壮心の夢

  • 徳間書店 (2003年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198918309

みんなの感想まとめ

歴史の脇役たちに焦点を当てた短編集は、メジャーな武将に隠れがちな彼らの人生を鮮やかに描写しています。著者の巧みな筆致によって、14人の登場人物がそれぞれの物語を持ち寄り、歴史の裏側を豊かに表現。特に、...

感想・レビュー・書評

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  • 私の好きな作家の一人で久しぶりに作品を面白く読んだ。当時、これから更なる活躍というところで早逝したことは非常に残念だった。
    歴史の中心人物ではないけれど脇を固める要人として歴史に登場する、物語りの登場人物として名前は良く目にする、といったのを主人公にする作品が抜群であるという印象の著者で、この短編集を読んで、もしもっと生きていたら、この中から長編作品に繋げたものもあっただろうなぁなんてことも思いながら、感慨深い読後感だった。

  • メジャーな武将からマイナーな武将まで秀吉と関わりをもった14人の短編。この手の短編は主人公達より秀吉など個性のある人物に話しを持っていかれがちだがとてもバランスの良い作品。

  • 小説を書く際に調べものをすると
    想いのほか魅力ある人物がいた
    もの語りには絡まないが捨てられない
    そんな一冊です

  • 五千石から三十万石に大抜擢され、葛西大崎一揆によりまたたくまに転げおちた木村吉清を描いた「抜擢」、蒲生氏郷亡き後、主君毒殺の真相を探るジェノバ人家臣ロルテスが、やるせない思いを抱きつつ日本を離れるまでを描いた「花は散るもの」を再読。安部龍太郎「レオン氏郷」のあとにあわせて読むと味わい深い。しかし、20年ちかくまえに、火坂さん、よくぞここまでマイナーな人物を主人公に短編したてたなあと感心することしきり。

  • 秀吉周囲の人物にスポットをあてた短編集。
    夢に生きた男たちの人生。

    この、話の収録順が素晴らしかったです。
    前の話に出てきた人の関係者が次の話。
    特に、『桃源』(赤松弘通)→『おらんだ櫓』(亀井滋矩)
    逆じゃダメ。この順だから良かった。

    この本の中では、『老将』が一番好きです。
    少年は、老人に漢を見る。

  • あっさりした話&色恋話が多かったような。石田三成の「石鹸」、神谷宗湛の「盗っ人宗湛」、大坂夏の陣絡みの「天神の裔」が読み応えあり。

  • 秀吉周りの人の短編集です。有名な人からマイナーな人まで。男達の出会いと別れらしいです。男と女とという話も多いです。

  • 火坂もなかなかマニアックだな。たしかに三成は石鹸の歴史では文献上最初に登場してきた人だもんな。

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著者プロフィール

作家

「2017年 『左近(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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