遙都―渾沌出現 City Eternity (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (792ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198917500

作品紹介・あらすじ

未曾有の大地震と、人間を喰らう魑魅魍魎の出現で十万人を超える死者を出した京都大災厄。復興の兆しをみたものの、琵琶湖の湖底に発生した巨大ホタルが人々を襲い、京都上空には、太平洋を越えて飛来したテニヤン島が浮遊していた。大災厄に立ち向かい命を落とした地質調査技師の木梨香流は貴船神社の龍神により復活していたが、恋人の真行寺君之と共に時空の牢獄に幽閉されていた。そして更なる災厄が…。

感想・レビュー・書評

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  • 1999年3月徳間ノベルス刊。書き下ろし。炎都シリーズ3作目。2002年8月徳間文庫化。まだ爪跡を残す京都大災害跡で繰り広げられる妖魔、宇宙種族の戦いは、時空をも超えた様相を呈しはじめ、さすがの大風呂敷も限界に近い。荒唐無稽さもここに極まりというところです。次巻に進みます。

  • 面白すぎる超B級SFホラースペクタクル妖怪小説も今回で一区切りです。

    このあとは『宙都』というシリーズが始まりますが、自分は1巻を読んだところでやめました。

    『炎都』『禍都』『遥都』の三部作完結で良かったんじゃないかと思います。

  • 禍都の続き。珠星可愛いよ、ついでにせつないよ...続きが読みたいよ!

  • 都3作目。どんどんスケールが大きくなっていきます。

  • スケールがどんどん大きくなり、宙都へ続きます

  • 2005年3月9日読了

  • 都シリーズ3作目

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著者プロフィール

東京都生まれ。1995年に『RIKO─女神(ヴィーナス)の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞し、デビュー。以来、ミステリーをはじめ、あらゆるジャンルで精力的に作品を発表し続けている。著書に『ゆび』『ふたたびの虹』『竜の涙 ばんざい屋の夜』『観覧車』『貴船菊の白』(祥伝社文庫)『さまよえる古道具屋の物語』「お勝手のあん」シリーズ他多数。

「2023年 『ねこまち日々便り(下) ひとも来た編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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