佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫 し 26-1)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198920005

感想・レビュー・書評

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  • お金が無くても、楽しく生きれる事を教えてくれる。
    良い方に考えることの大切さを味わえます。
    おばあちゃんが、逞しいです。
    皆様も是非!

  • 昔話題になった島田洋七さんのノンフィクション小説です。文字が大きく、テンポが良いので、頑張れば1日で読める本です。私は通勤時間に読んで3日程で読了。
    いやぁ、がばいばぁちゃんって地頭が良い、ユーモアがあって人情味がある人だったんだな、と思いました。そして、家族のことを思い出しました。
    本の中に、がばいばあちゃんの名言がいくつかでてきますが、私が印象に残ったのは、「本当の優しさとは、他人に気づかれずにやること」でした。この言葉を忘れない様にしたいです。

  • 読んだのは私が小学生くらいの頃。
    記憶しているなかで最も古い小説になるかもしれない。
    にも関わらず、記憶として鮮明にあるのはやはり名作としての資質がこの小説に備わっているからなのか。

    展開としてはギャグ路線が主。これは作者の専門がお笑いであることもあり、笑える場面はたくさんある。
    同じようなおばあちゃんを主役に据えた作品で「西の魔女が死んだ」を思い出したが、どちらもおばあちゃんの知恵袋がふんだんに盛り込まれており、心温まるお話であることは共通項であろう。

  • 島田洋七さんのおばあさんを書いた本。ベストセラーだ。このおばあちゃんは本当にすごい人だ。笑顔と知恵でどんな苦しい時代も生き抜いた骨のある人物。見習うべきことも多々ある。

  • 何年も前に話題になった本を、資料として初読。
    ばあちゃんの含蓄ある言葉の数々と、先生やお豆腐屋さん、水道やさんたちなど、
    あきひろを取りまく、大人たちのやさしさ。
    「いい時代だったんだな」というのが単純な感想。
    売れたのがわかります。

  • お風呂でさくっと。すいすい読ませる文。
    毎章、最後にオチがあるのがさすが芸人さん。

    ちょっとお説教っぽいけど、佐賀の田舎の生活がいいなぁというかんじがする。
    最後の一行、ばあちゃんのセリフが好き。

    文庫版のばあちゃんの名言集みたいなのは、せっかく物語だったのになぁという気も。

  • 何度読んでも、じんとする。
    私の中でのベストな1冊。

  • 当時読みそびれ、最近次男が図書室から借りてきて貰い読み。
    うわぁ!話題になる本てのは、それだけのパワーを持っているんだねぇ。
    軽~く読めちゃう割に、深~い。
    最後、久々に号泣しました。
    子どもにとって、母であることって、それだけで凄い事なんだなって、改めて身の引き締まる思いでした。

  • とにかく愛を感じた。作者が言う通り、お金がないから幸せになれないってのは違うと思わせてくれる。

    おばあちゃんの優しさや友達、先生、近所の人…とにかくみんなの優しさが響いた。本当の優しは気がつかない。

    特に運動会で先生がお弁当をくれる話は感動した!

  • つらいことがあっても、お金がなくっても、工夫と心意気さえあれば、こんなにも豊かに生きられる!あったかくって強いがばいばあちゃんは、皆に勇気を与えてくれます。こんなふうにどっしり生きたいなぁ。

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著者プロフィール

1950年広島県生まれ。小学校・中学校を佐賀県で過ごす。75年、洋八と漫才コンビ<B&B>を組み、NHK漫才コンテスト最優秀新人賞を受賞。漫才ブームを主役として活躍。『佐賀のがばいばあちゃん』シリーズは総計550万部を超える大ベストセラーとなった。

「2018年 『笑ってなんぼじゃ!下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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