緑の底の底

  • 徳間書店 (2000年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198913465

みんなの感想まとめ

若者がエクアドルの奥地で先住民たちと出会い、文化や人間関係に目覚めていく物語が描かれています。主人公は日系人の若者で、文化人類学者の叔父と共に調査チームに参加しますが、同行するアメリカ人たちの白人至上...

感想・レビュー・書評

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  • エクアドルの日系人の若者が主人公。文化人類学者の叔父がエクアドルの奥地に住む白い肌で金髪の先住民を調査するため、その通訳兼雑用係として同行することになる。
    調査チームは学者とは思えないチンピラ的なアメリカ人たち。違和感を感じながらも先住民たちの助けを借りて目指す場所へと向かう。野営地では同行している女性編集者と叔父の関係を目撃してしまったり、アメリカ人たちが叔父を殺そうと相談しているのを聞いてしまったり、何を信じれば良いのかわからない状態。しかも最後の最後で叔父たちの真の目的が明らかになる。

    表題作ともう一編の2つの作品が収められているので、この作者にしてはどちらも長い話ではない。表題作の方では白人至上主義的な考えをアメリカ人たちが言いまくるので気分はあまり良くないが、それに対して先住民たちは聡明で誇り高く拝金主義とは真逆の清らかさのようなものが際立つ。
    もう一編は語り手が5名。話の中心にいるのはイタリアンマフィア。それに関わりを持ってしまった人たちがそれぞれの立場で語ることで物語は進む。
    トリッキーな技を使っているが、途中であれ?と思ったがらいからだんだんと点が線になっていく。

  • ベネズエラ、オリノコ川を舞台にした白いインディオを巡る話。

  • 若さが、大人にぶつかって行く。
    ベネズエラの日系二世のマサオは、
    伝説の白いインディオを探しに、
    密林の奥地へ入って行く。

    知らなかったことを体験して、目覚める。

  • いつものテーマを少し切り口を変えて

  • 〜2006

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