邪宗門の惨劇 (徳間文庫 よ 6-21)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198917883

感想・レビュー・書評

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  • 朝比奈耕作シリーズ

    同窓会の通知に誘われ洋館にやってきた朝比奈耕作。同窓会を通知してきた同級生・熊谷須磨子はすでに死んでいるという同級生の久本。在学中に転校したはずが卒業アルバムに載っている熊谷。洋館の中で出会った同級生・浜野由紀恵、島宏美。3人を閉じ込めた洋館。謎の女の声で監禁される3人。北原白秋の童謡「金魚」の合わせての事件。カーテンの影からあらわれた熊谷須磨子の遺体。第2の惨劇。彼らの担任だった筒井美知子をいじめていたクラスメートと母親。精神錯乱を装った熊谷。筒井美知子を襲った悲劇。

  • 2009/11/22
    基本的に嫌いな終わり方。
    でもこんだけかわいそうな犯人ならココの神様は優しかったと言えるのかも。
    ホントに久しぶりに朝比奈シリーズ読んだけど、化粧云々のくだりがなくなっていてホッとしました。
    カフェオレ色は健在だったけどね。

  • 朝比奈耕作シリーズです。名探偵の小説家が、何年ぶりにあう同級生の女性2人と時間差で閉じ込められ、殺人事件に巻き込まれる。犯人は誰か?その動機は?なぜ朝比奈が?ってな感じで展開がおもしろかった。吉村氏のホラー小説も加味され、人間の心理、恨みつらみは、げに怖きです。

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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