小説 巨大(ガリバー)証券 (徳間文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198912963

感想・レビュー・書評

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  • (1)野村証券の持つ「総合力」
    (とりわけ「人間の質=人材の質」)
    を余すところなく発揮している物語。
    一強三弱といわれる証券業界の中で、
    3弱の日和(=多分大和)証券に
    転職した男の物語である。
    そして、ガリバ-に挑む
    「一人の人間の力」を如実にあらわしている。

    (2)礼状という基本的なものに対する姿勢

    (3)時間の有効的使い方

    (4)「北村」という人物の経営者意識

    (5)弱小証券の常務レベルの「牧歌性」。
    そこには、敗北というPOSITIONの中にある
    先見性のなさが大きな要因となって来る。

    それにしても、
    証券会社は、会社の質を実に総合的に分析している。

    (6)その分析力がなければ、
    充分に会社を伸ばすことが困難かも知れない。
    「どう客観的にみるのか?」
    いれこまずにみることの大切さ。

    (7)インサイダ-情報というものの意味
    を正しくつかむことが大切である。

    (8)現在おこっている野村証券の営業停止
    ということについての総合的分析が必要。

  • 高杉良さんのビジネス小説2冊目。
    自分が株の取引をしたことがあると、全然違う情報が得られるものですね。
    前回読んだ時には、人間模様や組織中心に読んだのですが。
    グレーゾーンをどう考えて会社の中でポジションをとっていくのか、
    考えさせられます。
    いや、グレーな事、やってないですけどね(^^:

  • 買ってはいたんだが、時間が出来たのでいっきに読む。
    緻密に積み重ねられていく事実を、瞬時に解明しながら
    その更に上をいく方法で人を出し抜いてく…
    緊迫感がなんともいえないくらい好き。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2020年 『雨にも負けず ITベンチャー奮闘記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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