんかもきちんとカバーしてくれてます。

    とりあえず、小説家志望には必読の一冊とみた。勿論、そうでない人でも十分に楽しめるかと。

  • この本は小説の書き方だけではなく、文章の書き方本として読める。
    小説を書かない人でも一読の価値があると思います。
    就職活動とかでも役に立つと思いますよ。

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著者プロフィール

1959年、岩手県盛岡市生まれ。上智大学在学中に作家デビュー。フィクション、ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの作品を手がけ、ゲームやコミックのノベライズなどもおこなう。おもな著作に「プリンセス・ストーリーズ」シリーズ(角川つばさ文庫)、『丘の家のミッキー』(集英社)など多数。公式サイト「久美蔵」http://kumikura.jp/

「2019年 『プリンセス・ストーリーズ 赤ずきんと狼王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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