ぼくらの悪魔教師 (徳間文庫 そ 3-6)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198917388

感想・レビュー・書評

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  • 本棚を整理して出てきた本。
    昔読んでいたのかまったく記憶にない。

    学校が荒れていた時代の中学校のクラス。
    若手の先生をいじめてストレスに追い込み、やめさせて次に赴任してきたのが生徒から見た「悪魔教師」って事。
    たしかし異常に生徒にきつくあたるが、それは反面教師としてクラスをまとめさせて自分をクラス全員で追いやり、もともとの先生に戻ってもらうというのが目的。
    ちょっと有り得ないストーリーなので、まったく入り込めなかった。

    つまらない本。

  • 中学生の頃に読んだ「ぼくらシリーズ」
    久しぶりに見かけたので、懐かしくなって手にとってみた。

    生徒による痛快なイタズラ(というには激し過ぎる)が魅力だったが、今回はその生徒が教師になって学校に帰って来た。
    担任がノイローゼになるほど、いじめ倒すようなクラスにやってきた菊地栄治が「悪魔教師」として、生徒にひどい仕打ちをする。
    しかし、そうやって生徒の共通の敵を演じることによって、生徒は団結していった。
    いじめや不登校もなくなり、生徒の家庭問題までも解決させた。
    人間関係が希薄になっている今の中学生が、一致団結して共通の目標に向かっていくのはなかなかできることではない。
    危険にも果敢に立ち向かう破天荒な菊地先生は、大人になっても変わらない。

    読みながら、いつ生徒側に立つんだろう。と思っていたが、結局、最後まで敵のまま行ってしまった。
    しかし、生徒達に残したものは非常に大きく、生徒にとってプラスになるものだった。

  • 2013-84
    英治の教師編。
    ぼくらは大人になっても変わらない。

  • 「ぼくらの」シリーズの続編。
    菊池君が先生になっちゃいました。
    やっぱ面白い。
    重いのが読みたい人には不向きかも?

  • 2007.01.21

  • 2002/07

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。1937年~45年まで愛知県で暮らす。日本大学芸術学部卒業。シナリオ製作、編集者などを経て、1979年作家デビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生を中心に圧倒的な人気を呼ぶ。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズ、「2A」シリーズ、「東京キャッツタウン」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。

「2023年 『ぼくらのオンライン戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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