自選短篇集 パロディ篇 日本以外全部沈没 (3) (徳間文庫)

  • 徳間書店 (2002年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198917654

みんなの感想まとめ

多様なパロディを通じて、独特な視点を提供する短篇集です。小倉百人一首や「日本沈没」を題材にした作品が並び、衝撃的な内容や鋭い風刺が際立っています。元ネタを知っていることで一層楽しめる反面、理解が難しい...

感想・レビュー・書評

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  • パロディ小説13篇。
    小倉百人一首や「日本沈没」のパロディ、ひたすら読者を罵倒するものなどなど、衝撃的な作品ばかり。
    好き嫌いが分かれそう。

    この作者の本は元ネタや元知識を知っているからこその面白みがあるため、分かりにくい所もちらほら。

    「こんな形の小説もあるのか!」と気付かせてもらっただけでも勉強になったかも。
    そしてこの著者はなかなかやっかいそうなイメージです。

  • 当時の各国の為政者たちのドタバタ、利権争いが面白かった。今ならいろいろと表現に物言い(女性の扱いなど)がつくかもしれないけれど当時、もしも本当にそうなったらという前提であれば一つ仮定できるリアルかなと思った。

  • 短編集。前半は常識的、後半は形容できぬ。筒井作品はほぼ読むのが初めてだが、パロディはさんざんに見てきたのでスンナリとは入れる。私小説家のネタが狭まる話は、ちょいと気をつけなければならないな と思った。狭い世界に暮らしてるんでね。

  • 歴史上の人物に明るくないと難しいかな。

  • 「裏小倉」「フルネルソン」とか凄過ぎ。まさに奇才。

  • 思ったよりずっとふざけていた話だった。激辛風刺でとても外国人のともだちには紹介できませぬ。パロディ元になった小松左京の「日本沈没」の前に読んでしまった。

  • 日本以外の国が、全て海の底に沈没してしまった。ニクソン、毛沢東、ローマ法王などなど、世界のVIPが大挙して日本に逃げ込んで大騒ぎに…。小松左京氏のベストセラーのパロディである表題作をはじめ、何が書いてあるのかまったくわからない「フル・ネルソン」、その体裁ゆえ今回が文庫初収録となる「デマ」、百人一首すべてをもじった「裏小倉」など、傑作パロディ小説を十三篇収録。抱腹絶倒必至。

  • 2008.5
    読もう読もうとおもいながらナカナカ読んだことのない
    筒井作品。
    後半にあった実際の会話集が洒脱で面白い。
    タモリとかでてきて古いのに新しいな

  • 「日本以外全部沈没」は、出てくる著名人、若い人にはさっぱりわからないんだろうな。百人一首のパロディは、元歌知ってる人には抱腹絶倒、知的なパロディ。

  • タイトル以上におもしろかったものは残念ながらありませんでした。しかもこのタイトル、原案は星新一だそうで。あ、でも「裏小倉」はちょっと笑えた。

  • 時代背景が、ちょっと古いので有名人でも誰が誰だか…
    でも、発想は面白く短編でなく長編でもいいのになーっと思った。でも、文章は読みづらいかも。

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著者プロフィール

筒井康隆……作家、俳優。1934(昭和9)年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2024年 『三丁目が戦争です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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