伏魔殿 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 137
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198916336

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだ本

  • 冒頭はたんたんとした説明が多くて、読み難いかなと感じたが、間もなく物語りに引き込まれ、一気に読みました。
    最後はなるほど、そうきたか!とすべての伏線が収集され、ましたが、物悲しい物語でした。

  • 普通に運命に振り回された人を描いただけかと思いきや松岡先生のどんでん返しがさく裂します(すげえな)

  • タバコ屋の榎木康之は煙が充満する狭い店内で日がな過ごす。
    彼の人生は消極的でなげやりで中途半端でことなかれ的だった。
    世間に取り残された彼は、世間に背を向けることで安寧を得ていた。

    両親も家族もなく暮らす50代の彼を探し求める一人の娘が現れた。
    彼女は、榎木の幼馴染であり唯一の友の忘れ形見だった。
    榎木はある事から地元に古くから伝わる祭の神人に選ばれた…。

    物語は彼が選ばれた場面から始まり、回想そして再び現代に戻る。
    主人公の榎木は哲哉の房州さんを彷彿とさせる無口な男。
    亡き友の娘の訪問から、何やら再び彼の時間が動き出す。
    しかしそこには陰謀渦巻く伏魔殿が待ち構えていた。

    孤独な男の小学生から現代に亘る回想録は味わい深い。
    が、現代に戻ってから急展開する推理サスペンスが面白い。
    ジェットコースタームービー。晴れ晴れしたラスト。エンタテイメント。

    白い煙は伊吹おろしに乗って、濃尾の平地を駆けていった。

  • 松岡さんらしくない内容

  • 微妙

  • タバコ屋の榎木康之が神人に選ばれた。神人とは愛知県生稲市の布施宮諸肌祭りを彩る厄落としの神で、地元より毎年一人だけ選出される。だが、彼には神人にならねばならない事情があった。旧友の元婚約者は地元の有力者と結婚し、一女をもうけたが、この娘の奇怪な行動が榎木を厄落としどころか、厄難へ追い込んでいたのだ!予期しなかった驚天動地の結末。推理エンタテインメントの傑作。

  • <内容>
    タバコ屋の榎木康之が神人に選ばれた。神人とは愛知県生稲市の布施宮諸肌祭りを彩る厄落としの神で、地元より毎年一人だけ選出される。だが、彼には神人にならねばならない事情があった。旧友の元婚約者は地元の有力者と結婚し、一女をもうけたが、この娘の奇怪な行動が榎木を厄落としどころか、厄難へ追い込んでいたのだ!予期しなかった驚天動地の結末。推理エンタテインメントの傑作。

  • 布施宮諸肌まつり(誰が読んでも、国府宮の裸まつりをイメージするわなぁ)の神人に選ばれた男の過去の清算物語(少々退屈。これが松岡エンタテインメント??)。。。としか思えないような展開が、ラストの50ページから、あっと驚く結末へ。<BR>2006/3/1

  • 外務省の話ではありませんでした。最後のどんでんがえしは予想がつかなかったなあ。
    (2002.9.27)

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『千里眼 ノン=クオリアの終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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