うつくしい子ども (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 536
レビュー : 71
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198923891

作品紹介・あらすじ

学園都市を震撼させた9歳の女の子の猟奇殺人。犯人は、13歳の弟のカズシと判明。殺人現場に残されていたサイン"夜の王子"はカズシなのか?「本当のぼくは、どこにいる?」という弟の心を解明しようとする14歳の兄の闘い。感動のミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • ジャガは強い。中学生で、こんなに想像もつかない事件に巻き込まれて、冷静に自分の意志を強く持てる人はなかなかいないと思う。
    そんなジャガだから、長沢くんやはるきも味方になってくれたんだろうな。

  • ジャガが最後に署長の願いを聞き入れた場面は複雑でした。その葛藤を微細にしても良かったと…是非作者に聞いて見たいと思った。

  • 学園都市を震撼させた9歳の女の子の猟奇殺人。犯人は、13歳の弟のカズシ特別な判明。殺人現場に残されていたサイン 夜の王子 はカズシなのか?
    本当のぼくは、どこにる?
    という弟の心の解明をしようとする14歳の兄の闘い

  • 学園都市を震撼させた9歳の女の子の猟奇殺人。犯人は、13歳の弟のカズシと判明。殺人現場に残されていたサイン“夜の王子”はカズシなのか?「本当のぼくは、どこにいる?」という弟の心を解明しようとする14歳の兄の闘い。感動のミステリー。

  • 少年犯罪で捕まったカズシの兄目線の話。
    二次被害とか、マスコミとか、青春とか、閉鎖的な学校とか少しずつ詰め込まれていた。意外に後半は推理小説のようにもなり、面白かった。
    ジャガのように強く、善悪を自分で考える人間になりたい。
    少年が犯罪に向かう場面はこれに限らず、車輪が加速するみたいな諦めと正義と恐怖が混在していてとても切ない。

  • 未成年者による殺人事件が題材。
    主人公は犯人の兄。
    犯罪を犯してしまった者の家族の感情を取り上げているのが僕には新鮮でした。

    ただ途中から、
    かなり物語チック(完全なフィクション、エンターテイメントと言い換えれる)になるのでリアリティは薄れます。

    僕にはそっちの方が良かったので、
    読み易かったし単純にミステリーとして楽しめました。

    心に残った台詞は
    『愛とは相手を支配することだから』
    言葉だけ見ると有り得ないし気持ちが悪いけど、
    でも実際、僕から見るとそんな関係のカップルや夫婦、
    親子がたくさん居るから引っかかったんだと思う。
    (本人達がどう思ってるかは別の話。)

    とにかく、なかなか読み易く面白いミステリーだと思います。

  • 重かった。苦しい話の中で、ジャガの強さやしなやかさだけが救いだった。周りにいた友達も、先生や記者、父親、被害者の母親ですら、みんないい人だった。
    でも、それを超えてしまうくらい、夜の王子が真っ暗で苦しかった。

  • 怖い中学生のおはなし。

  • この手の本や、ドラマを観すぎてしまっているからだろうか、被害者や加害者家族の心境やすべてにおいて現実味が欠ける。ただの小説として読むのは面白いかも。

  • 途中からグイグイ引き込まれる。主人公の少年の精神力が強すぎたり、感情描写がさっぱりしすぎてる印象は拭えないけど、読んで良かったです。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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