世界の[宗教と戦争]講座

  • 徳間書店 (2003年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198919061

みんなの感想まとめ

宗教が歴史や文化、さらには現代の国際交流にどのように影響を与えているかを深く考察した内容が魅力の一冊です。特に、日本人にとって理解が難しい宗教について、わかりやすく解説されているため、読者は新たな視点...

感想・レビュー・書評

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  •  多くの日本人にとって苦手な宗教についてとてもわかり易く書いてあります。逆説の日本史を読んでいるだけでは分からない宗教絡みの出来事の背景にある考え方の理解に役立ちます。
     そもそも日本人は、自分がどういう宗教を信じているのか分かっていないのですが、キリスト教やイスラム教の信者も実のところ分かっていないのだ。
     

  • 20190904 読了
    ☆3.4で☆3つ評価

    覚書
    ①和の世界 ②ユダヤ教の世界 ③キリスト教の世界
    ④イスラム教の世界 ⑤仏教の世界 ⑥神道の世界
    ⑦儒教の世界

    ちょっと話が前後することもあったが、
    ざっくりとした宗教入門編という感じ。
    読まないより読んだ方がいいとは思うが、
    ヒンドゥー教の世界がなかった~

    メモ:「反日」日本人の正体 探すことw

  • とても読み応えのある本であった。宗教を今まで知ったかぶっていた。井沢氏の奥深い解説にはいつも唸らされる。

  • 筆者はテレビ畑。読みやすく説得力のある文章が特徴。中身は独自研究の部分も混じっていたりして、そのまま信用するのは無理がある部分が多いが、ある解釈にもとづいて宗教の違いを概観することができる。

  • 宗教とは、教育であり、伝統であり、人民操作の手段であり、説明できない物事の補間的な役割を担う教典であり、社会通念、マインドコントロールである。我々が生まれる前からそこに存在し、周囲に信ずる者がおり、そこから伝播し、与するためには、それが保有するルール(戒律)に従う必要がある。
    日本人は空気を読み、神道、禅宗と儒教の複合的な発展を遂げ、独自性を築いた。価値観に幅がある。イスラム教やキリスト教には、共通の価値観に解釈権は認めず、暗黙知がある。つまり、空気を読む必要がない。宗教を理解することで、歴史を学ぼうというのが本著の試み。しかし、宗教家とは理解し難い。やはり、全てがマインドコントロールに思えてしまうが…。

  • 著者個人の意見だから、大衆からしたら過激な発想の部分もある。
    しかし、本人も語弊があると前置きしているから、問題ないと思う。
    私、個人としては著者が言う語弊とは、『特定の先入観を持った人には、伝わらないのは承知している』という意味に感じた。

  • 読了。

    【購入本】
    世界の宗教と戦争講座 / 井沢元彦

    なるほどその1。

    日本人は揺るがない柱がない状態なので和を重んじる。和(環)で解決しようとするから曖昧になるってねぇ。
    和風の和ってそっちからの意味なんすかね。

    なるほどその2。

    世界の主要な各宗教の相違点。その宗教の揺るがない柱の部分で譲れない譲るわけにはいけないところで混ざり合わないんですよね。
    とくにキリストとユダヤとイスラムの関係は。
    井沢さんイスラエルの聖地の解決策を提示してましたけど、三方とも(厳密にはユダヤとイスラムの二方)譲らないと思うなぁ
    イスラムとイスラエル文字似てるのにね(オイ

    なるほどその3。

    仏教の宗派の違いは、別の本を買って積んであるけど、流はつかんだ気がする。
    日本はなにかとやっぱガラパゴスなんだなーと思いながら見てましたが。土着の文化と神道と仏教がまざりまざってるからなんでしょうね。
    島国ですし。
    私の場合は自身の死後は海にまいてくれとか家族葬にしてくれとか決めないことにしました。残った人の好きなようにしてくださいって感じですわ。
    葬式はするなを守って、なんらかの不幸がまわりに起こったら、それは供養と葬式ちゃんとしなかったからだ!からのカルト宗教INしましたという例があるらしいからね。

    なるほどその4。

    言霊や穢れの神道的要素が源流にあって、直接的な表現よりナチュラルにやわらげるようなニュアンスの言葉でごまかしつつ表現するのね。
    遺憾の意とかまさにそれのような気もしますねぇ。
    マスコミ新聞も主要な部分をやんわりと逸れるように誘導する表現とかするしねぇ。
    まぁ言葉遊びみたいなものかもしれないけど、一方ではアホかと思うわね。
    どちらかというとここまでくると宗教観というよりは日本人に根付いてしまった心理的なものなのでしょうねぇ

    なるほどその5。

    最後に儒教がらみ、まぁそうなんだろうね。中韓の考え方っていうのは、という感じはしますが、先祖信仰なんぞは日本にも定着してますね。
    お盆もいわば儒教と仏教混ざっちゃってます。

    どこぞの新聞なんぞは話し合えば解決できるといいますけど、日本国内の和の考え方であって、たぶん無理でしょうなぁ。
    一度歴史が一巡しないと解決しない気がしますよ。
    プッチ神父のメイドインヘブンが必要ですね。

    ということで大変勉強になりました。
    面白かったです。

    いろいろと難しいよね。

  • 世界の三大宗教、仏教、儒教についての基礎知識が学べます。無神論者についてもロシアを例に出して書かれてます。井沢観、井沢節徹底してます

  • あやが小説とエッセイ以外で自発的に読む本としては初めてじゃないでしょーか。

    何カ国か旅行に行って、この国の歴史とか文化とかを知っていたらもっと楽しいのになぁって思うことが何度もあって。
    その国の人と仲良くなりたいっていうのもあって。

    で、歴史とか文化とか勉強したくて、そのどっちにも大きく関わっているのが宗教だと思ったので、宗教から始めてみました。


    この本は、初心者のあやでもそれぞれの宗教についてとてもわかりやすく書いてあるし、歴史や文化にも触れているし、とてもいいと思います。
    しいて言えばヒンズー教についても書いて欲しかったかな。


    宗教オンチの日本人にとって、世界中のほとんどの人たちの価値観や生き方に宗教が影響しているなんて、どうしても思いつかない。

    でも、違う国の人のことを知りたいと思ったら、それじゃダメなんだね。
    まずは、宗教が大きく影響していることを知って、認めて、その宗教について知ろうとしなくちゃいけないんだなぁと思いました。

    基本的人権がキリスト教から生まれた考え方だったなんて本当にびっくりしました!
    こんな世界で、堂々とno religionていう日本人。日本てほんと特殊で面白い国だなぁ

  • ちょっと蛇足が多くて頭の中でまとまりが悪かった。

  • いくつかふーんというとこもあるけど、基本イマイチ。流し読み。まあ、感想レベルでモノを言うなよ。

  • この本を読めば、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教から日本人の和の思想、中韓の儒教まで、世界の宗教の基礎知識が身につけられる。世界を知るには、その背景となっている宗教を知ることが重要。

  • ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、儒教の違いと宗教戦争について、平易な文章で書かれた入門書。
    それぞれの宗教についてバラバラに学べる本はたくさんあるが、本書のように比較、相関関係を示した本はあまりない。
    著者の思想についても触れてはいるが、威圧的なところはなく客観的な方だと思う。

    私自身は現代の薄められた仏教・神道の影響を受けた平均的日本人だと思うが、そういった人間は世界的には珍しい。
    様々な信仰のある人とコミュニケートするための前提として、こういった本で最低限知っておくことは必要なことだろう。

  • 目からウロコ とは、この事だと思った。
    キリスト教・ユダヤ教・イスラム教・仏教・神道・儒教、             
    それぞれの世界と関係性について、初心者にも分かるようにかいてあります。

    本当に驚いた。こんなに考え方が違うなんて・・・
    宗教は政治に関係ないなんて妄想だったって事が分かった。
    日本人も気がつかないうちに宗教心に左右されてたんだなと思った。

    この本は日本中の人に読んでほしい。
    むしろ世界中の人に読んで欲しいと思った。
    著者の考え方は偏りがないように私のは思えるけど、実際はどうなんだろう。
    他の著者の本も読んでみたい。

    ***********************

    世界の平和や世界の民族との協調を考えるには、
    彼らの宗教がどのようなものなのか理解することが必要である。
    それは同時に、我々日本人の宗教を把握することでもある。
    宗教音痴といわれる日本人の精神基盤に光をあてた格好の入門書。

  • それぞれの宗教の大まかなイメージをつかむには読みやすく、わかりやすいのでいいと思う。

  • 書きぶりが割と過激?ですごく読みやすい。
    入門書としてはぴったりでした☆
    けど、この本を信じきってしまうもの危険なんだろうなぁとも思ったり。

  • 世界には様々な文化があり、その源として宗教がある。
    日本人にはあまり馴染みがないかもしれないが、海外では思った以上に生活の中での宗教の影響は強い。

    神様を信じるか、信じないか。また、どんな神を信じるのは個人の自由だと思う。
    しかしながら、いやだからこそ他の人たちがどんな宗教を持っているのかを知ることが大切なのではないか。

  • 各宗教の考え方のもとになっているもの/日本人の精神基盤とは

  • 仏教,ユダヤ教,キリスト教,イスラム教,儒教,神学について基礎部分を分かりやすく紹介している。特に混乱しがちなユダヤ教とキリスト教とイスラム教の違いを丁寧に記述してある。
    まずユダヤ教ができ,ユダヤ教にはメシア(救世主)に対する信仰があり,ユダヤ人は神様によって選ばれた人間なのでユダヤ人は救われるというもの(選民思想)でした。選ばれた人間なので,メシアが現れすくわれると言うことでした。そのメシア信仰に対して,イエスがこの世に生まれ,彼はメシアだという信仰が広がりました。ですが,ユダヤ人がメシアとして期待していたのは強い指導者で,ローマの植民地化したイスラエルを救ってくれるメシアでしたが,イエスが説くには,右の頬を打たれたら左の頬を出せとか,悔い改めよということで,これにユダヤ人は失望し,イエスはメシアではない,偽メシアだ,殺してしまえというようになったのです。
    一方,イエスこそ本当のメシアであり,神の子である。イエスは人類の全ての罪を背負って十字架の上で死んでくれたので,人間は助かったという考えが現れました。それがキリスト教で,イエスがキリスト(救世主)であると信じることでした。
    さらに次にムハンマドと言う人が神の声を聞いたと言うイスラム教がおこります。造物主であるアッラーの神の言うことを自分は正しく聞いた。これまでの聞き方は不十分であった。だから,ユダヤ教もキリスト教も系統的にはイスラム教と同じでも,自分達が完全なかたちとなったものであるというようになったのです。

  • 世界の主な宗教と対立が分かりやすい。こういう知識って大切やと思う。

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著者プロフィール

作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。『逆説の日本史』シリーズ(小学館)は、単行本・文庫本・コミック版で累計580万部突破の超ベスト&ロングセラーとなっている。 著書に『紫式部はなぜ主人公を源氏にしたのか』(PHP研究所)、『学校では教えてくれない日本史の授業』『「誤解」の日本史』(ともにPHP文庫)、『歴史・経済・文化の論点がわかる お金の日本史 完全版』(KADOKAWA)、『徳川15代の定説を覆す』(宝島社新書)など多数。

「2026年 『怨霊と鎮魂で読み解く日本芸能史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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